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日本人のメンタリティーは縄文時代のママなのだろう

世界の頭脳が集まる国、去っていく国

アメリカはなぜ世界で圧倒的な優位を誇って来られたのか?それは単純だ。世界中から優秀な人材が集まる国だからだ。空港に降り立てば、名前すら読めない企業ロゴが並び、街を歩けば様々な言語が飛び交う。そんな多様な才能が集まり、シリコンバレーのようなテクノロジーの聖地が生まれたわけだ。

ちなみに、アメリカ人の平均収入は日本人の2倍だそうだ。2倍って聞くと「へぇ、そんなもんか」と思うかもしれないが、実際に暮らしてみるとその差はなかなか埋まらない。スタバのラテを毎日飲んでも余裕な人々がゴロゴロいる国と、週末の贅沢が回転寿司な国。この差はやっぱり大きい。

では日本はどうか?正直言って、トランプ以前のアメリカとは違う意味での鎖国状態に見える。日本の研究機関には、海外から優秀な人材がほとんど来ない。来るのは激安日本に釣られた観光客か、一部の発展途上国の交換留学生くらいだ。悲しいことに、日本人研究者ですら「まともに研究したいなら海外に行くしかない」と考える人が多い。

原因は何か?その答えはおそらく、日本の村社会にある。あの閉鎖的で古臭いルールに縛られ、若手がアイデアを出しても「前例がない」の一言で片付けられる。

貴方はアップルがアイホンを生み出す数年前に、同様の機器(スマホ)を日本の電機メーカー(その企業の3部門が既に持つ技術だった)の若手研究者が提案して・・上層部に「鼻で笑われ却下された」事実を知っているだろうか!これもその企業内のセクト(村)により邪魔された。

私もサラリーマン時代に同じ事を何度も経験している。そして数年後、数十年後に、他の大企業に私のアイデアそっくりの商品やサービスが発売された。

事例を上げれば山ほどこんなにもったいない事は日本中にあふれていて、悔しい思いをしている研究者や真に優秀な社員は山ほどいる。日本人の不思議なところだが上に行けば行くほど無能になる民族なのである。

アメリカなら大学院生がスタートアップを立ち上げ、世界を変える技術を開発することもあるが、日本では「まずは実績を積め」と言われ、せいぜいExcelのフォーマット修正や実験用のネズミの世話を任されるのがオチだ。

平均の罠

さて、データを読む時に気をつけなければならないのが「平均」に騙されないことだ。アメリカのトップ1割の人たちは、日本人の平均収入の20倍以上稼いでいるという。まさに桁違いだ。同じ日本人のトップ1割同士で比べても、日本人の10倍以上だ。トップ層が豪邸でパーティーを開いている間、日本のエリートは終電ギリギリまでサービス残業しているのが現実だ。

もちろん、アメリカだって格差社会だ。貧困層の厳しさもあるが、だからこそ上に行けば行くほど夢が広がる。日本の場合、全体的に収入が平坦で、7割の人が「生活が苦しい」と答えている。これってもはや国民的イベントのようなものだ。宝くじが当たるよりも、生活苦を嘆くほうが共感を得られるのだから。

世界中の頭脳を吸い寄せる磁力

アメリカのテック企業を見てみると、優秀な研究者の多くが外国出身だ。シリコンバレーのスタートアップ創業者の約半数が移民で、AIや先端研究分野では65%が海外出身。主要なAI論文の筆頭著者の7割も外国人だ。Googleのサンダー・ピチャイ、Microsoftのサティア・ナデラ、Nvidiaのジェンスン・ファン。名前からして「どこの国の人?」と思うかもしれないが、外国出身の彼らが引っ張るテック企業が世界を変えている。

一方で日本の研究室はどうだろうか。無能な先代教授にゴマすりで出世した教授が定年まで椅子に座り続け、若手は雑用係。新しいアイデアが出ても「それ、予算取れる?」の一言で終わり。優秀な人材は「こんなところにいたら研究が進まない」と海外へ飛び立っていく。

アメリカも揺れる

ただ、そんなアメリカも安泰ではない。反知性主義のトランプ氏が政権を握って理不尽に弾圧され、75%もの研究者が「海外移住を考えている」と答えた。反知性主義、つまり「難しいこと言うやつは信用ならん」とばかりに、学者や専門家が軽んじられる風潮が広がったからだ。

学者の意見より「俺の昔からの肌感覚が正しい」というノリで政策が進んでいく。ポピュリズムの怖さを見せつけられた瞬間だ!これが後3年と7カ月続く可能性が高い。しかし、それ前に逆噴射がトランプ支持層を破壊したり、アメリカのトリプル安で行き詰まる可能性も高い。

そして、日本もまた似たような流れを辿っている。学問や知識よりも、感情論が幅を利かせる社会。優秀な人材が流出する原因は、実はこんなところにもあるのかもしれない。

結局のところ、国が栄えるか衰退するかは、真に優秀なゼロから1を生み出せる稀有な人材が集まるか逃げ出すかの違いだ。シンプルだけど深い問題。アメリカの磁力が弱まれば、どこか新しい場所が頭脳を吸い寄せるかもしれない。(たぶん中国)

日本もその候補に…と言いたいところだが、まずは村社会のルールブックを一冊、燃やしてみるところから始めるのが良さそうだ。しかし、100%出来ないと断言できる、日本の村社会の暗黙かつ絶対のルールブックはイスラム教徒の聖典コーラン(破いたら死刑)と同じだからである。

日本で暮らす事を選んだ貴方は・・悪魔に魂を売らない限り、貧しさに耐えるスキルを獲得する事がとても大事である。ふー