小説の続編が・・・出るか?出ないか?・・・気になります。
小説 トヨトミの野望・逆襲・世襲と続く・・新作第4部の作品のタイトルは・”トヨトミの未来”になるのだろう。そんな小説をイメージして・・地球沸騰不可避の時代に私なりに下記の様にイメージして見た。
EVは本当に環境に良いのか?—トヨトミの視点と◆真実
某国の自動車業界の巨人、トヨトミの豊臣会長はカーボンニュートラルを達成するための道筋について一つの答えに固執しないスタンスを貫いている。「敵はCO2であり、手段は多様であるべきだ」という信念のもと、EV一辺倒には疑問を呈している。
いや、疑問というよりは“待った”をかけているのだろう。トヨトミはこれまでに2700万台ものハイブリッド車(HV)を売り、これがEV換算で900万台分のCO2削減効果に相当するらしい。しかし、ここにひとつの皮肉がある。
「EV換算で900万台分のCO2削減効果に相当」この言説の(論文の)第三者機関による査読はされていない可能性が高い。
AIに論文検索をさせたが、そのような論文は無く「HV3台分でBEV1台分の削減」と安直な確証バイアス故の発言かも知れない。とAIは答えて来た。
さらに、多くの研究機関でのライフサイクルアセスメント(LCA)研究によればBEVの選択がCo2を減らすための最有力であると云う多くの論文等の結論とも豊臣会長の主張は異なる。
まるで信じたいものダケを信じるトランプ氏と共通する独善性を感じてしまう。私は、5000年前のユダヤ教の教え、タルムードの下記の1節の教えを思い出す。
「リーダーや知識人、特に社会的な影響力のある人物の過ちが、個人の失敗とは比べものにならないほど巨大な害悪の影響をもたらす」
◆真実・もし豊臣会長が本当にカーボンニュートラルを達成したいと思うなら、テスラのように大規模なソーラー発電所や蓄電設備を作っても良いはずだ。だが、トヨトミの広大な工場の屋根にはソーラーパネルも工場空き地には蓄電設備も見当たらない。5兆円と云う莫大な利益がある企業が、なぜ太陽光発電に消極的なのか?答えを探そうとしても、屋根の上には鉄板以外に何も見えない。
さらに、内燃機関(ICE)車は排気ガスにPM2.5やNOxといった人体に有害な物質を含んでいる。これは体内炎症を増大させ、肺がんを含むさまざまな病気の原因になり得ることが、多くの研究で明らかにされている。
それでも、トヨトミは「マルチパッツゥンウェイ」(ICE車)(HEV)(PHEV)(BEV)(FCEV)(カーボンニュートラル燃料)の最適分配と称して、EVだけでなくICE等も残そうとしているが、現実は20年前と変化なくICE車とHVの2本足からマルチ化などは殆どされていない。
EVの万能性への疑問と◆真実
EVは確かに排気ガスを出さない。しかし、製造段階や充電に使う電力が火力発電に依存している場合、その環境負荷は馬鹿にならないというのが豊臣氏の主張だ。充電インフラの未整備も問題として挙げられるが、これは「鶏が先か卵が先か」的な話で、普及すれば自然と増えていくものだ。
◆真実・実際、欧州を中心に行われた多くの研究では、製造時のCO2排出量も含めてEVはICE車よりも環境に優しいことが証明されている。欧州のオリンピックで水素車(FCV)を公式車両にすると発表された際には、120人以上の研究者が環境負荷の高さに抗議したほどだ。
世界の流れとトヨトミの立ち位置
トヨトミは「bu〜Z」シリーズを展開しながらも、EVへのフルシフトは避けている。彼らの予測では、長期的に見ても完全なEV化は世界シェアの30%にとどまるらしい。しかし、その間に中国は新エネルギー車の普及を50%以上に引き上げているし、世界平均BEV普及率は17%となり、主要国の多くがBEV普及率16%のキャズムの谷を越えようとしている。BEV(バッテリー電気自動車)のコストもICE車を下回り始めている。当然構造がシンプルなBEVは維持費も約1/2以下と安い!
◆真実・すでに中国ではBEVはICE車より低価格で高性能で、10倍以上安全でスタイリッシュ、AI自動運転付きで維持費が1/2、時代は確実に動いている。中国の動きはその象徴だ。そしてその波はもはや止められない。安価で高耐久性が有り高性能なEVが世界中の市場を席巻する日は、すぐそこまで来ている。
雇用への影響と未来
EVへの急激なシフトが某国の自動車産業558万人の雇用に影響する、という懸念もある。確かに、複雑なICEエンジンを作る技術者たちは、そのままでは仕事が減ってしまうかもしれない。
◆真実・だが、時代はAI化は避けられない流れだ。自動運転技術の進歩により、AI-BEVの事故率は現在のICE車の1/10以下に抑えられている。交通安全を祈願してお寺をトヨトミ自前で建立し幹部全員でお参りする事よりAI-BEV化を進める方が遥かに安全への効果が上がる!
AI-自動運転がレベル3、4、5へと進化すれば、さらに大幅に安全になるだろう。そして、AIと最も相性が良いのは、シンプルな構造を持つBEVだ。個別のECUが50〜100個以上も有る複雑なICE車よりも制御しやすく、効率も良い。そして、まん万が一の衝突時にも構造が安全なのは重心が低く構造が堅固に作りやすいBEV(ECUは3個前後)である。
時代が求めるのは、もはや大気汚染爆増のエンジン音ではなく、静かな効率だ。
◆真実・「ハード」から「ソフト」へのシフトも確実だ。未来の自動車は、ハードウェアよりもソフトウェアの進化が価値を生む時代に入っている。多重下請け構造の従来モデルは、スピードが遅くコストが高く、これからの時代の流れに取り残される事は容易に想像が付く。
豊臣会長のメッセージ「マルチパッツゥンウェイ」と◆真実
「あらゆる選択肢を検討し、すべての方向に取り組むべき」という「マルチパッツゥンウェイ」言葉は、自社の怠慢による時代への対応の遅れをカバーするためのものなのだろうか。技術の進歩は年々加速している。昭和では10年がひと昔、平成では5年、令和では3年、2024年に1年がひと昔、そして2025年には半年がひと昔になりつつある。この超速の変化のスピードに、トヨトミは本当に追いつけるのだろうか。
「マルチパッツゥンウェイ」の未来が早ければ2年後、遅くとも3年後には明確になりそうである。