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ガラパゴス町の大人気のリーダー!借金も財産だ!と宣言

未来を考えるために必要な「第一原理思考」・・・”考える事が大好きな若者の涙”

その町には奇妙な風景が広がっていた。町のリーダーたちは皆、胸に誇らしげにSDGsのバッジを輝かせ、まるでそれだけで未来が約束されたかのように微笑んでいる。だが足元を見れば、借金の山がどっしりと根を張り、その影で多くの村人たちは、米が高騰し、物価が上がり、日々の生活苦にため息をついていた。

新しい年が来るたびに町長は自慢げに胸を張って言う。「今年も見事に借金が増えたぞ!我々は成長し続けている証拠だ!」と。村人たちは拍手喝采だ。なぜなら、誰も本気で返済するとは思っていない。「返さない借金はもはや財産だ」なんて言う者までいる始末だ。まるで沈みかけた船の上で「水が増えた分、泳ぎやすくなった!」と笑っているようなものだ。

リーダーたちは会議のたびにSDGsのバッジを輝かせ、「持続可能な未来のために!」と叫ぶ。しかし、若者の一人が尋ねた。「町長、これで本当に大丈夫なんですか?借金が増えるばかりで返せなかったら、未来はどうなるんですか?」

町長は笑顔で誇らしげに言った。「心配するな若者よ、未来のことは未来の人たちが考えるものだ。我々は今を楽しむのだ!子や孫のことなんて、彼らが大きくなってから考えればいいさ」

そして大きな大きな疑問が湧いてきた・・お給料の半部は税金等として差し出している、さらに、これほど莫大な借金をしてお金をばらまき続けても、何故に俺たち庶民の生活は、ドンドン、ドンドン、苦しくなり続けるのだろうか?と大きな疑問が湧いてきた。

若者は、老人ばかりになる事が確実な我が町の未来が不安になり、隣町へ視察に行くことにした。そこでは「第一原理思考」という考え方が根付いていた。物事を根本から考え、どうしたら持続可能な運営ができるかを常に意識している。例えば、無駄な借金をしない。お金の使い方は透明で、どこに何を使ったか住民全員が知っている。

「これが普通の運営だよ」と隣町の役人は言った。「未来を考えるなら、まず今の状態をしっかり理解しなきゃならない。透明性がなければ、誰が何をしているか分からないだろう?」

「しかし、貴方の街からは前にも何人も多くの視察者が来ているが、殆どの人が何も質問などしなくて、わが町の遊興施設で大宴会をして遊んで帰るダケだった。あなたが「第一原理思考」に興味を持ってくれた最初の人だよ」・・と話してくれた。

若者は自分の町に戻り、友人の多くに報告したが、殆どの友人は、「そんな小難しい事は気分が悪くなるから話さないでくれ」と嫌がられ若者は突き放された。リーダーならと町長に報告した。「隣町ではちゃんと借金も返済して、税金の使い道も透明です。うちも見習いませんか?」

町長は腹を抱えて笑った。「若者よ、それじゃ楽しみがないだろう?使い道がわかったら驚きがなくなる。どこに消えたか分からないからこそ、毎年スリルがあるんだ!」「ちょうどワシが飲み屋で思いつき始めた大国際博覧会をやっている!そこへ行って楽しめ!楽しめ!借金なんて出来なくなる迄するものだ!心配無用!ワッハッハッハ」

そして、心の中では「この小賢しい若者」と敵意を向けて、「第一原理思考」なんて始めたら、村社会のほんの1部のモノが街の無駄予算で美味しい汁を吸えなくなると・・この若者は迷惑な奴だと!町長は心の中でつぶやいた。

若者はため息をついた。未来を考えるには、この町も「第一原理思考」を取り入れるべきだと強く思った。そして静かに決意した。「自分だけでも、まずは正しく考え、正しく行動しよう」と。

しかし、孤軍奮闘!誰に話しかけても・・邪魔者扱いされ、嫌がられハートが折れそうになった。そして、疲れ果てた若者は、ふと、スヤスヤ眠る幼い我が子の寝顔を見たら・・申し訳なくて、申し訳なくて涙が、止めども無く流れ出て来た。

さて、あなたの町はどうだろう?