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数字の真の意味を知らないと未来は見えない!

クリティカルマスを過ぎると変化の加速度が増す事は歴史が証明している。今後20年のキーテクノロジー・・蓄電池・・この性能競争により産業の勝ち負けが決定される。

注:クリティカルマス(Critical Mass)とは、商品やサービスの普及が爆発的に跳ね上がる分岐点、もしくはその爆発的な普及に必要な市場普及率16%のこと⇒中国や欧州、北欧はすでに2022年に軽く超えた、世界のBEV化は2023年クリティカルマスを超える。

日本ではトヨタ自動車を始めトヨタグループやティア1の大企業が過去最高売り上げ、過去最高益と大はしゃぎであるが・・それは本質を知らないからである。つまり過去最高益とは円安(自動的に売り上げや利益は14%アップ)とBEV化への新規投資・研究開発費増大が遅れて2023年経費に経費算入されていないから出てくる数字である現実を無視してはダメ!テスラの利益率が下がっているのはFSD12拡販の為の車両拡販目的の値引きもそうだが世界中の高性能充電インフラ拡充やスパコンや鉱山等の新規投資をバンバンしているからである⇒種まきを必死にしていると云う事である。

日本の大企業が今の今、遅ればせながら大騒ぎをしている莫大な新規投資や研究開発費は今後の決算に下押し圧力がかかる事も間違いない事である。

そして日本で一番借金を積み上げている事実⇒日本第1位:トヨタ自動車(▲26兆4964億円)も3.8兆円の純利益を持ってしても今後のBEV投資でさらに増える事は間違いない。金利上昇局面不可避の近未来は膨大なリスクとなる。トヨタグループ全体では当連結会計年度末における財政状態は、資産合計は74兆3,031億円と、前連結会計年度末に比べて6兆6,144億円 (9.8%)の増加。 負債合計は▲45兆389億円と、前連結会計年度末に比べて▲4兆5,050億円 (11.1%)の増加

時代の激変によるキーテクノロジー、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池では、正極材として三元系正極材(NMC、ニッケル・マンガン・コバルトが主成分)と、リン酸鉄リチウム(LiFePO4またはLFP)電池が今は主流

LFPは、バッテリー寿命を低下させることなく100%まで充電できる。対照的に、高性能な充電密度の高いNMCバッテリーは、寿命を最大化するために80%までの充電に制限する必要がある。

リチウムイオンバッテリー(電池)にはリチウム、コバルト、ニッケル、グラファイトなど数種類のレアメタルが不可欠、そして配線用の銅も大量に必要になる。

EV1台に用いられる銅は、モーターやバッテリー、配線など80〜90キログラムで、エンジン車の4倍ほど。 さらにEV用の急速充電器も1台に8キロの銅を使う。 充電時間を短縮するために出力を上げると、1基あたりの使用量がさらに増えていく⇒銅の需要が2030年時点で銅鉱山から年2510万トン銅が供給される必要がある、しかし供給量が同1960万トンにとどまる、今後の銅不足も懸念される。

リチウムイオン電池は、正極にリチウム(元素記号:Li)をあらかじめ含ませた金属化合物、負極にはリチウムイオンの貯蔵ができる黒鉛を使用、黒鉛生産で、中国は圧倒的なシェアを握っているからだ。米地質調査所(USGS)によると、中国は黒鉛の世界生産の「65%」を占めている。特に車載電池向け負極材では、中国企業が「8割以上」のシェアを握っている。

レアメタルには、リチウム、ベリリウム、ホウ素、希土類、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、バラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマスの31種類がある。

米地質調査所(USGS)の推定によると、2022年のレアアース生産量で中国は世界の70%を占める、特にBEVの蓄電池に必要なレアーメタル、リチウム生産は 豪州、チリ、中国、アルゼンチンの4ヵ国に集中

資源の偏在と資源の絶対量の不足が・・今後の世界情勢を不安定にする可能性が大である。資源皆無の日本、資源や蓄電池の多くを他社に依存する日本企業はさて、どうなるのか???超心配である。

★何もなし、人も激減、日本国・・借金残る、若者過酷  先送りは福利で苦難が増える。