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(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正から危機を心配しながら正常化へ

日銀の異次元制作とやらが限界に来て、そろり、そろり、とYCCの収束に向かい始めた様である。今後確実に金利は上がる事は間違いない事であるが・・・日本人のファイナンシャルリテラシーが欠落して銀行や建築屋等々が儲けるダケ儲けを出す為の住宅ローンを顧客に選ばせた、負のツケの金利上昇時の不良債権化が心配でもある。

日銀は2023年7月28日の金融政策決定会合で長期金利の上限の0.5%を「めど」とし、1.0%を事実上の上限とする長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正に踏み切った。

長期金利は上昇基調となり、2023年7月31日の国内債券市場では一時0.605%と9年ぶりの高水準をつけた。大手行は長期金利の動向を踏まえ、9月以降に政策修正を反映した金利の引き上げを検討するとみられる。

短期金利に連動する変動型は7月の日銀の緩和修正の影響は受けない。しかし10年固定で0.4%程度、全期間固定で0.2〜0.3%程度上昇する可能性が高い⇒すでに全固定型などは4年程前と比較すると金利は1.5〜1.8倍程に高くなっている。

今後は日銀がいつ短期の政策金利を修正するかが焦点。現在のマイナス金利政策を解除したり、ゼロ金利を経てプラス圏に引き上げたりすれば、変動型の金利も上昇する可能性が高まる。

日本人はアメリカと真逆で住宅ローンを選ぶ人は全固定型が1割以下(アメリカ7割以上)ととても低い、個人の住宅ローン残高は22年3月末で211兆円と過去最高、しかも現在のローン選択者はとても経済的に弱い人間が無理して借りて居る傾向が強い。

「頭金ゼロ」と「1割くらい」の合計で48%。30代に限れば7割近くが「ゼロ」と「1割くらい」と自己資金がとても低い傾向が大。

今後、衰退国日本では物価高騰、金利高騰は避けては通れない!今迄ギリギリで変動金利のローンを組んだ圧倒的多くの日本の若者は塗炭の苦しみにあえぐ事になるのだろう。それは今後生成型AI等の爆上げ成長でホワイトカラーの仕事の約5割前後は無くなる可能性が高い、新たな時代に合うスキルを獲得して居る・・・真なる学び・・・に気付き努力している人は全く問題は無いが・・99%の若者は思考停止をしているので超過酷な人生となる。

金融リテラシー欠落の日本人が変動性のローンを組むなんて事はとてつもなく無謀で危険な事である事が数年以内に証明される事になる。

そして、原理原則無視の日本人、問題は発生した直後に有効な対策を素早く取る事が一番被害を最小限にする事が可能な唯一の方法である。しかし、日本人は上から下まで全部、先送りに次ぐ先送りが大好きであり、現実を正しく見る事さえ拒否する認知バイアスや、自分の我欲だけを正当化する確証バイアスに色濃く汚染されている民族である。

そしてまもなく限界が確実に到来する、その一つの予兆が上記の日銀のYCCの修正開始である。

★耐え抜くは、心身鍛え、準備する・・・嵐の前夜、覚悟決め待つ