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オールドエコノミーの自画自賛と妄信的な寝言

日本自動車工業会(自工会)がカーボンニュートラル、2023年活動方針を発表した。政府の2050年カーボンニュートラル宣言を受けてコメント⇒要約すると下記になる。

「まずは正しく理解しよう」
「敵は炭素であり、内燃機関ではない」
「CO2は、エネルギーを『つくる』『運ぶ』『使う』の全員で減らすもの」

日本には、軽自動車から二輪・大型まで、また、ハイブリッド車から電気自動車、水素まで、多様な選択肢が揃っております。だからこそ、この強みを活かした、日本らしい山の登り方がある。

「多様な選択肢」を追求することは、簡単ではない。泥臭い努力を続けてきた「強い現場」が、それを可能にする。

「自動車産業は日本の為に以下の様に頑張って来た」

1980年と足元の状況を比較しますと、売り上げは20兆円から60兆円、納税額と外貨獲得は、ともに8兆円から15兆円へ大幅に上昇。そして何よりも550万人の雇用を守り続けて来た。

   1880年   2000年    2020年
売上    21兆円   40兆円   約60兆円
納税    8兆円    15兆円   約15兆円・・・(明らかに利益効率が悪化。)
外貨獲得  8兆円    9兆円   約15兆円・・・(明らかに日本の空洞化が証明されている。)
雇用   データ無し  537万人   約550万人・・・(人が要らない産業化をしている。)

鉄道、航空、エネルギー、情報通信、旅行、金融・決済サービスまで含めたモビリティ関連産業で850万人の雇用⇒競争力を磨き、GX(グリーン・トランスフォーメーション)・DX(デジタル・トランスフォーメーション)投資によって社会課題を解決し、新しい価値を創造して1000万人の雇用創出

2050年に向けて「日本の未来のために、自動車産業に働かせてほしい」スタートアップも含めた「オールインダストリー」で「モビリティの未来」と「オールジャパンの力」を示す。

過去30年で日本は衰退した、今後20−30年(の時間軸)で、競争力を失った日本の存在感を高めるために自動車産業も力になりたい。

2023年は多くの仲間と一緒に、そして官民で心ひとつになって「日本らしい山の登り方」、「日本の底力」を世界に示す年

***************以上***************

この発表を聞いて・・・私はこの人たちメチャメチャずれていると心底心配になった。

もう・・・登るべき山は、その山では無く”別の山”に世界は移行してしまって居る事に気づいていない愚、しかもその山登りさえ超非効率で利益が出しにくい無駄すぎる山登りをやっている。

ディスラプションが世界では目の前で起きていて、仲間と力を合わせての努力など意味が無い。たった1人のエリートを見出しそのエリートのクリエイティブな造像性(無から有を生み出す力)を伸ばすしか勝てる道は無い。

2001年=100とした保有全体のCO2排出量「軽自動車も含めた低燃費技術開発、世界に先んじた電動車ラインナップ拡大・普及努力により、過去20年でCO2を▲23%と大幅に削減。世界をリード」と称しては居るが・・製造時のCO2の増加の事には一言も触れていない。

ちなみにアメリカ+9%、ドイツ+3%、オランダ+3%、フランス▲1%、イギリス▲9%との事

目的と手段の取り違えも甚だしい・・・地球環境保全が目的の温暖化防止⇒MaaSの事など一行も無い。モービルの稼働率を上げる事が不可欠なのに、その事にはこれまた一行も触れては居ない。

伸びるニューテクノロジーの分野に対する投資も・・それほどの熱意が感じられない。もう内燃機関なんて伸びる余地が1mmも無いオールドテクノロジーである。120年間も探求し続ければ成熟する事など当たり前の事である。

解りやすく言えば、原発1基分も電力を食うスーパーコンピューターに固執して、次世代の量子コンピューターに見向きもしない事と同じことである。

量子コンピューターの速度は従来のコンピューターの実に約1億倍。

従来のコンピューターにおいて、処理速度の高速化はやがて限界がくると言われていました。その限界を超え、従来のコンピューターでは成し得ないレベルの計算、例えば数えきれないほどのパターン(新薬開発のために行われる膨大な数の素材の組み合わせ、複数のチェックポイントを経由する交通ルートなど)から、最適なパターンを一つ見つけ出すといった計算を瞬時に行えるようにするのが量子コンピューターです。

これによりビッグデータの解析技術やAIの能力向上が見込め、新薬の開発スピードを飛躍的に上げたり、交通システムを改善したりといった活用。

また量子コンピューターは電力消費が極めて小さいというメリット。量子コンピューターの「D-Wave」は、冷却装置によりごく低温で動作し、消費電力は冷却装置も含めて25kW 以下、スパコンの1/506

方やオールドテクノロジーのスーパーコンピュータ「京」の消費電力は、12.65989MW。 一般家庭での平均消費電力を400Wとすると、「京」の消費電力は約30,000世帯分に相当、量子コンピューターの506倍

もう日本の自動車は昔の馬車なのである。馬車の性能を幾ら高めてもそれは限界が見えている。いい加減に夢や妄想の確証バイアスから覚めなければみるみる衰退する事は間違いない事、こんな簡単な事すらボンボン氏は理解不能

ボンボンの、認知のゆがみ、罪深し・・・550万、引き連れ爆死    人間は考える葦である。ふー