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「バカの壁」⇒「自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断

「バカの壁」⇒「自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在する」⇒まさにあらゆるバカが陥る「確証バイアス」や「正常性バイアス」そのもの。

注:あらゆるバカ⇒真のアホー、ダニングクルーガー(”無知の知”が理解不能な常識的賢者)効果の効いたバカ、利口バカ、学歴バカ、肩書バカ、忖度バカ、茶坊主バカ、ボンボンバカ、大企業俺様バカ

注:ダニングクルーガー効果とは、能力の低い人が「実際の評価と自己評価を正しく認識できずに、誤った認識で自身を過大評価してしまう」こと⇒日本人は教育が間違っているから高学歴者でもこのダニングクルーガー効果となる⇒実例⇒高学歴者ほど私の建築学、住居学、住育学等々の学びを拒絶する事が多い

高学歴者⇒建築や不動産等の専門家では無い⇒しかし、超零細不動産屋のおやじとバカにしてかかる⇒まさに、ぶ厚いバカの壁が壮大に立っている。

オールドエコノミーとニューエコノミーの間にもバカの壁が高くそびえたっている⇒クルマ産業と半導体産業の間にも、巨大なバカの壁が存在

Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の「CASE」と呼ばれる100年に一度の大変革期を迎えているクルマ産業においては、半導体のバカの壁を越えられなかったクルマメーカーは例外なく淘汰される⇒多くの心有る識者が断言をしている。

完全自動運転車は半導体の塊になる、世界の半導体のリーディングカンパニーTMSC、その2021年度通期売上高は前年度比18.5%増の1兆5,874億NTドル( 1ニュー台湾ドル → 4.5865円)7.28兆円

TMSCの製造半導体のプロセス別(数値が小さい程桁違いに高性能)売上高構成比率は、5nmが23%、7nmが27%、16nmが13%、28nmが11%、40/45nmが8%、65nmが5%、90nmが2%。0.11/0.13μmが3%、0.15/0.18μmが6%、0.25μm以上が2%

今のオールド自動車産業は安くて性能のチープな低スペックの半導体を使って居る⇒今まではそれでもよかった。

当然、高性能なナノ数が小さいものが高付加価値⇒TMSCは高性能な高付加価値半導体に注力

TMSCの顧客の1位はiPhone用アップル(25.4%)、2位はAMD(9.2%)、3位はMediaTek(8.2%)、4位Broadcom(8.1%)、5位Qualcomm(7.6%)、6位Intel(7.2%)、7位NVIDIA(5.8%)

「テスラがTSMCに最先端4nm/5nmの半導体を大量発注した」⇒TSMCがテスラ向けに最先端の生産キャパシティを使うことを意味⇒既存大口顧客を除外して顧客順位いきなり7位(アップル以外は同等の3位グループ)⇒クルマメーカーとしては初。

TSMCの売上高の25.4%のアップルは、TSMCの最先端プロセスの80〜90%を独占。2位のAMD、3位のMediaTek、5位のQualcomm、7位のNVIDIAなどは、TSMCの最先端の4nm/5nmで生産してほしいと思っているのに、アップルが独占しているため、その希望が叶えられていないという厳しい実態。

テスラより遥かに長く、そして上位の顧客、AMD、MediaTek、Qualcomm、NVIDIAなどを押しのけて、テスラがTSMCの最先端プロセスのキャパシティを分捕った。

TSMCにおける売上高では、クルマメーカーとしてはテスラがぶっちぎりとなる。2020年のTSMCの売上高約5兆円の1位のアップルが約25%(1.3兆円)⇒2021年はTMSC売上は7.28兆円

TMSCの売り上げ中、車載半導体は全ての合計でたった4%(2000億円)⇒4%の中に100社以上のクルマメーカーがひしめき合っている(トヨタ自動車もそのゴマ粒のような1社に過ぎない)。生産台数から割り出せばトヨタの世界シェアは2021年1045万台、四輪車世界生産台数は8,015万台、トヨタの世界シェアは13.0%となる。

これから類推すればトヨタのTMSCへの半導体依存度は2000億円×13%=260億円、TMSCの総売上高が7.28兆円だから・・TMSC売上のトヨタの顧客割合はたったの0.3%と云う事になる。

テスラは今後売上高シェア5%強の3位グループに入る。テスラは、TSMCの最先端の4nm/5nmでAI半導体を量産させ、それを使って完全自動運転車を大量生産する。となると、TSMCの売上高の4%(100社合計で)に埋もれている既存のクルマメーカーは、テスラにまったく歯が立たない。

簡単に言えばトヨタは汎用品の低性能な半導体のTMSCに対するシェアが0.3%、テスラは最先端高性能半導体のシェアが5%超⇒その差は半導体数量で16.6倍、性能差で5〜10倍、トータルでは80〜166倍の差となる。

TSMCの最先端プロセスで生産されたAI半導体については、テスラ以外のクルマメーカーが手に入れることは困難⇒TMSCの今後の増産分は全部テスラが独り占め???

テスラに対抗できるのはアップルだけ⇒毎年2.3億個もiPhone用の最先端プロセッサをTSMCに生産委託しているアップル⇒アップルカーなら高性能半導体をTMSCから入手可能。アップルカーのAI機能を動かすために、iPhoneやiPad、Macと同じくアップル独自開発のカスタムプロセッサが搭載されるという。このチップはMac向け最上位チップの4個分に相当

アップルは2014年に、自動運転EVの開発を行う「プロジェクト・タイタン」自動運転EV「アップルカー」を何時、どこが生産するかが話題。iPhoneと同様にアップルが設計して、ホンハイが生産するかも?と言われていたが昨今のIT関連企業の大リストラなのか?アップル内部の方針の衝突なのか?アップルカー計画は大後退した様だ⇒出来ても2026年自動運転レベル3〜4程度になるとの事

完全自動運転車レベル5は相当の困難、当面自動運転レベル3又は4の覇権争いは、テスラやアメリカ、中国の新興企業の争いに絞られた⇒両者は、どちらもTSMCの最先端キャパシティを確保。爆速で伸びているテスラは2030年には2022年の8倍の売り上げを見込む⇒予定通り行けばTMSCのシェアナンバーワンはテスラとなる。テスラとアップルこのどちらが勝利するのか、今は分からない。

しかし少なくとも、トヨタ自動車のように半導体のバカの壁を超えられないクルマメーカーは、完全自動運転車の競争の土俵にすら上がることができない。

原理原則・・・が理解出来ない利口バカ・・・タルムードの教えがここでもドンズバリである。学びの項の一説に下記の言葉が有る。

▼「知者が間違うときは、恐ろしいほど根本的に間違う!」▼

環境時代は不可避、これは全ての人が異論が無いだろう。環境時代⇒世界はBEV化に舵を100%切った。

BEVを造る基本のキ、1,バッテリーの性能と量の確保、2,CASE、MaaSに伴うAIに不可避の高性能半導体、3,AIの高性能化(ソフト性能)ビークルの価値はソフト性能が決める 4,構造のシンプル化(軽量化)

こんな簡単な原理原則が・・日本の大企業には全く理解出来ないほどの恐ろしい程の低能、低脳である。基本のキの原材料が無ければ何も製造などできない事すら理解不能⇒その誤思考の原因⇒下請けに命じれば何でも金で揃うと思う上から目線の腐りきった精神である。

小説、トヨトミの野望に在る・・・モーターの巻き線技術(ブッチギリの高性能)を縁もゆかりもない中小企業からかすめ取った・・事に通じる。

TMSCの会長が述べたように・・・今迄下請けと見下していて電話の1本も寄こさなかった自動車会社の幹部が半導体不足となると、やたらなれなれしく近づいてきた!!・・・との証言もある。私もこの感覚を大企業や銀行から味わった経験が何度も有る。

日本人は・・ド性悪・・で有る事の証明の様な話である。ふー

★バカの壁、超すに越されぬ、ド性悪・・・一人の人の、価値ぞ尊し   

日本人は集団となり、その集団がでかくなればなるほどド性悪の慇懃無礼となる様なDNAを持つ!

まさに昭和の中期から言われ続けている・・・エコノミックアニマル・・・と云う事だろう。

注: (economic animal) 経済上の利潤追求を第一義として活動する人間を侮蔑的にいう。高度成長期の日本人に対して欧米人が呼んだ語⇒それは今も変わらない・・・金、金、金、金、金・・我欲まみれの日本人の本性だろう。