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世界の債務残高は330兆ドル(約5京円)⇒たった数年で2倍⇒ベアーとブル

年末から2023年にかけて世界は大変動、リセッション不可避の状態が色濃くなりつつあります。

インフレで世界的に金利が急騰(国債価格が暴落)し、懸念が浮上。企業の信用格付けは、その国の政府の格付けを上回ることができない「ソブリンシーリング(国債天井)」という問題。国際金融協会(IIF)発表⇒世界の債務残高は330兆ドル(約5京円)。今後、世界のバランスシートのリスク。

減税と国債増発計画を宣言し登場したトラス英前首相が、国債の格下げ、歯止めの掛からない物価の上昇、信用収縮、年金危機といったトリプル安の大混乱でたったの45日で沈没。

次期政権スナク氏への交代。だが首相が変わっただけで中身が好転した訳では無い。金融界出身の大富豪のスナク氏が財政規律を語っても国民不満が増大の懸念、欧米や世界全体の景気後退が迫り国民が困窮すればポピュリズム政党や右翼政党が力を持ち、政治の財政要求が増大。

債務不履行(デフォルト)リスクに備えて取引されるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場。英国やドイツの5年物国債の保証料率(スプレッド)が9月下旬から10月上旬にかけて約9年ぶり、米国債は約6年ぶりの高水準に暴騰。

「世界中で公的債務の国内総生産(GDP)比率が上がる⇒借金比率の増大、格付けの高い英国が上昇したのは良くない兆候」⇒「銀行や保険会社の自己資本比率規制のなかで経済協力開発機構(OECD)加盟国のソブリンをリスクフリーとして扱ういまの枠組みは維持困難」

つまり、これからは国債の格付けが良くても簡単に国債は投げ売りされる可能性が有る時代へ向かう。

財政赤字が物価水準を押し上げる財政インフレが高格付け債を直撃。2071年満期のポンド建て英国債(利率1.625%)の価格は年初から一時70%減。20年発行のオーストリアのユーロ建て100年物国債(利率0.85%)も半値。格付けはダブルA以上だが、下落率は主要株価指数(英国は5%、オーストリアは25%)よりはるかに大。

財政不安で長期国債が売られれば、それを大量に保有する金融機関の株式や社債を手放そうと考える投資家は増える。さらに国債が格下げされれば、銀行や企業にも格下げ圧力が強まり、ドル調達が難しくなる。

年金など投資家の痛手は拡大、9月の金利急騰で英年金基金はバランスシートは縮小、香港の公的年金「強制退職年金基金(MPF)」は年初来の累積損失が1人当たり5万6500香港ドル(約105万円)

中国では3期目入りを決めた習近平(シー・ジンピン)総書記の社会主義路線強化を警戒し、CDSスプレッドが10月24日に1.3%と16年2月以来の高騰。

注:クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは、発行体の信用リスクを 対象とするデリバティブの一種。債権を移転することなく、信用リスクのみを移転させることに特徴、発行体のデフォルト(債務 不履行)に対する「保険」

注2:CDSの買い手は売り手にプレミアム(保険料)を支払い、投資先企業が破綻した場合に、当該企業の社債等の元本金額(+利息)相当分を保証。 このプレミアムの料率をCDSスプレッドといい、保証先の企業や国の財務内容や業績等の好悪材料により価格が上下

CDSは中国を筆頭に韓国やタイ、フィリピン、マレーシアといったアジア諸国は9月ごろから急速に上昇。ドル独歩高の呪縛に加え、いずれの国も過去数年で財政収支が大幅に悪化した共通点。

米国では来年、政府債務の上限問題を巡り議会が折り合えず米国債が格下げとなった11年の再来を懸念が増大⇒予算が通らない⇒政府機能がマヒ

今後の日本のリスクは「円安によるインフレ圧力で日銀が超金融緩和策の撤回に追い込まれ、日銀のバランスシートが悪化し、信認が低下し、金利上昇と円安のスパイラルが起きること」その時のシュミレーションが金融界では始まっているとの事。

「ソブリンの強さの根源は人口の多さ。中銀と政府の信認が一体化しても問題ないと考える場合には懸念有り⇒まさに日本の今⇒アホノミクスの爆弾」今後、国債、さらに株式の大選別時代が来る事は間違いない。

世の中が大きく動く時の大リスクに備えてコンティンジェンシープランの作成を貴方にもぜひよろしくお願いします。基本のキはリスク分散、価値の下がらない現物資産への置き換え!!!

大熊の、仁王立ちなる、恐ろしさ・・・一撃くらう、命消え失せ   ベアー時代の到来

注:ブルとは強気、ベアとは弱気を意味するマーケット用語。 ブルとは雄牛のことであるが、角が上に向かっている姿から上昇を表し、ベアは熊のことであるが、前足を振り下ろす姿などから下落を表す言葉として使われる