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日本の大企業哲学(ピンハネビジネスモデル)の限界が来た

最近日本の高級官僚OBの書いた「国土が日本人の謎を解く」を徹底的に読み込んだ!面白い視点や面白いデーターや歴史解説が有ったが・・・でも所詮は生涯高級官僚⇒最後の分析に問題有(間違って居た⇒原理原則違反)⇒日本の間違った教育の勝ち組エリート思考⇒日本人美化論に結実していた。

過去30年の日本の衰退は優秀な日本人に合わない欧米のシステムを盲目にマネし過ぎて日本人の本来の優秀さを発揮出来なくなってしまったから⇒日本は衰退をしているとの結論である。

日本人とポリネシア人だけは他の民族と脳構造が違う事と同じように日本人は超特殊な民族である⇒故に世界で超特殊な唯一無二の思考をする⇒と云う所までは間違いない⇒その先の・・・論考が???である。

活字中毒の私はあらゆるセクションの論文のメタ解析が大得意である、私にカテゴリーの壁は無い故にこの書籍の問題点が発見できるのであろう。

時間が欲しい私はトイレに書籍を持ち込む事も多々あるが・・読み始めると自分がパンツを下ろしてトイレをして居る事さえ忘れて1時間以上もパンツを下ろしたまま読み込んでしまう事も多々ある。集中すると時間が完全にぶっ飛ぶ・・約束時間に遅れない様に奥殿に私の時間管理秘書をしてもらっている。

人は不思議です、全く正しいデーター分析をしていても・・・人は同じデーターで真逆の行動を取る、脳の深層心理に埋め込まれた体験や教育や立場や感性(勝ち組感性)の違いで・・真逆な結論(まさに無謬の罠)になる。

コロナ禍でジャブジャブマネーにさらに輪をかけて政府保証のジャブジャブMAXを日本のアホ政府はやりまくりました。「2021年、2022年の企業倒産、57年ぶり低水準」企業倒産率がバブル崩壊やリーマンを下回り「歴史的に低かった」

コロナ禍の裏側のチャンスを見れば正しい日本経済の為のトリアージのチャンス(健全な新陳代謝)を全く使わず真逆の事をやりまくった。

トリアージのチャンス⇒生産性の低い企業の労働から労働者を生産性の高い企業に移転させる大チャンス

本来淘汰されるべき「ゾンビ企業」⇒「老化細胞」⇒「ガン化細胞」が増殖した⇒ゾンビ企業が存在する限り「過当競争」は終わらず、生産性は下がり続け産業の健全な発展には真逆の作用。

とにかく日本には・・原理原則・・を大切にすると云う思考回路は上から下まで全部の人に無い

1. 固定金利で借り入れる⇒リスクヘッジ価格を金利(変動)に上乗せ
2. 変動金利で借り入れる⇒銀行に取ってはノーリスクの商品

2番の変動金利借入が可能な人は将来のリスクが取れる人のみの商品である⇒こんな簡単過ぎる原理原則を日本人の95%は無視していて平気な民族(リスクリテラシーの欠落した)である。

インフレ期(お金の価値が下がりモノの価値が上がる)にはお金の価値が減少するので「返済しなければならない借入金の『実質的価値』も減る。総返済額が変わらず、借り入れで手に入れたモノやサービスの将来価格(価値)は逆に増加

個人の場合は『変動金利』で住宅ローンを組んだ人はインフレで『ローン破綻』の可能性も増大」企業の場合には、全固定商品は無く長くても10年固定、「短期」変動金利が9割以上。

猛烈なスピードで進行するインフレによって、急速に金利が上昇した場合、コロナ禍でジャブジャブMAX融資を受けた金額の多い企業は危険。

ロシアの暴挙やジャブジャブマネーの限界から終息、引き締め、世界経済のブロック化、環境時代の産業のゲームチェンジ等々の大きな時代の変節点に・・・

今人気の多くのベンチャー企業、IT・インターネット企業は結局、ジャブジャブマネーの行きつく先となって居て今後『真の姿』⇒売られて株価が下がったからと言って、チャンスとばかり購入するのは大変危険

日本人ほど時代の変化に鈍感な民族は居ない!!!まさに・・ゆでガエル・・あらゆる変化に対して鈍感なゆでガエル状態である。

例えば日本車の圧倒するタイで約9割のシェアを占める日系メーカーはEV対応で後手

原価高にも関わらず上海汽車はタイで販売しているEV4車種の一斉値下げ。

上海汽車ステーションワゴン型の「MG EP」   約76万バーツ(約274万円)
長城汽車もEV全3車種、最低価格を・・・・・  約83万バーツ(約299万円)
トヨタ自動車ガソリン車「カローラアルティス」 約88万バーツ(約317万円)
日系大手のEVでは最安の日産自動車「リーフ」  約150万バーツ(約540万円)
トヨタ自動車のBEV「bZ4X」はリーフの1.5倍程度(750〜850万円)の値段になるのだろう。

今や中国製のBEVは日本製よりスタイリッシュで性能が良くて価格が1/2なのだから勝負有ですね

トヨタ車以外の日本の自動車メーカーのブランド的価値はもはや世界では霧散をしています。トヨタ自動車(安くて壊れないダケ)のブランド価値の寿命も・・残念ながら後1〜2年で終わると思います⇒真の努力を放棄して下請けにコストカットを命じるだけの企業哲学(ピンハネビジネスモデル)の限界が来たと云う事なのでしょう。

それはなぜか???日本の労働者のお給料は27前からたったの4%しか上昇をして居ません、アメリカは同期間に250%と高く伸びています。同様に他の先進国も150〜200%と伸びて居るのです。つまり日本の経営者の絶対的能力はアメリカの1/62しか無く他の先進国の1/38〜1/50しか無いと云う・・・厳然たる事実です。

時代に遅れない、世界に遅れない・・それは経営者のノルマであり義務であるのです。それが1/62でも全く問題にされない日本人のメンタリティーこそ大問題であり、原理原則違反の信賞必罰が機能不全である・・愚かすぎる国民の証明でもあります。

これを是正する大チャンスが・・・コロナ禍・・・であった訳です。ふー

日本の場合大企業が工場を海外進出させたとしても日本のサプライヤ―のティア1〜2を引き連れて行き現地の住民(賃金のド安い)を労働者として教育して原価低減をしています。

しかし、この移転先の低開発国の賃金も物価も凄い勢いで伸びて居るのです。ビジネスモデルに全く進化が無い日本企業ではこの賃金上昇はコストとして製品価格に上乗せするしか他に方法が無いのです。世界の伸びている企業はビジネスモデルのディスラプションをしているのに日本は変化無し、これでは国際競争力なんてすぐに限界点を迎えてしまうのです。それが上記の価格差となりタイで如実に表れて居るのです。

日暮れ時、線香花火、輝きて・・・突如落ちたる、漆黒の闇