狂気の連鎖・・・その先は・・・???
ニューヨークダウ優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、取引時間中の史上最高値を更新・・・コロナ禍にも関わらクレイジー相場である。
テスラ時価総額
646,538,123千ドル(76兆8151億94百万円)トヨタ自動車の約2.9倍・・
PER、910.24倍 PBR、29.10倍・・投資家はテスラの未来をトヨタの76倍評価をしている事になる。
トヨタ自動車時価総額
26兆5216億44百万円
PER、11.96倍 PBR、1.04倍
イーロンマスクが”クレイジー”を連呼して居る、それは自分の会社の異常な株高に対してである。社長自らが自分の会社の価値に何度も、何度も、”高すぎる”疑問を投げかけているのである。
テスラ社の時価総額は、トヨタ、GMなど世界の自動車大手6社の合計よりはるかに大きくなっているが、生産台数を見ればトヨタ1社の21分の1程度、大手6社の106分の1以下程度(テスラ49万台/5217万台6社合計)
これをバブルと言わずに何と云うのだろう???
確かにテスラの車には先見性が有る、しかし、突出した技術でも無く他が真似できない技術では無い。しかも顧客満足度も残念ながらあまり高くない(ハード的品質イマイチ)テスラは自動運転と云うけれど実質自動運転レベル2と3の中間に留まる。
世界中のリーマン救済の名の元金融緩和と云うお金のバラマキが始まって早10年超加速度が付いて8年、中央銀行のカネと年金資金が湯水のごとくつぎ込まれ、それに乗じて儲けようとする海外ヘッジファンドが吊り上げているのが実態で、いつ暴落しても不思議でも何でもない「令和のバブル相場」
特に金のつぎ込み方が最悪なのは日本である。オールドエコノミーやオワコンにジャブジャブの新芽が殆どでない・・・砂漠の中のバケツの水・・・そんな使い方しか出来ていない。
今は世界のトップ100企業の中に日本の企業は今やたった2社である。我らがトヨタ商店ですら50位を出たり入ったりしているレベルである。1989年にはトップ100の企業の半数以上は日本の企業であった。どこまで衰退すれば気が済むのか?という無反省
生涯をバブル研究に費やした経済学者、ジョン・ケネス・ガルブレイスは、「バブルがいつ弾けるのかを正確に予測することは誰にもできない。ただし、すべてのバブルは必ず崩壊する」と結論。それほどにバブル崩壊を予測することは難しいのだが、何もヒントがないわけではない。知的レベルの高い経済アナリストは、「遠くない時期に崩壊する」と分析
人類はこれまでに100回近く大きなバブルを経験しています。17世紀のオランダで起きたのが最初とされますが、すべてのメカニズムは共通
実体とかけ離れた資産価格
いつバブルが崩壊するか?正確に予測することは非常に難しい、ヒントになる指標はロバート・シラーという経済学者が考案した「シラーPER」という指標
注:PERの計算式は「株価÷1株当たり純利益」ですが、シラーPERの計算式は「株価÷インフレ調整済みの過去10年間の1株当たり純利益の平均値」
直近のシラーPER値は24.27、過去52週最大値では25.57・・コロナ禍の経済活動停滞で激上がりをしている様です。
シラーPER値が「25倍」前後を「一定期間」超え続けるとバブルは崩壊不可避。ITバブルの時は79か月で崩壊、リーマンショックを招いた金融バブルでは52か月で崩壊。現在のバブルは、実は今年2月ですでに81か月継続。「もう膨らみは近年最長・最大?」
コロナワクチンで感染防止が進めば、日本以外の各国中央銀行は想定より早く金融引き締めに打って出る可能性大。機関投資家などが引き締めを意識された時に、今回のバブルは崩壊可能性第⇒プロが逃げ出す⇒素人が被害。
バブル崩壊の不動の仕組みである。
逃げ出せない日本の日銀やGPIFは大損失の可能性有り⇒老後の不安の増大⇒消費の減退
注意すべき変化はアメリカの長期金利の上昇。短期金利は中央銀行がコントロール可能だが、長期金利は市場で決定。2%に行くと黄信号、3%だと赤信号(今は1.3%に上昇)。リスク資産の株式市場⇒安全な国債などに資金移動⇒プロの逃げ足は確実⇒落ち始めた時のスピードは激速。
今回のバブルは地域的なバブルでも一つの産業のバブルでもない、全世界的な全産業に及ぶ過去最大級のバブルである。それが弾けたら回復までの期間は今までの数倍かかる可能性さえあり得る。
そして日本の不幸はこのバブル崩壊に合わせてコロナ禍停滞(-4.8%)は勿論の事、バカリンピッ苦後の経済停滞(推定-5.0%)と超大型大地震遭遇停滞+産業の空洞化停滞・・・色々な負の部分が全部重なりそうなイヤな予感がしています。
日本の大地震の復興は景気には良い作用と思われますが、資金の目途が立たない恐れも有ります。IMFはMAX90兆円程度の貸付余力しか有りません、国際発行も引き受け手が無ければ・・・金利の大暴騰⇒ハイパーインフレの恐れさえ出てきます。
過去の1988〜1990年の日本のバブル崩壊は(-6.9%)の停滞、リーマンショック(-5.7)の停滞
リーマンは中国が60〜70超円の短期需要をけん引してくれましたが・・今の今世界中がボロボロで中国も日本に次ぐボロボロ、アメリカもそれほど体力が無くなり、ユーロ圏も同様に余力が有りません。コロナ禍は世界中が痛んじゃったのです。
私も1988〜1990年のバブル崩壊の波には上手く乗り切りましたが・・・今回のバブルは・・・逃げ出したくても逃げ出す方法はたった1つしか思い当たりません。ふー
死にモノ狂いで学び抜いている私でも無傷と云う訳には行かない様です。ふー