« yonasutaji- | メイン | 勉強会参加! »

そんなちっちゃな所で大丈夫?

昨日のお客様がお友達(大手ハウスメーカー建築済み)より言われた言葉です。

”そんなちっちゃな所で大丈夫???”

確かに私自身も町に有る昔ながらの八百屋さんに大根は買いに来ませんね(笑)町の八百屋さんそのものがもう絶滅危惧種?かも知れません。でもお百姓が自家用に特別に創る大根は馬鹿旨、何処でも買えない絶品の味がするのですね・・・・・(笑)

色々な産業の発展過程やシステム化の歴史を見渡したとき・・・新たに出来た新しい産業は全部が中小企業から始まるケースが殆どです。もちろん、大手企業が戦略的に新規ビジネスに参入するケースも有りますが最初は細々です。

あの今は大大手のハウスメーカーも25年前は・・・鉄の箱を売ってるディーラーの課長がいきなりお前やれと会社から命令され私達建設業界の右も左も・・・イロハさえ解らないまま悪戦苦闘して私にヘルプを求めてきた過去が有ります。製品そのモノも問題だらけでメインテナンスの社員の定着率がド悪くて(お客様よりの叱咤が精神的に保たない)何時も1年も続かなくてハツカネズミの様に堂々巡りをしているそんな会社でした。

つまり住宅部門への転勤命令=左遷

外食産業も昔はちっちゃな食堂や洋食屋さんしか無かったのが・・・突如・・・ファミリーレストランが37年前に外国から現れて・・・ファミリーレストラン=デートスポット=リッチマンが食事をする所

しかし、今やファミリーレストランの形態を維持しているところは減りに減り・・・「アンナミラーズ」は最後の1店舗になってしまいました。ファミレスの形態をドンドン進化させてディスカウントレストランに業態を変化させたガスト、ジョイフル、サイゼリアなどは生きのこっりをかけて必至に頑張って居るようですが・・・右下がりが止まらなくあえいでいる様にも見えます。

外食産業は専門店化を進めたところのみ生き残っている様です。この専門店化した今や大企業のレストランチェーンの社長を知って居ますが・・・彼が云うには・・・

車がモデルチェンジするように外食もモデルチェンジしないとダメだと・・・チェンジサイクルは最長でも15年と言っていました。ここでもスクラップ&ビルドです。産業として多くの利益を生み出す一つのキーワードがこのスクラップ&ビルド・・・ですね(涙・・・、住宅も30年サイクルのスクラップ&ビルドが産業としては一番利益が出ますから・・・この業界の共通の利益として30年サイクルが現在でも繰り返されています。もちろん、長期優良住宅との掛け声はあちこちから聞こえて来ますが・・・一番大事な本質、構造や構造材料に付いては長期優良住宅だからと云ってディスカウント住宅と同じ材料を使うことが可能なままとなっているのが本質です。

私達の建設、住宅業界は大企業も中小零細企業も・・・基本的には殆ど同じプロセスで商品生産をしています。大企業は基本的に二つに企業形態に分かれます。

1,かける幾つ企業・・・一つの店舗のレベルは低級でも店舗が1000店舗以上も有れば売上数千億円の大企業です。あるいはフランチャイズ化をしてスケールメリットのみを求め内容はそれほどでもない大企業

2,70点企業・・・・・・とにかく本社機能で儲かる商品開発をして各支店機能は営業のみ・・・後は下請け丸投げ、孫請け施行・・・・長良川の鵜飼い型の鵜匠型大企業、とにかく70点が一番儲かるのです、そして70点を大手ブランド化戦略で90点と感じさせる販売方法が一般的です。ある日突然、実際に施行する孫請け企業に内容は殆ど変えずにいきなり有無を云わさず2割カットを通告出来る企業・・・

ノーと言う選択肢の無い実際の末端施行者集団・・・多くの涙の実話を知って居ます。まぁ〜簡単に言えばアメリカと日本の様な関係でしょうかね?

とにかく一般的に建設業、住宅産業の大手は元請け、下請け、孫請け、ひい孫受けの多重構造になっているのが普通です。この多重構造が大企業の本質なんですね・・・

その証拠は・・・ファミレスのウエイトレスにレシピや栄養バランスの事を聞いてもちんぷんかんぷんの答えしか返ってこないように・・・住宅展示場で家創りの本質の質問、専門的質問をしてもちんぷんかんぷんの答えしか返ってこないハズです。

弊社のセミナーで勉強した後に住宅展示場に行かれたお客様の共通の感想が・・・

担当者のレベルが低すぎて”タルイ”と云うご感想を多く耳にします。

T自動車だって大型組み立て工場と研究所(開発部門)が有るだけで・・・後は全部外注ですからね・・・これが本質です。

つまり、外見は美しく洗練されている様に見えても本質はあんまりたいした事無い・・・建設業、住宅産業等は産業としての進化度合いが低い産業で有り、外食産業では今は誰も行かない過去に一世を風靡したファミレスが大手住宅企業の本質なんですね・・・

今、住宅産業育成の目的の下に大手の傘下中小零細は法律的に組み込んで消費者保護の美名の元にお役人が管理しやすくする色々な戦略が実行されつつ有ります。つまり、大工さんや零細企業では難解な事務手続きや山盛りの書類作りで能力的に元請けが出来ない時代に向かいつつ有ります。

つまり私達の産業は・・・

大手で有れ、中小であれ・・・零細であれ・・・”その会社の能力で大丈夫?”と云う質問が本質を突いた質問なんです。

個人で細々と1年に1棟しか施行しない大工さんより、遙かに劣る何千棟も施行している大企業だって有ります。ブランド力ナンバーワンの大手ハウスメーカーにだって・・・大丈夫?と疑問が付く下請けはゴマンと居ます。

これら大小に係わらずリスクをヘッジするには・・・”建て主”が最低限判断可能な正しい建築知識、住居学を身につけるしか方法が無いのです。

弊社の本質は”研究所”なんです。決して大手に劣らない研究スタッフが必至に日夜研究をしています。そして研究所に直属の匠集団が施主と設計士の魂がこもった設計図をかかわる全員がハートを込めて住まれる方の人生を感じながら形に具現化して行きます。

弊社の希望はご縁が有る方が本当にオンリーワンの安らぎの空間を見つけ出すまでトコトン丁寧に、丁寧に時間をかけて・・・お施主様の知識を育てる事無く良い家など出来るハズが有りません。

とにかく弊社は手間暇がかかり死ぬほど頭を使う事をお客様に求めます。そして最後の最後に十分な知識を得た上でお客様ご自身で判断する(契約するか?大手等の他者にするか?)事が可能で有る企業なのです。

こんな手間暇がかかりB/Cの悪い事は・・・お一人、お一人の家創りを生きる慶びと感じる道楽者の社長の居る”ちっちゃな会社”でしか許されないビジネスモデルなのです。