日本の技術的岐路・・・時代遅れのビジネスモデル
日本の技術的岐路
人間の歴史を俯瞰して「蟻の眼とミサゴの眼」でみると・・”失敗に新しい初めての失敗”・・と云うものは殆ど無いと云われている。過去の失敗と同じ失敗を繰り返し続けるのが人間と云う生き物の歴史である。
AI時代は3カ月ひと昔のスピードに爆速で変化する様になり、「蟻の眼とミサゴの眼」だけでは正しい時代を見極めるには不足となり、「蟻の眼とミサゴの眼」+「宇宙船からの眼と月からの眼」も必要となりつつある。
「宇宙船の眼」からは地球全体の環境の変化を見極め、「月からの眼」では衛星の最適配置や宇宙のエネルギーの効率化や太陽等から降り注ぐ宇宙線の影響を見極める必要となる。
さて、この不変で普遍の真実を頭に於いて、第一原理思考で下記の文章を理解して欲しいと思います。さぁ〜どうなるか?
◆トヨトミの全個体電池開発の発表と実用化時期の変遷と後ろ倒しの経緯が下記である。
@ 2017年頃: まだ大雑把に「2020年代前半」をにおわせるような発表。
A 2021年: 実証レベルまで到達したが、実用化時期は不明確。
B 2023年: 初めて「2027〜28年」と具体的な発売年レンジを提示。
C 2024〜2025年: 生産・設備計画を明らかにしつつ、実用化年は維持されるものの、初期の“2025〜26年”案が公式からは姿を消し、「27〜28年」へと時期が明確に後ろ倒しされている形です。
「2020年代前半→2025頃→2027〜28年」という形で、当初期待された時期から年々遅れてきた。仮にトヨトミが2027〜28年に全個体電池を開発出来たとしても、コスト高や歩留まりの悪化の問題等は、多くの解決出来ない可能性として現在でも論じれれている様ですね!現実的なトヨトミの全個体電池の普及期は2030年代中ごろと見られている。これでは3カ月ひと昔の急速に進化するAI時代には時の利益を失う可能性が高い。
全個体電池実現の先送りも水素自動車の全く売れない問題も・・第一原理思考的には、一番最初の根っこの問題の未解決が重く横たわって居る様だ!
正しい時系列の情報を取る為には、今の今!世界の競争環境を理解するための各国の文化の違いを理解する必要が有ります。特に中国と日本の文化の違いは要注意です。
A;日本は不確定要素が有ったとしても・・とにかく先に発表してアドバルーンを上げ、出来なければ冒頭の全個体電池の様に後ろ倒しを平気で出来る文化
B:中国では、「発表=発売」・・でなければ嘘を言ったとしてバッシングされる文化が有ります。自動車価格もフルオプションが当然の標準仕様で無ければ・・これまた”騙した”としてバッシングされ後付けオプションは嫌う文化が有ります。
トヨトミが全個体電池の開発でモタモタしている間にテスラや中国のCATLやBYDでは従来のりチューウムイオン蓄電池の性能をトヨトミが目指している全個体電池性能レベルにまで高める事に成功している!さらに、材料激安のナトリュームイオン電池の開発にも成功した。
◆テスラのドライ電極の新型の高性能の4680バッテリーの性能は、エネルギー密度、300 Wh/kg 以上(生成プロセス改善見込み)・充電時間は半減の約 15 分程度(10→80% 予想)・充電サイクル寿命は2000回(推定100万q寿命・コストは従来の4680より2割減
テスラのドライ電極の新型の高性能の4680バッテリーは発表から実際の量産までの年数はテスラの様な垂直統合型で従来メーカーより3倍以上流れるスピードの速い企業でも約5年もかかって居ます。
ドライ電極の新型の4680バッテリー発表(Battery Day 2020) → 実質的な量産開始(乾式電極の生産体制構築)⇒ 約 5 年(2020 → 2025/2026)
◆CATL の戦略は、液系の高性能強化(例:麒麟電池 350Wh/kg クラス/システム高速化) や 超急速充電性能(5分で500km 例など)を既に発売済み。耐久性は非常に高く充電回数は(3,000+サイクル)
◆BYDのNMC系(高エネルギー密度)セルレベルで 250〜300 Wh/kg級も発売しているが、Blade Batteryの強みを強調する戦略を取って居る。
安全性⇒釘刺し試験でも発火しない(業界トップクラス)
寿命 3,000〜5,000サイクル、走行距離換算で 100万km級
コストが非常に安い!パックで 70〜90ドル/kWh(推定) 自社内で設計・製造・車両統合まで完結。タクシー・商用車・一般車まで大量投入可能で「最も社会に広がる性能」「社会を塗り替える性能」を優先している。
◆さらに、伸びしろの莫大なAI開発でも日本のメーカーは全く、その土俵にも立てずに外注依存、トヨトミのブンブン研究所が作成した、2025年5月より新型 RAVVU4に導入されたSDV化を高度化するとの事だが・・その性能は現在全く評価されては居ないし、現時点では、その先を行く自社製の自動運転ソフト(レベル3以上)の導入及び量産年次の公式発表は出ていません。進化予定も未発表状態。
方やテスラのAI開発は2026年、【シンギュラリティ―に到達する】とイーロンマスクはツイートした。エマージェントアビリティー(爆発的進化点)を超える72億マイルを超えるリアル走行ビッグデーター、2026年8月には100億マイルを超える!それをトレーニングする10万基にも及ぶ大規模トレーニングセンターが稼働して・・今後AIは”自律的にその性能向上”を爆速で始める領域に達した様だ!・・もう天才的なAI技術者、人間も不要になる勢いに到達した様だ!
同様に兄弟会社xAI社もAGI開発にドでかいAIトレーニングセンターを持ち、さらなる同等の新規AIトレーニングセンターを3.2兆円を投資し増設して2カ所体制にしてAGI開発を1年以内を目標として爆速で進める!
超高性能半導体もテスラや中国ニューエコノミーメーカーなどは自社で設計をして自社で製造をして実用化して、大量生産をサムスンやCATLでさせる様である。エヌビディア依存の脱却も近い様だ!
TSMCやサムスンでは半導体も2ナノ製品が製造開始された。さらに高性能な1.4ナノ品製造も開発中で数年後に実用化予定である。半導体ハードも日本企業以外では爆速で進む!
AI-BEVのハード性能やAI-ヒューマノイドの頭脳開発も日本以外では爆速に進む、そして2026年より実用化が顕著に開始され、急速に普及するだろう。その時、日本ダケが取り残される可能性が高い!さぁ〜どうする日本人!
日本以外では新しい技術や技術的問題点のブレイクスルーニュースが多発しています。
◆AI-BEVやAI-ヒューマノイドのハード性能を決める蓄電池技術も凄い勢いで進化中である。その1つの技術にブレイクスルーが起きた。それは以下の韓国科学技術院(KAIST)の”無負極電池”である。
韓国科学技術院(KAIST)「15ナノメートルの差が、国を沈める ― 無負極電池と日本社会の静かな敗北」
無負極リチウム金属電池とは、実に正直な技術だと思います。負極を捨て、余計な材料を削ぎ落とし、初回充電でリチウムをその場で金属として析出させる。構造は驚くほど合理的で、理論上はエネルギー密度を30〜50%も高められる。
軽く、小さく、工程も減り、コストも下がる。EVにとっては、まさに「これ以上ないほど素直な進化」です。ただし、この技術は最初からこう言っていました。「界面を甘く見るなら、私は一歩も動かない」と。
従来、無負極電池が実用にならなかった理由は単純でした。銅の上に、いきなりリチウムを析出させる。
その“最初の一歩”が不安定すぎたのです。電解液は分解し、SEIはムラだらけ、デンドライトは暴れ放題。結果、数十〜百サイクルで寿命終了。性能は高いが、現場では使えない。まるで「志は高いが根回しをしない改革案」のようでした。
多くの研究は、ここで電解液をいじりました。複雑にし、添加剤を増やし、処方を秘伝のタレのように濃くする。その結果、コストは上がり、温度依存性は増し、量産性は遠のく。問題の本質には触れないまま、「工夫している感」だけが積み上がっていきました。……どこか、日本の産業政策にも似ています。
韓国KAISTの研究は、ここで視点を変えました。「問題は液体ではない。最初に触れる“界面”だ」。銅集電体の表面に、厚さわずか15ナノメートルの高分子膜を置く。髪の毛の1万分の1以下の薄さですが、ここで世界が変わります。電解液は暴れず、無機系で安定したSEIが形成され、リチウムは静かに、均一に析出する。
つまりこれは、「リチウムが荒れる前に、ちゃんとした受け皿を用意した」ただそれだけの話です。しかし、この“それだけ”が、これまでできなかった。
この成果により、無負極電池は「夢物語」から「工程設計次第で届く技術」へと格上げされました。2020年代後半、小型用途から始まり、2030年前後には高級EVへ。少なくとも技術的には、もう逃げ道はありません。
さて、第一原理思考的大問題が有ります。日本企業は従来の系列と云う多重下請け型の古いビジネスモデルを温存してチマチマカイゼンとやらを積み重ねて、AI投資も極少で安定優先で世界と戦おうとしています。しかし、世界のテスラは中国系のニューエコノミーメーカーは、全く新しい垂直統合型のビジネスモデルと価値観と、サンクコストなどガンガン切り捨て、AI開発や技術的ブレイクスルーに全リソースを注いで生き残りをかけてスピード命の超速で進化しています。
最先端製造へ進化のテスラ、中国のBYD、ファーウェー、シャオミ。彼らは電池、AI、半導体、製造プロセスを一体で自社で設計します。アンボックスドプロセスで工場そのものを再定義し、第一原理思考で原点回帰して「まず工程を疑う」ことから始める。
一方、日本の自動車産業はどうでしょう。電池は電池屋、多重分散、多階層下請け、AIは外注、製造は現場の頑張り。問題が起きると、「今回は例外」「次期モデルで対応」。「チマチマカイゼン」を金貨極上の様に崇めて、「カンバン方式」と云う!メーカーしか徳をしないタイムリーな小口配送を下請けに強要し、下請けとしては非効率な配送を押し付けをして、本質は先送りされ、責任は分散され、誰もが真面目に働きながら、誰も進化や変化の決断しない。
無負極電池の失敗史と、日本社会の構造はよく似ています。最初の界面――つまり、制度設計、責任構造、意思決定の入り口――そこを曖昧にしたまま、「現場がなんとかするだろう」と期待する。
でも、物理は忖度しません。リチウムは空気を読みません。そして市場もまた、優しさでは動かない。15ナノメートルの膜を張る勇気があるか。不都合な本質に、正面から触れる覚悟があるか。それができない社会では、無負極電池だけでなく、産業そのものが短寿命になります。
問題先送りに慣れ、「今すぐ困っていない」ことを理由に改革を避ける。それは安定ではなく、静かな劣化です。
無負極リチウム金属電池は、こう問いかけている気がします。「最初の一歩を、ちゃんと設計していますか?」もし答えが曖昧なら、この国の“寿命曲線”も、すでに傾き始めているのかもしれませんね。
まぁ〜イーロンマスクも今後5〜10年で自動車(クルマ屋)の時代は終わると断言してます。
さぁ〜〜〜何を信じるかは個人、個人の自由ですが・・原理原則で思考すればすぐに判る事ですよ!
さぁ〜〜〜どうなるか各社の趨勢が明確に判断出来る3年後を見てみましょうね!
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上記ブログの要約を動画にしてみました・・貴方にも是非見てもらいたいと思います。この動画は、限定公開と成って居ますが・・貴方が判断して、世の常識に洗脳されていない、確証バイアスに陥って居ない知的な人には教えて上げてくださいね!
以下そのサイトです。
https://youtu.be/hTkgkHFMls4