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「EVオワコン説」は甘い鎮痛剤か?仕掛けた人間は誰?

「EVオワコン説」という甘い罠:私たちが直視すべき「移動する知能」への革命的転換

1. イントロダクション:心地よい「停滞」の正体

ネットやメディアに溢れる「EV(電気自動車)は失敗だった」「やはりエンジン車が正解だ」という言説。こうしたニュースに触れ、心のどこかで「変わらなくていいんだ」と安堵しているのなら、それは思考が末期的な停滞に陥っている究極のレッドフラッグだ。

私たちが「EVオワコン」という言葉に飛びつくのは、それが変化を拒む自分を肯定してくれるからに他ならない。しかし、その「安心感」の正体は、巧妙に仕組まれた情報の罠と、茹で上がるのを待つカエルの微睡(まどろ)みだ。今、私たちの目の前で起きているのは、単なる「動力源の置き換え」ではない。産業の前提を根底から覆す「移動する知能」への革命的転換である。

2. その「EVオワコン」の声、実は0.23%が仕掛けた「拡散ビジネス」だ

ネット空間を埋め尽くす「EV否定論」。その実態を解剖すると、驚くべき歪みが露呈する。

調査によれば、これらの投稿の約半数は、わずか0.23%という極めて限定的な少数派によって意図的に生成されている。さらに、SNSユーザーの59%が内容を精査せず、刺激的なタイトルだけで情報を拡散しているという現実がある。これはもはや世論ではなく、報酬を支払って「オワコン」動画を量産させる「拡散ビジネス」の産物なのだ。

なぜ、これほど偏った情報が浸透するのか。それは、変化を恐れる層にとって、これらの情報が自らを正当化するための「中毒性の高いモルヒネ」として機能するからだ。

「現状維持を正当化する甘美な鎮痛剤」

欧米メーカーの赤字を「EVの敗北」と都合よく解釈し、「自分たちは間違っていなかった」という安堵感を得る。その一時の快楽のために、私たちは未来を予測する眼を自ら潰しているのである。

3. AIは「アナログで反応が鈍い」エンジンを待ってくれない

電動化が不可欠な理由は、環境保護などという情緒的な話ではない。「AIによる制御」という物理的要請だ。

ミリ秒単位で瞬時に判断を下すAIにとって、燃料を燃やして物理的な爆発を繰り返すエンジンは、あまりに「アナログで反応が鈍い」デバイスに過ぎない。AIが高度な演算処理を行っても、エンジンの物理的な仕組みそのものがボトルネックとなり、知能のスピードに追いつけないのだ。

対してEVは、電気信号に対して即座に反応するモーター駆動を特徴とする。AIの「脳」が下した命令を遅延なく実行できる唯一のインフラが、電動車なのだ。E2EのAI自動運転を最も安全に最も効率よく運用できるのはBEVしかないのです。第一原理思考から考えれば、これ以外の答えは有りません。

これをデジカメ時代の到来における「フィルム」に例えれば理解が早いだろう。デジタルデータが瞬時に処理される時代に、どれほど「フィルムの巻き心地」や「現像の味」を説いても、それはメタデータを扱えず、顔認証もできない旧時代の遺物でしかない。「知能」を載せるためのハードウェアとして、エンジンは物理的に失格なのだ。

4. 「大電力」というAIロボットの主食

次世代モビリティの本質は、もはや車ではない。それは「移動するAIロボット」である。

AIが膨大なデータをリアルタイムで処理し、高度な自律走行を実現するには、凄まじい大電力が必要となる。しかし、従来のエンジン車に搭載されている発電機(オルタネーター)では、この「AIの脳」が求める膨大な消費電力を満たすことは物理的に不可能だ。

生き残るための戦略は一つしかない。自らを「自動車メーカー」から、データを価値に変えるアルゴリズムに命を懸ける「AI・ロボット企業」へと脱皮させることだ。勝者にとって電動化は目的ではなく、AIという知能を稼働させるための不可欠な「電源」に過ぎないのである。

5. 「茹でガエル」の日本と、プライドを捨てた欧米の巨人たち

日本国内では、一部の企業の過去最高益を盾に「EVシフトの失敗」を確信する思考停止が蔓延している。しかし、その利益の多く、推定7割がシェア15%に過ぎない日本国内市場に依存しているという歪な構造、いわば「EVオワコン」を信じるEV嫌いの「日本人からしか儲けられない」という現実から目を背けてはならない。

うがった見方をすれば「EVオワコン」を仕掛けたのは誰だろう???「EVオワコン」が拡散する事で誰が一番の利益を上げられるだろう!!!と考えると仕掛けたやからの悪知恵が日本の未来を破壊する事になる。

対照的なのは、欧米の巨人たちの狡猾なリアリズムだ。フォードなどの巨頭は、表向きは「ガソリン車も継続する」と顧客を安心させつつ、水面下ではプライドを捨ててシャオミ(小米)や吉利汽車(ジーリー)といった中国メーカーに「技術を教えてくれ」と頭を下げている。 ボルボのアメリカ工場で中国メーカーの激安・高性能なBEVを製造する計画を立てるなど、彼らは生き残るためのチケットを必死に買いに走っている。

一方、日本に蔓延するのは「前例がない」「時期尚早」という「悪慣(あくな)れ」した先送り文化だ。保身のために変化を無視し、決定を先送りする不誠実さこそが、最大の悪意である。

「茹でガエルとして致命的なポイントを超えて絶命する」

過去の成功体験という名の「腐った果実」を分け合っている間に、若く優秀な才能は絶望して去り、産業全体が取り返しのつかないポイントを超えようとしている。

6. 結論:思考の更新を止めた者から、歴史の濁流に飲み込まれる

100年前、馬車から自動車への転換期。「ガソリンスタンドがない」「故障が多い」と自動車を嘲笑した人々は、わずか20年後には歴史の表舞台から完全に消え去った。

現代の「EV否定論」も、おそらく同じ結末をたどる。短期的な政策の揺り戻しや、特定のニュースに安堵して思考を止めることは、沈みゆく船の上で「まだデッキの椅子は濡れていない」と主張するようなものだ。

技術は私たちの感情を待たず、市場は私たちの感傷を評価しない。

あなたが耳にしているその「安心できるニュース」は、あなたの未来を守る盾ですか?それとも、茹で上がるのを待つ鍋の蓋ですか?

さぁ〜〜〜大資本が自己保身と自己利益の最大化を仕掛ける時代遅れの日本がどうなるか3年後を見てみよう!

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上記ブログの要約を動画にしてみました・・貴方にも是非見てもらいたいと思います。この動画は、限定公開と成って居ますが・・貴方が判断して、世の常識に洗脳されていない、確証バイアスに陥って居ない知的な人には教えて上げてくださいね!

以下そのサイトです。

https://youtu.be/i5EI0WgEVIE