「EV減速」という表現は、主語が省略されている!
「EV減速」という言葉が、日本人の思考を止めるとき
最近、日本の大手メディアや“自動車ジャーナリスト”を名乗る人々が、まるで呪文のように唱える「EV減速」と云う言葉だ。だが、この一文には、都合の悪い現実を丸ごと消し去る力がある。いや、正確に言えば「思考停止を量産する力」だ。
「EVは減速している」以下の記事の恐ろしさを書いている本人も知らないだろう!恐ろしい事実誤認である。「EVは終わった」と聞いて、少し安心してしまう国の、少し怖い話「EVは終わったらしい」。そんな見出しが日本のニュースサイトを流れるたび、私たちはなぜか、胸の奥で小さくガッツポーズをしてしまう。
よかった、変わらなくて済む。よかった、考えなくて済む。よかった、先送りできる——と。
EUが「2035年エンジン車販売禁止」の表現を修正した。すると日本では、「やはりEVは非現実的だった」
「エンジン車は生き残る」という安堵の空気が一気に広がった。忖度マスコミは、そこに甘い砂糖を振りかける。「EV失速」「脱EVの流れ」——耳に優しい言葉ばかりだ。
先のブログでもお知らせしたがEUが「2035年エンジン車販売禁止」の表現を修正したの内容を見れば、たった10%の緩和・・つまりICE車の販売は現在の1/10以下、しかもガソリンは使えない!又はICE車の数を温存しようとすれば燃費を1/10以下にする⇒【”特定の条件”を満たせば2035年以降もエンジン車の販売が容認される】”特定の条件”は、経済合理性が全く無く、全般的には満たされる事も無い!
技術的にも不可能⇒利益が出ない⇒オタク族専用又は又は爆音が大好きな人のレース専用車しか生き残れない⇒馬が激減、サラブレッドしか生き残れなかった事と同じになる。
世界は「脱EV」ではなく、「世界の分断」に向かっている!
英シンクタンクEMBERの最新レポートが示しているのは、まったく別の現実だ。中国のEV成長のほぼすべては、非OECD諸国で起きている。
タイ、ブラジル、メキシコ、インドネシア——。これらの国々では、エンジン車 → ハイブリッド → EV、という“日本的な丁寧な進化”は起きていない。最初からEV。まさに「リープフロッグ(蛙飛び)」だ。
理由は単純で、残酷だ。安価で、そこそこ高性能で、しかも激安高性能化し、高関税などものともしない補助金なしでも買える激安高性能+高品質の中国製EVが流れ込んだからである。
IEAやQ1論文が繰り返し指摘する通り、CO₂排出量を90%以上削減することを、エンジン車で達成するのはほぼ不可能だ。物理法則は、忖度してくれない。
日本の自動車メーカーは、すでに中国市場で痛みを経験している。三菱は撤退、ホンダは希望退職、日産は工場閉鎖。「最後の砦」と呼ばれるトヨタですら、中国でのシェアはこの数年で急落した。この中国で起きた事は2026年より全世界に急速に広がる事になる。
かつて、日本車が圧倒的だった新興国市場。そこに今、中国製EVが標準仕様として入り込んでいる。先進国が“エンジン回帰ごっこ”をしている間に、次の巨大市場の常識が、静かに、しかし確実に”中国製EV”一色に塗り替えられていく。
この侵食は派手な爆発音を立てない。だからこそ、日本では気づかれにくい。
地球は「温暖化」ではなく、「沸騰化」しているのにIPCCやNature系列のQ1論文が一致して警告しているのは、現在の排出トレンドでは、不可逆的な気候リスクを回避できないという現実だ。2025年夏の日本の平均温度を見ても平年よりいきなり2.36℃も高くなっている!2023年のテッピングポイント越えから加速度を付けて上昇中である。上昇1.5℃でもドヤバイのに・・それを遥かに上回って居る。
先の長い若者の未来を破壊する行為をするリーダーの若者支持8割という、日本人の静かな異様さ!こんな恐ろしい地球沸騰加速策を延々とする大企業が日本人には大人気なのですね!さらに深刻なのは、この「問題先送り」を是とする政党や大企業が、若者から圧倒的支持を得ているという現象だ。
自分の未来を破壊されるのだから、怒り狂い暴動行為をするのが普通と思うのだが・・日本人は真逆!
「悪に慣れ、悪を許容する」——そんな空気を、私たち自身が育ててしまった面もある。先送りが“文化”になった国のリスク。日本は、調整が得意な国だ。しかし今は、調整ではなく、劣化を均等に分配しているだけになっている。
EVの話は、単なる自動車技術の話ではない。これは、「現実を見る勇気があるか」という、社会全体への問いだ。地球が沸騰し、世界が分断され、産業の標準が別次元に変わる中で、「みんながそう言っているから」「急がなくていいから」と自分に言い聞かせるのは、あまりに危険だ。
変わらないことは、優しさではない。考えないことは、穏健さではない。そして日本人をミスリードする記事が多発する!以下もその1つ。本ブログの前半を理解した上で下記記事を読み込んでみて欲しい。
「やっぱりトヨタの全方位戦略は正しかった…欧米も中国も「EVシフト」を修正せざるを得なくなった切実な理由」以下、元学者が書いたサイト
https://president.jp/articles/-/106793
さらにコバンザメが書いたウマシカ記事が下記・・・83年前の銭ゲバ”ブンヤ”と全く同じ!
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/2e0aab165a627671621782466bb046044363da99/
そもそも論として補助金とは政策誘導する為の”呼び水”であり、何時までも継続するモノでは無い!こんな簡単すぎる事を・・意図的に曲解してICE温存族に忖度して金を儲ける・・補助金打ち切りは日本の”村”に寄生する寄生虫の様な馬鹿政治屋では無い証明である。
原理原則⇒第一原理思考から導き出せる真実⇒ICE温存⇒バカを騙して金は儲かるかも知れないが、地球が破壊される事と引き換えにする事など許されるハズが無い。
世界全体を冷静に見渡せば、EVは減速などしていない。むしろ、静かに、しかし確実に増え続けている。
2024年1〜11月、欧州のEV販売は前年同期比27%増。ドイツは41%増、英国は26%増。31カ国中26カ国がプラス成長だ。これらの国々は日本人より遥かに文化的にICE車を愛しモータリゼーション文化が根付いた国々の人々の判断(EV化)で有る事実を理解すべきである。
北欧ではすでにEVが“特別な車”ではなく“標準装備”になり、中国ではBEVもPHEVも街の空気のように当たり前の存在になった。東南アジアですら、2025年中頃からEVは急カーブで増大している。
それでも日本の紙面やテレビでは、なぜか「EV失速」「EV幻想の崩壊」という見出しが踊る。この奇妙な乖離を、私たちはもう一度、正面から直視すべきだろう。「EVが減速」ではない。「反知性主義者が圧倒的にマジョリティーの日本と米国が減速」しているだけだ!冒頭の「EV減速」という表現は、事実として誤りである。正確に書くなら、こうだ。
「EV技術で劣後した日本メーカーとアメリカメーカーが、大きく”EV減速”している」が正し表現である!
主語を入れ替えただけで、景色は一変する。世界ではEVが伸び、日本とアメリカだけが取り残されている。その不都合な現実を覆い隠すために、「世界的減速」という便利な言葉が使われているに過ぎない。
もう言い訳できない「全部負けオールスター」現時点で、日本製のICE車もBEVも、中国製車両と比較すると、残念ながらこうなる。
@動力性能 A価格 B操縦安定性 C安全性 D乗り心地 E装備 FAI自動運転 G環境性能 H空力性能 I耐久性 J室内空間Kユーザーインターフェース Lデザイン M維持費 N充電利便性 O保証 PICEの燃焼効率 Q低温時性能 R航続距離 S車載用半導体性能でも大負け・・・
──全敗である。項目を増やせば増やすほど、日本車は負け続ける。まさに「全部負けオールスター」だ。
中国のBYDなど自社製の世界で唯一の最大耐圧1500V・1000kwで5分(油電同速)充電可能な超高性能半導体を外販する事を決めた様だ!この超高性能充電を可能とする半導体を多くの中国製のBEVメーカーが採用すると日本車との性能差は致命的なモノとなる。日本では自主規制として国内向けでは450V以下とし200kw以下充電性能(約40分前後)としている。5分と40分・・この差は圧倒的となる。
E2Eの自動運転分野でもテスラなども従来のAIトレーニング用のデーターセンターを2倍(1基数百万円の半導体チップ約10万基が稼働中)にした様だ!世界ブッチギリの規模となった。AIロボタクシー専用車のサイバーキャブの生産も開始され2026年4月より一般販売やE2EのAIロボタクシー拡大に向けて大量生産に移行するとの事である。イーロン発言と現実の遅れのイーロンタイムは限りなくゼロに近づきつつ有る様だ!
すでにテスラのFSDは従来の市販版でアメリカの西海岸から東海岸迄の約6000qを全く人が介入する事なく全てに於いて普通のユーザーが、宿泊ホテルの駐車を含めて完全自動運転走行を実現した。
それでも「日本車は品質が高い」「信頼性がある」というすでに過去のモノと成った言葉だけが、念仏のように繰り返される。だが、その“信頼”は過去の実績への信仰であり、現在進行形の競争力ではない。
もう勝つ企業は例外なく垂直統合型にビジネスモデル!日本の大企業の様に多重下請け型で勝ち成長している企業は世界には既に存在していない。現状横ばいのトヨトミを代表とする日本企業が今の所生き延びて居られるのは”安い”ダケの価値、この”安い”は下請け搾取により実現出来てい居るが・・もうその搾取も限界点と成って居る。
”搾取も限界”は上記の@〜Sの総負けが証明している。そもそも論として日本の大メーカーは技術など持っていない。技術開発さえ全部系列下請け丸投げ!利益ダケ吸い取る多重下請け型ビジネスモデルである。日本の大メーカーが競争力有るBEVが生産不可能な事(中国製と比して2〜3倍高い)が、この事実を証明している。
さらに”搾取も限界”を証明する事実はトヨトミのレクシス生産を日本国内全生産から2027年に中国に全面移転する事が証明している。1台当たりの利幅が大きいレクシスでも、生き残りの為には、台湾有事が起きる可能性の高いリスクを承知の上で中国移転しか他に思いつか無いのですね!
このリスクリテラシーの欠落は、公的ハザードマップで警告されている溶岩流や火山灰が大量に降る確率が高く地獄が確実な、ブンブンナンチャラシティーを作る行為と全く同じですね!普通に思考する力が有ればやらない行為である。それでも、「幸せの量産」をミッションと語る人間の不思議な生態が有ります。
ビジネスモデルごと、丸っと変化できる国と、チマチマ”カイゼン”を叫び変化を嫌う国!この差を生んでいるのは、技術力そのもの以上に、リーダー層の質の違いだ。「ボンボン族+茶坊主族+ヒラメ族」リーダーの”ボン・茶・ヒ”族では100%勝つ事は不可能です。
アメリカが高性能半導体規制をかけたとき、中国リーダーはどう動いたか。ファーウェーは半導体内製率を、2022年の約17%から、2024年には57%へ引き上げた。アメリカ依存は45%から、いきなり1/11以下の約4%へ激減。たった2年で、である。その他の食料輸入もアメリカから南米へ丸っとシフトした。
昨日のアメリカのベネズエラの石油利権と反米政権を狙った侵攻は、ロシアのウクライナ侵攻の論理を肯定する事となり、中国が台湾侵攻する事のハードルを下げた。中国のド不景気の国民の共産党政権への不満を、外敵に向ける為に台湾進攻も平気で実行すると見た方が良い!!!最も可能性が高いのが2027年!その時”ボン・茶・ヒ”族がなんと言うか見ものである。
方や日本では「規制されたから無理です」「国際ルールが…」「前例がないので…」
日本の会議室で飛び交う言葉とは、あまりに対照的だ。中国のリーダー層は、リスクを前提に動き、失敗を織り込み、サンクコストの切り捨てや痛みを許容し、変化や進化の”速度で勝負”する。日本のリーダー層は、リスクを避け、責任を回避し、先送りし、時間が解決するのを待つ。この戦術は大変化時代には通用しない事は、あまたの歴史が証明している。
メディアはなぜ“真逆”を書くのか・・そして中盤で示したサイトの元学者まで間違いを拡散する!自分の時代遅れを自分自身で証明してしまった。
東南アジアでEVが爆発的に増えている事実を、日本の大手メディアは知っている。知らないはずがない。それでも書かない。いや、真逆を書く。それは無知ではなく、強欲な商売だ。80〜84年前、「日本軍は勝っている」と書かないと新聞が売れなかった時代と、驚くほど似ている。「売れること=正しいこと」という病理は、今もこの国に深く根を張っている。
本当に問われているのは「EVか否か」ではない本質的な問題は、EVかICEかではない。変化を直視できるか。負けを認められるか。そこから学び直せるかだ。
世界では今日もEVは増えている。静かに、着実に、容赦なく。真に価値ある技術は確実に世界に伝搬する!
「EVは減速している」「マルチプッツンウぇ〜」という心地よい物語にすがり続ける限り、日本は負け続けるだろう。そしてその理由を、また誰かのせいにする。「ボンボン族+茶坊主族+ヒラメ族」ダケは逃げ切り、またほとぼりが冷めた頃にゾンビの様に復活する近代史を持つ日本と云う国の”哀れ”・・
──この繰り返しこそが、日本社会の最大の病なのかもしれないね。まさに日本人の負のDNAは恐ろしい!