地球沸騰化のティピングポイントは確実に超えた様だ!
夜明けを待たぬ国——「悪慣れ」と温暖化の果てに!
地球沸騰化のティピングポイントは確実に超えた様だ!太平洋の赤道付近を西に流れる「貿易風」により温め垂れた海面上の高温海水をフィリピン付近に吹き寄せ、それが黒潮の流れにのり日本近海に到達する。だから、日本近海の海水温は平年より世界一高温(3〜6℃)になっている。
数年も経過すれば、この高温海水は日本近海の深海に迄、温められる可能性が有り得る。もうこうなりと日本近海には、従来の海洋生物は住めなくなる可能性が高い。
気候変動のニュースを見ても、「ああ、今年も暑いね」で終わる国。それが日本である。世界が「地球の限界」と叫ぶ中、私たちは「冷房の設定温度を1度下げる運動」で満足してしまう。もはやエコというより、宗教儀式の域に近い。
2024年、世界では暑さのせいで6390億時間もの労働時間が失われ、経済損失は▼11兆900億ドル(約▼170兆円)にのぼった。日本でも酷暑によって▼114億2000万時間の労働が失われたという。この莫大な被害額は今後加速度的に増えていく事に間違いは無さそうである。けれどもニュースの扱いは小さく、話題の中心は「かき氷が売れて景気回復の兆し」。笑うしかない。
しかも、ガソリン車天国・日本では、排ガスに含まれるPM2.5が肺がんや認知症の原因であるという科学的証拠が揃っているにもかかわらず、テレビでその危険性を語る医師はほとんど見かけない。「臭いものにはフタ」文化の完成形だ。フタを開けたときには、もう中身が腐っていることに気づかない。
世界の潮流は「化石燃料からの脱却」だ。COP30でも議論の中心はそれだという。だが日本では、「ガソリン車こそ職人の技」「EVは味気ない」といった精神論が幅を利かせる。温暖化の主犯を“郷愁”で正当化する、世界でも珍しい国だ。
今年も日本は化石賞を延々と連続受賞したし、トヨタ自動車も環境に優しい商品作りをしていないと告発された。
では、なぜこうも鈍感なのか。答えは簡単。問題を先送りすることに慣れすぎたのだ。「まあ、なんとかなる」「誰かがやるだろう」「そのうち雨が降るさ」。この国では、天候すら“努力”に頼る。災害が起きても「想定外」で幕を閉じる。だが、地球にとっては「想定内」だ。人間が勝手に無視してきただけである。
日本の食料自給率は38%、エネルギー自給率は12%。先進国で最下位クラス。食べ物もエネルギーも他国頼み。にもかかわらず「安全保障」を口にする。燃料船が止まれば冷房も炊飯器も止まる。だが、国民の関心は相変わらず新型スマホのバッテリー持ちに向かう。皮肉なことに、「電気のない未来」に最も近いのは、EVよりもこの国そのものかもしれない。
地球の肺と言われるアマゾンでは、気温**50度・湿度2%**の世界で森が燃えて煙で太陽が遮断されて真っ黒い暗黒の日々が延々と続く事もある!そして地球の肺の森林は急速に減少している。現地で森林復活に活動する南研子さんは、「もう自然に抱きかかえられている感じはない」「もうこの星はダメかも知れない」と語った。
それでも現地のリーダーは、全ての木を失ってなお「また植えればいい」と言った。日本人にはそんな発案も危機感も全く無い。たった一言が、文明の傲慢を軽く超えていた。一方の私たちは、木を植えるどころか、街路樹の落ち葉を「迷惑」として切り倒してしまう。どうやら、“便利さ”のためなら生命も削るらしい。
さらに海でも大量のサンゴ礁が白亜化して死滅を全世界的にしている。海洋の酸素供給源である海洋生物の肺である。このサンゴに海洋生物の1/4が生かされている。この1/4の海洋生物がサンゴの白亜化で死滅すれば、それを捕食して生きている他の海洋生物も死滅する運命となり・・死は連鎖して地球全体に、重篤な糖尿病の四肢の壊死と同様に広がり続けもう誰も止める事は出来ない。
「悪慣れ」とは恐ろしい。暑さにも、災害にも、汚染にも、慣れてしまえば「それが普通」になる。そうして「悪」を悪と思えなくなる。たとえば、日本の真夏の百葉箱の温度41度でも普通の路上の温度は+5℃の46度の夏に通勤し、電車の中で倒れる人を見ても、「仕方ない」で済ませてしまう社会。2025年には地球上で15万人が熱中症で死んだ!冷静に考えれば、それは“異常すぎる狂気”だ。
環境問題の本質は、テクノロジーではなく感覚の麻痺にある。「痛みを感じなくなった人間」は、どんなに高性能なAIより危険だ。日本人の多くは「我慢こそ美徳」と教わってきた。だが、地球はもう我慢してくれない。燃え盛るアマゾンの森も、乾ききった田畑も、すでに私たちへの「最後通告」なのかもしれない。
「また植えればいい」と言える勇気が、どこかに残っているはずだが日本人は具体的に行動には移さない。問題を先送りする癖を、「未来を破壊する習慣」と云う。光は、日本は衰退し、ドンドン暗闇が増していく!夜明けは来ない様に意図的に破壊をし続ている。
今後、いきなりの劇変が到来する可能性が高い!・・・もうそうなったら、資源の全く無い日本はド貧困のまん延が始まるだろう。
貴方は、その時どうしますか?