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高くて不便で性能が悪く、環境に最悪商品でも”売れる!”と信じるメンタリティー

「(日本)国産礼賛」の悪習がもたらす日本の暗すぎる未来!まるでカルト教団国家の様相である。

かつて「安くて高品質」の代名詞だった「メイド・イン・ジャパン」。昭和の時代には世界中が憧れ、平成初期までは家電も車も日本製こそが最良と信じられていました。ところが令和のいま、その輝きは急速に失われています。

世界の家電売り場を歩けば、並んでいるのは中国のハイアールやグリーやファーウェー、韓国のサムスンやLG、そして米国GAFAの周辺機器。富裕層御用達の家電高級品はドイツの Miele!(ミーレ)以下サイト。

https://www.miele.de/

世界の富裕層は日本の家電など歯牙にもかけない。日本ブランドはどこに消えたのか──店員に尋ねたら「倉庫の奥に少しあります」と答えられそうなほどです。

一方で、日本が得意とする自動車産業はどうでしょうか。日本人の昭和の「国産車礼賛おじさん」が”日本第一”の洗脳から目覚める事は有りません。昭和オジサンの特徴は下記

・新型モデルより先代モデルを繰り返し称賛し、新型車の改良を評価しない!
・軽自動車や旧車、特にスポーツカーを過剰に評価する
・欧州車や米国車は「壊れる」「高い」と決めつける
・韓国・中国ブランドに日本人より下位民族として露骨な拒絶反応を示す
・特定メーカーへの批判を繰り返し、他の消費者の購買意欲を削ぐ

現実はトヨタは、利益額は大激減でも、まだ名前を何とか保っていますが、日産は風雲の灯(ともしび)状態ですね!ホンダも中国市場ではニッサン車より顕著に凋落中であり、全世界でも自動車部門は赤字!2輪事業で何とか黒字を保っている。そして、今後予定される新型リリース車の魅力は・・とてつもなく低い事がJapan Mobility Show 2025!で露見してしまいました。

ホンダとソニーと提携したアッフィーラなど発売する前から・・・大▼敗が確定しました。創業者の本田宗一郎氏も草葉の陰で今の時代感皆無の経営陣に怒り狂って居る事でしょう。

国内では軽自動車(走る棺桶)が販売の約4割を占め、国際競争力には乏しい。1990年に777万台あった新車販売は2024年には457万台へと半減しました。つまり、日本の自動車市場は成長するどころか、「老化+衰退している」のですね。今後も衰退のスピードは加速度を増して行きそうです。

この背景には、日本人特有の「減点型完璧主義」があります。最初から見かけダケの完璧を目指し、失敗を徹底的に避ける。結果として製品は無駄機能の過剰品質で割高になり、発売まで時間もかかる。市場で失敗したら修正不能です。言い換えれば「石橋を叩きすぎて壊してしまう」民族芸です。

その間に、世界は「加点型完璧主義」─まずは未完成でも出して改良を重ねる方式へ移行しました。AmazonもiPhoneも最初は粗削りでしたが、だからこそ進化のスピードが速かったのです。

中国のドローン大手DJIはその象徴です。学生ベンチャーから始まり、2019年にはドローンの世界シェア70%超。毎年新モデルを投入し、たった3年で「空撮おもちゃ」から「情報処理するロボット」へ進化しました。今では激安自動運転ソフト迄販売しています。日本のメーカーなら企画会議の途中で終わっていたでしょう。

さらに、AIドローンメーカーDJIは進化しエンドtoエンド(E2E)のAI自動運転分野にも参入、車1台当たりの導入コストが激安5000元〜(約10万円〜)でドローンの技術を中国車は勿論の事、VW等の欧州車の自動車の多くのメーカー等への自動運転技術にも転用している、その他にもAIロボット掃除機メーカー迄、AI自動運転車の開発、販売を宣言したりと・・中国はAIで大盛り上がりである。

では、なぜ日本は変われないのか。ビジネスモデルが先進メーカーとは全く違うと云う事です!世界の進歩に昭和から続く多重下請けのビジネスモデルはもう全く通用しないのです。

勝ち組ニューエコノミー企業全部に共通する”ガラスとタイヤ以外は全部自前で内製化”すると云う使命感に燃えた超優秀な人財(年俸が1億円〜10億円以上)多数居る垂直統合型ビジネスモデルで無ければ、時代の流れのスピードに全く勝てません。

そして今もすでにAI時代であり、近々にAGIが実現しそうな勢いです。イーロンマスクは2026年中にAGIが完成する確率を10%だと発言しています。遅くとも2027〜2028年にはAGIは出現するでしょう。そしてフィジカルAIで全ての稼働製造物に搭載される事も間違いない事です。

注:フィジカルAIとは、物質世界の法則をAIに学習させることで、ロボットが周囲の環境に柔軟に対応しながら複雑な行動を自ら思考し自律的に行えるようにする技術である。

イーロンマスクは昨日の公演でAI時代の勝敗は次の3つのファクターで決まるとも発言しています。@ 超優秀なAI人材 A 高性能で大規模なAIチップの大規模トレーニングセンター。B リアルでタイムリーなメガデータの取得!

悲しいかな日本の全ての企業に@〜Bは皆無の状態が今の今であり、たぶん今後もそうでしょう。つまりAI戦争には参戦さえ出来ないのが日本です。

そして@〜Bの導入によりAIで競争力を失ったあらゆるサンクコストの劣後人材や低性能設備等はガンガン切り捨てる覚悟の有る非情な、とてつもなく多くの暗殺組織から狙われる恐ろしさを恐れない決断力の有る経営者も大競争に勝ち抜く為には不可欠です。

他にも日本凋落確実な理由のひとつに日本人の時代遅れのマインドが有ります。その代表例は「国産車礼賛おじさん」と呼ばれる存在があります。SNS上で「やっぱり軽自動車が一番!」「外車は壊れるし高い!」と繰り返し唱える人たち。

日本には真のジャーナリズムが全く無い!ネットメディアから旧来メディア迄、この昭和オジサンを応援する様なミスリード記事が山盛りである。トヨトミは凄い!凄い!ブンブンシティーは凄い!凄い!と明らか過ぎる時代遅れ(無価値以下)を凄い!凄い!と大騒ぎである。以下その記事の2つ

https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/32e118c08a5add79dcc321ed3ecaa7b395e72998/

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f1ab1785bae53206a3f00286987f0a3ba2a93e1

※:上記記事(上)地球沸騰化無視・・世界はBEV化が進み、すでに中国ではBEV価格がICE車と同等又は下回って居る技術革新が出来て居る⇒製造革命等で、BEV価格はさらに下がり、このBEVの激安化は世界にも確実にかつ、急速に広がる。

※:上記記事(下)すでに複数のリアル巨大都市で自動運転の開始+高度化実験が始まって居る!3カ月ひと昔のAI時代に「構想を発表して”わずか5年!!”」言ってしまう時代感を全く理解出来て居ないミスリード記事である。しかも溶岩流が流れ来る事は1oも書かれていない。

85年前の戦艦大和は凄い!凄い!ゼロ戦は凄い!凄い!・日本軍は凄い!凄い!・神国日本は凄い!凄い!と上記おじさんのメンタリティーは全く同じである。

日本のマスゴミの悪質さは今も昔も全く同じである。嘘を金の為に平気で垂れ流す!以下参考図書

必読書籍「そしてメディアは日本を戦争に導いた」著:半藤一利氏 著:保阪正康氏

彼らの発言は、単なる懐古趣味にとどまらず、他の消費者の購買意欲を削ぎ、真の価値ある外国ブランドを排除するムードを作り出しています。まるで「村八分」の現代版です。結果として市場は狭まり、技術革新が入ってこない。外圧がなければ動けないという、かつての日本病が再発しているのです。

その間に世界は猛烈なスピード(3カ月ひと昔)で加速しています。中国では2024年、新車販売のうちEVとPHVが48%を占めました。2025年8月現在は55%。欧州ではテスラやBYD、NIOが市場を引っ張り、高級SUVやEV競争が激化しています。日本だけが「軽自動車万歳」でガラパゴス化を進め、世界標準から遠ざかる。まるで温暖化時代に「うちは石炭ストーブで十分」と胸を張っているようなものです。

さらに怖いのは、この風潮が「悪慣れ」になっていることです。問題を先送りすることに慣れ、時代遅れの価値観を「伝統」と勘違いして抱きしめる。そして今の今の状態は日本の自動車メーカーは中国の新興メーカーやテスラに全く勝てないという事です。

日本製のBEVは中国製BEVに@動力性能でも大負け、A価格でも大負け、A操安性(足回り性能)でも大負け、B安全性でも負け、C乗り心地でも負け、D装備品でも負け、EAI自動運転でも負け、F環境性能でも負け、G空力性能でも負け、H耐久性でも負け、I室内空間でも負け、Jユーザーインターフェースでも負け、Kデザイン性でも負け、L維持費でも負け、M保証でも負け!!!ている真実が有ります。

そして恐ろしい事に日本の自動車メーカーが大得意だったNICE車でも熱効率で負け、OPHEV性能でもダブルスコア以上の大負け状態となってしまいました。

もう、この1年で日本車が中国最先端メーカーに勝てる要素はただの1つも有りません。ただの1つも無い現実をチャンと日本人は理解しないと、今後中国車の生産拡充や海外生産や欧州メーカーを始めとする中国技術の移転が進み・・或る時!(tipping point)を境に日本車は日本人以外には、いきなり全く見向きもされなくなる可能性が高確率であり得ます。

日本人は昭和のおじさんと同じ様に信じたいモノだけを信じ!目の前の現実を無視します。その結果、日本は少子高齢化と市場縮小のダブルパンチを受けても、「まあなんとかなるだろう」と笑って過ごす。ですが、なんとかならなかったのが家電産業や半導体等のあまたの過去の日本の衰退産業です。そして次に同じ道を歩むのは自動車産業かもしれません。

本来ならば、日本人の強み──丁寧さや安全志向──は、EVや自動運転の信頼性確保に活かせるはずです。しかし現実は「減点型思考」に縛られ、リスクをとらずに無難な改良を繰り返すだけ。世界が加点型で未来をつくる中、日本は「昭和の成功体験」という古い設計図にしがみついている。まるで壊れたブラウン管テレビを修理して「まだ映るから大丈夫」とザラザラの解像度が悪い映像を見ながら言っているようなモノです。

ではどうするか。答えはシンプルです。市場を開放し、外国車や外資を受け入れ、痛みを受け入れ競争に揉まれること。欧州や中国がそうだったように、外圧が新しい産業や成長を生みます。事実、日本もかつて外国車の攻勢を受けて初代プリウスを生み出しました。危機が創造の母であるなら、いま必要なのは「ぬるま湯から冷水を浴びる勇気」でしょう。

ただし、ここで一番の問題は私たち消費者自身です。「国産礼賛おじさん」を笑い飛ばしながら、自分も結局!現状維持の「無難な選択」を繰り返していないでしょうか。政治も企業も、結局は国民の鏡です。つまり、「変わらない日本」をつくっているのは私たち自身なのです。

もしこのまま先送りと悪慣れが続けば、次の世代は「メイド・イン・ジャパン? ああ、昔はそんなブランドがあったらしいね」と歴史の教科書で知るだけになるかもしれません。笑い話としてならまだ救われますが、笑えない現実として迫っているのです。

結局、日本の最大の欠点は「技術が劣った」のではなく「変われなかった」こと。そして、変わらないことに慣れてしまったこと。この「悪慣れ」こそが、一番危険な病気なのですね!。

さぁ〜どうなるか?3年後を見てみよう!