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日本の法律が日本人を虐待する時代が到来しそう!

■AI時代のAI化主要国最遅の国家ニッポン ― とうなる2030〜2035年“AI時代”を見送る島国の末路

昨日、ユーチューブで中国のニューエコノミーBEV企業の今の工場の映像と日本の大企業の今の工場の映像を見比べてガクゼンとした。中国企業の工場には人が殆ど居ない!日本企業は30年前と同じ人だらけ!ちなみに日本の大企業の方が企業規模は数倍も大きい!

みなさん、時代はもう確実にAI時代です。そして生き残る唯一の方法は、「AIをうまく使うこと」ではありません。“AIと共にまったく新しい価値を生み出せる力”を持つことです。

日本の時代無視の教育の大学入試も典型だ。全員が同じ問題を解く「一斉テストの平等」は、もはや“創造の敵”である。AI時代に必要なのは「正解を出す力」ではなく「正解をつくる力」なのに、日本では「間違えること=恥」の文化がいまだに支配的だ。子どもが失敗すれば「将来が心配ね」と眉をひそめ、大人が挑戦すれば「出る杭」として打たれる。結果、社会全体が「出ない杭」で安定する。

今までの労働価値はソリューション!問題解決、カイゼンが価値を持った!しかしAIがそれを全部引き受ける。そしてこれからの労働の価値・人間価値は・・”新しい価値創造”である。

生成AI(人工知能)、知能ロボット、自動運転、インターネットなどが生まれた時には目の前に解くべき課題があったのではない。自ら全く新たな価値(こんなの良いじゃん)を構想し、実際に機能するシステムを組み上げ、そのシステムが社会に受け入れられたことで新たな真の価値が生まれた。

AIは、現在でも世界の研究者が10年かけて積み上げた成果を、わずか2日で再現する。つまり、努力と根性の物語は、もう終章を迎えました。人間が汗を流して試行錯誤している間に、AIは静かに「結果」だけを積み上げていくのです。さらにこのAIのスピードはAI進化と共に指数関数的に上がります。人間の研究の努力の10年がAGI時代には10分になる可能性も有り得る!

もうAIが進化し始めて、プログラムコードをAIが書き始めました、これからたった2年でプログラムコードなど人間がする仕事では無くなります。あらゆる職業の”普通の人”の仕事をAIで代替え出来る時代になるのです。普通の医者も普通の教授も普通の弁護士も普通の不動産屋も、普通と名が付けばすべてが不要になる時代が到来します。

日本でも今年ノーベル賞受賞の学者が2名出ましたが・・昭和の根性論⇒諦めない力⇒継続力・・を強調して居ましたがAI時代には、その価値は霧散する可能性が高そうです。発想する力のみになりそうですね!

では日本は、どこを向いて歩いているのでしょう。教育は昭和の黒板のまま、企業は年功序列のまま、政治は「とりあえず検討中」。AI時代を迎えるにあたって、私たちは“準備中のまま本番”に突入しようとしています。

昭和の古すぎる受験戦争を勝ち抜いた人々が、令和のAI戦争を指揮している――この構図自体が、すでにコメディです。「文理分け」などという概念をいまだに信じ、科学を知らないリーダーが技術を語り、AIを使ったことのない政治家がAI規制を論じる。まるで、彼らの議論は、さながら「箸の持ち方を知らない人が料理法を語る」ようなものだ。

しかし、この滑稽さを笑っていられるのは今のうちです。AIヒューマノイドが量産されれば、彼らの“時給”はわずか57円。10年もすれば、量産モデルは20円台で24時間働く。休まず、文句も言わず、労働基準法にも引っかからない。――日本の理想の社員像、ついに完成、です。

AIヒューマノイドが社会に実装されれば・・時給57円〜200円程度の労働者となります。早ければ5年後、遅くとも10年後には確実視されています。

想定される“時給換算”

仮に以下の条件で計算してみましょう。

AIヒューマノイド購入価格:200万円(中国系)・・現在でもまだ、幼稚だがこの程度前後の価格

耐用年数:5年(=約43,800時間:24時間×365日×5年)

電気代・整備費など:年間10万円(5年で50万円)

すると、総コストは 250万円 ÷ 43,800時間 ≒ 時給57円 になります。

つまり、ヒューマノイドの時給は約50〜60円相当。今後、量産によって本体価格が100万円台、耐用年数が10年に伸びれば、時給20円台まで下がる可能性があります。

日本の法律では日本人の最低賃金を1,121円に決め、1500円程度にするとの事です!貴方が経営者なら同じ仕事、むしろAIヒューマノイドの方がミスなく確実な仕事をする!自給20〜25倍の人間使いますかねぇ〜

AIヒューマノイドの頭脳とAIロボタクシーのECUは、ほぼ同じモノが使用可能です。テスラのECUは2025年末頃に 現在のHW4.0(ハードウェア 4.0)から約40倍の性能のHW5.0となり、それからほぼ1年毎程度にHW6.0⇒HW7.0⇒HW8.0(宇宙船に使えるレベル)に進化するとテスラ社はすでに設計を開始したと発表しています。

人間がAGI又はASIに代わられる時代の、2030年前後とは、実のところ「時給50円時代の幕開け」でもあります。AIが安すぎるのではなく、人間が高すぎるのです。しかもその人間時給の“高さ”は、知恵でも技でもなく、非効率さと会議時間の長さ(壮大な無駄)に支えられている。ここに、私たちの悪慣れが凝縮されています。

問題を先送りにしても、AIは待ってくれません。「10年ひと昔」は昭和の話であり、日本以外ではもう遠の昔に終わっています。10年ひと昔(1990年頃・昭和の話)⇒5年ひと昔(2000年頃)⇒3年ひと昔(2010年頃)⇒1年ひと昔(2020年頃)⇒今2025年10月時点では”3カ月ひと昔”の時代に恐ろしい時間ロスですね!このスピードに、社に持ち帰り「検討します」の連続(数カ月)で応えようとする国がほかにあるでしょうか。

世界の最先端国では、すでに決定権の無い人間が商談に参加するなんて事は有り得ない事なのですね!社員は自分が決断し1つの失敗でクビをかけて皆々は働いています。日本人は「一度社に持ち帰り検討してお返事します」が常套句となり、こんな事を何度も何度もする事が商談(仕事)だと錯覚しています。

現状、アメリカでは、IT人材の65%が一般企業に所属しています。一方、日本ではその逆。IT企業の中にIT人材が74%閉じ込められ、ユーザー企業には26%しかいない。つまり「ITを使う側」が技術を知らず、「技術を作る側」は現場を知らない。結果、日本のDXは“見た目だけデジタル”という、哀しいコスプレ状態です。

教育も同じです。日本の入試は、全員に同じ問題を出し、同じ答えを出した人を褒める。「正解を出せる子」は育つが、「正解を創る子」は育たない。つまり日本では「未来を創る人間」は育たないと云う事です。AI時代に必要なのは後者なのに、教育制度は前者を磨き続けている。この国では、創造力より“空気を読む力”が評価されるのです。

でも、時代はもう待ってくれません。AIが社会に完全実装された時、人間に残る仕事は「価値を構想し新たな価値を生み出す力」だけです。誰も見たことがない未来を想像し、そこへ一歩を踏み出す勇気。それがないなら、私たちはAIの監視下で、“人間らしく見えるだけの存在”として暮らすことになるでしょう。

この国の最大の病は「悪意」ではなく「悪慣れ」です。問題を知っても声を上げず、改革を望んでも動かず、「誰かがやってくれるだろう」と微笑むうちに、未来は静かに遠ざかっていく。

みなさん。この国の未来を守るのは、テクノロジーではありません。**“考えようとする意志”**です。
AIがどれほど賢くても、考える責任だけは、まだ私たちの手の中にあります。それを放棄した瞬間、自ら思考しない日本人の様な人間の時給は――20円です。

資源らしい資源の全く無い日本は・・今始まって居るAI時代は一番の被害を受ける事になりそうですね!