「アンボックスド・プロセス(Unboxed Process)」の影響
日本人は正しい事を言う人が大嫌いな民族!私も何度も痛い目に遭遇していますよ!でも正しい事を言い続けなければ85〜80年前の再来に確実になります!85年前ダケでは無く多くの日本人の負の歴史が証明しています!!!
「箱を破壊するテスラ、常識を壊す自動車産業」・・もう自動車は時代の役目を終えた様だ!
AIからAGI⇒ASIの流れはもう止められない!AIバブルと揶揄する人も居るが・・AIはあらゆる産業に強大な影響!大転換を起こす!OpenAIが計200兆円投資で賭け 市場過熱に拍車!との本日のニュースも有る。日本の大企業とは桁が3桁違う!・・ソフト分野では日本の大企業は100%勝てないだろう。耳タコで何度も申し上げてきている事である。
じゃぁ〜〜物つくり日本!・・・”ハードで勝てるか???”・・・以下はその答えを出す為の変化の1例である。
もし、テスラの新しい「アンボックスド・プロセス(Unboxed Process)」が2026〜2027年にかけて実際に動き出したら──それは、自動車産業100年の“常識”を根本からひっくり返す革命になるだろう。
この工法は、従来の「ボディを巨大な箱(工場ライン)で流し、何千、何万もの部品を順に組み上げる」方法をやめ、車体を6つ前後の大きなモジュールに分けて同時並行で組み立て、塗装工程も省略して最後に“パズルのように基本接着剤で結合”してアッと云う間に完成させるというものだ。
トヨタ・ホンダ級の現行ラインの1台当たりのラインオフスピードは:=1台完成に約60〜90秒。ただし塗装・検査・搬送を含めたトータルでは16〜17時間。
テスラの現行ライン:「40〜45秒に1台」=世界最速級。総組立時間は10時間前後。
アンボックスド・プロセス導入後(予測):「5〜6秒に1台」各モジュール同時生産+組立で3〜5時間/台に短縮見込み。
つまり、トヨタが“人とラインの連携”の血のにじむ様な「カイゼン」の連続で60年以上かけて築いた1分サイクルを、テスラは発想からたった2年程度の“ロボットとAIの統合”「アンボックスド・プロセス(Unboxed Process)」でさらに1/10〜1/15程度に速めようとしている。そして時間短縮だけでなく、「工場そのものを半分にする」という点が本当の革命です。しかも工場その物がロボット!!!
当然の事ですがロボットビークルを作るロボット工場ですから・・人など殆ど不要(従来メーカーの1/10が目標⇒やがて1/100)が前提で進められています。テスラのFSDも3日前にパラメーター数が5〜10倍のFSD14.1がリリースされた様です。どれほどの進化をしているのか早く知りたいものですね!
本当の意味の自動運転レベル4〜5は2026年末のテスラFSD15とハードウェアー5を待たないと実現しないでしょうけど!それでも後1年後ですよ!(日本国内は自動車村・タクシー村・ガソリン村の大反対で日本での実現は5〜10年後?)・・まぁ〜その10年・日本国民が不便と云う”時間と金と命を搾取”され続けると云う事になりそうですね!
自動運転レベル4以上になれば事故は確実に1/30程度には減る事が予測されますから2024年に日本で起きた交通事故件数は29万895件、死者数は2663人、重傷者数も2万7285人、から推定すれば10年で約2.5万人が無駄死にし、25万人が重症・軽傷含めて推定50万人以上が交通事故で病院通いとなる事を・・”村”・・・は日本国民に強制すると云う事ですね!
原理原則と第一原理思考的発想の転換こそ、まさにテスラらしい。これまでの自動車会社は「ラインの最適化」を延々と追い続けてきたが、テスラは“ラインそのもの”を消してしまう。まるで囲碁の達人が盤面をひっくり返すように。
アンボックスド・プロセスが実現すれば、製造コストは最大50%削減できると推定されている。工場面積は半分以下、組立工程も従来の数百ステップから数十ステップへと激減。たとえば、ボディとバッテリーパックを別々に作って結合する必要もなくなる。つまり、従来の「塗装」「溶接」「搬送」という三大コスト工程がまとめて消えるのだ。
この“脱ライン革命”がAI-BEVロボタクシー生産と組み合わされれば、話は一気に現実味を帯びてくる。テスラは年内〜2026年にも完全自動運転専用車(ロボタクシー)をこの新工法で量産する構想を持つ。さらに蓄電池の価格と性能もさらに高まり、部品点数も大幅削減とモデル共通化で大幅合理化する。もともと内製率が約8割のテスラさえ当然の事だが下請け数も1/2以下で十分となる。
つまり従来の内製率2割程度のオールドメーカーと比較すれば下請けの数は1/8でOKの近未来となりそうだ!当然の事だが・・簡単・超速・部品激減・・なら商品が安くなる事なんて当たり前の事である。
もしこれが稼働すれば、車の原価は2万ドル台以下(約300万円以下)まで下がり、耐久性重視のシャーシとAI制御による自動運転で、人の手を介さない“無人走行ビジネス”が日本以外の世界では一気に拡大する。
さて、このとき、トヨタやフォルクスワーゲン、ホンダなどの伝統メーカーはどうなるだろうか。彼らの工場は1つの工場で数千人の労働者、長いサプライチェーン、数百〜数万社の下請けを前提に成り立っている。ラインが消えれば、彼らの組織構造そのものが“不要”になる。つまり、テスラの新工法は「製造工程」だけでなく、「企業文化」と「雇用構造」までもアンボックスして大幅に削減(1/2〜1/8以下)してしまうのだ。
これまでの自動車会社は、まるで巨大なオーケストラのように部品メーカー、塗装業者、物流、組立といった何百ものセクションを指揮してきた。だが、テスラはAIとロボットを指揮棒にし、無人の工場で“自動で演奏するオーケストラ”を作ろうとしている。その音楽が完成すれば、人間が演奏してきた旧来の生産体制は、もはやノスタルジーに過ぎない。
さらに怖いのは、「価格破壊」よりも「時間破壊」だ。テスラの新工法では、新型車を開発(3〜4年)して量産体制に乗せるまでの時間が、従来の3〜4年、合計7年前後から1年未満に短縮される可能性がある。新モデルをオーバーラップして開発したとしても従来の「次期モデルの試作車を出すまでに3年」などと悠長なことを言っていた時代は終わる。設計データをAIが自動解析し、試作から量産までがデジタルで一気に流れる。
テスラと同じ事!否それ以上の事を中国のニューエコノミーメーカーがガンガン進めている!2025年10月05日07:40の私のブログを見直してみて欲しい!このブログで書き込んだ・・”勝ち組”・・マークを”Xpeng”にも付ける必要が出て来た!全長5m越えのアッパーミドルサイズBEVでも640馬力・500万円弱(中国価格)でリリース開始である。1馬力当たり約0.8万円でフル装備である。以下詳細・・ECU性能はテスラの2倍強の1500TOPS
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/70d7935a9c5326d847ff48e4b1a7f1e79fe62aa1/
そして、もし多くのロボタクシーが都市で本格稼働し始めれば、販売というビジネスモデルそのものも消える。自家用車を持つ意味が薄れ、「車を所有する」から「車を呼び出す」時代へ。このとき、トヨタの日本国内5000店のディーラー網も、ガソリンスタンドも、保険代理店も、“前提ごと”存在意義を問われる。
結局のところ、テスラがアンボックスド・プロセスで壊そうとしているのは「自動車の作り方」ではない。それは、「自動車産業という箱庭」そのものだ。そして皮肉なことに、この革命を止められる事は不可能。
もしも、この新しい製造哲学が実現した暁には、世界の自動車産業は「箱の中で効率を競う時代」ら、「箱の外で創造を競う時代」に入る。──まるで、テスラが私たちに問いかけているようだ。「あなたは、まだ箱の中で車を作っているのですか?」・・もうクルマの時代は99.9%終了で・・人を乗せるAIロボットの時代であり、その人を乗せるAIロボットはインフラ化するのですと・・
まぁ〜何時の時代も栄枯盛衰!・・・今の今人類始まって以来の大きな分かれ道に私たちは居る様です。
@AI時代は生産(労働)現場では人を不要⇒AI保有の超富裕層に支配され多くはド貧困になる!しかし
A【上手く民主主義が機能して正しくAIが活用され社会が正しく運営】出来れば、AIは人を労働から解放する!
@又はAの分かれ道は・・”人の英知”・・そのものが決める!・残念ながら@の確率が9割以上かな?