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EV普及の肝は何処でもコンセント有りで普及する!

■「クルマ屋でしか作れないクルマを創り続ける!の後の国」美と合理をどこかに置き忘れた日本人へ

日本のIT企業でもゼロスタートからたったの9カ月で独自の最先端のBEV新車が出来る時代が到来した!10月30日開催のジャパンモビリティーショー2025年で公開されるとの事!まさに、数年前に私が本ブログでも予言したBEVは組み立てパソコンと同じになるが実現した。

現在、日本メーカーの1000万円越えの高級車は今では世界では全く売れていません!日本車は安い大衆車しか売れないのです。中国や東南アジアの富裕層にアルファードが人気でしたが今は激減しています。通りを走る日本車から「美」や「魂・たましい」を感じる機会がほとんどないというのも、また率直な感想です。

そもそも作りての「魂(たましい)」とは「永久魂」であり、哲学そのもののはずでした。ところが、その魂なき車が、今の所は日本国内ではもちろん、海外でもバカ売れ。……つまり、私たち人類全体が貧困化の増大をしているのかもしれません。なんと恐ろしい「売れているから正義」という呪文。レジ袋もCO₂も、出る杭も、みんなこの呪文で片づけられます。便利ですね、人類。

■ 勝ち組負け組の論争から早20年余が過ぎています。どんなものも自然なら平均値と中央値が重なる標準分布曲線の通り分布するですが、残念ながら現代社会は、その曲線が左側に山が移り平均値と中央値の左ズレが大きくなっている現実が有ります。反知性主義的な人と貧しい人!が大量に増えている。もう現代は大量に売れる商品とは・・殆ど永続的価値が無い商品(短期消耗品)と云う事になります。

■「EVなんて終わった」は、日本マスゴミのローカルの忖度のプロパガンダ!84年前と全く同じ!

日本のメディアでは「EVは衰退期に入った」なんて声も多見されます。しかし、世界平均のEV比率は、2022年14%→23年16%→24年20%→25年23〜26%(予測)と、むしろ右肩上がり。世界平均でもキャズムの谷は超えた事になります。

最新の中国では新車の55%がEVで、毎週のように高性能で激安でスタイリッシュな魅力的な新型車が発表されます。民度の高い北欧ではEVはすでに9割前後。特に2025年9月のノルウェーのEV販売比率は、駐車場どこでもコンセント有りで98.9%。世界の自動車市場の3割以上を占める中国での現在EV新車ラッシュは、まるで春のタケノコ。対して日本は……2025年7月時点でたったEV比率2.37%。前年よりも微減というおまけつき。日本メーカー独自性では全く売れていません。純日本製は数台レベルなんてBEVモデルも有ります。

日本は、言うまでもなく江戸時代の様な「鎖国」はもうやってません。世界市場がEVに雪崩を打てば、日本だけ「我が道を行く」つもりでも、気づいたら道そのものが無くなっている──まるでイソップ童話の中のキツネです。

しかも彼は、ぶどう(EV市場・EVなど売れるハズが無い)に届かないと言って「どうせ酸っぱいに違いない」とつぶやいて帰っていきました。いま日本のメディアがしているのは、それにそっくりです。EVなど売れるハズが無いとICE車大好きの大企業に忖度しまくっています。

注:イソップ童話におけるキツネは、ズル賢く狡猾な存在として登場します。イソップ童話のキツネに関する具体的な例は以下の通りです。

▲「キツネとブドウのふさ」:高い場所にあるブドウが取れないと分かると、「あのブドウは酸っぱくて美味しくないはずだ」と言い残して立ち去ります。これは、手に入らないものを価値がないものと見なして自己を正当化する「酸っぱいブドウ理論」の由来となっています。

▲「井戸の中のキツネとヤギ」:井戸に落ちて出られなくなったキツネが、通りかかったヤギを巧みに誘い込み、ヤギを踏み台にして井戸から脱出します。この物語では、キツネのずる賢さや他人の善意を踏みにじる行動が描かれています。

▲「カラスとキツネ」:肉をくわえたカラスをキツネが褒めちぎり、カラスが鳴いた隙に肉を奪い取ります。これは、お世辞に乗りすぎると痛い目に遭うという教訓を示しています。
これらの物語から、イソップ童話のキツネは、自分の利益のために他人を欺いたり、状況を都合よく解釈したりする、ずる賢いキャラクターとして描かれることが多いと分かります。

■「美しさ」と「合理性」を欠いたクルマたち

 欧州勢は優雅な佇まいと先端技術で攻め、中国勢は圧倒的なコスパとスピードで突き進む。
 ・ポールスターの新型電動クーペは、5m超えの巨体で0-100km/h加速3.2秒。
 ・BYDは3000馬力級マシンで時速496.22km/hを記録。
 ・メルセデスは全固体電池で1205kmを無充電走破、なお残量あり。BEVで24時間、4万q以上走行可

この話を聞いてもEV化は「夢物語」と思うなら、それは私たちが「悪慣れ」している証拠です。長年「安全第一」「失敗しない」が美徳とされ、変化を避けるうち、私たちは“世界に取り残されても平気なふり”が上手になってしまった。日本車!特にBEVが世界から見て“遅くて高くてダサい”存在になっても、みんな肩をすくめて笑っている……。これはユーモアではなく、もはやホラーの領域です。

■「AIビークル時代」──生産1/10でも困らない未来

世界では数年内に、全固体電池が確実に普及する様ですね、多くの企業が2027〜2028年頃の実用化を喧伝しています。本日の日本経済新聞にも、ニッサンが2028年性能が2倍で充電時間1/3で”価格が3割安”の75ドル/kwの全個体電池を実用化する目途が立った的なニュースが載って居ました。後は耐久性の問題の様ですね!。

トヨタ自動車も全個体電池実用化2027年を大々的に喧伝しています。蓄電池技術最先端のCATLやBYDも確実に全個体電池や、それを上回る新電池の開発実用化をして来るでしょう。

2026〜2028年には自動運転レベル4〜5を前提としたAIビークルが普及帯まで浸透する見込みです。耐久性は30万kmが当たり前、100万q保証迄出現。OTAで常に最新ソフト、10年落ちでも性能は新品級。中古なら新車価格の1/5で買える──つまり「高級車を一人一台」より、AIロボタクシー等の「高性能をみんなでシェア」する時代が来るわけです。

そして数年後にAIロボタクシーやドローン配送が主流になれば、自動車の稼働率は今の5%から何倍にも跳ね上がり、耐久性が5倍、バーチャルを含む多様な配送手段等々で生産台数は1/10で足りる……。愛知や豊橋の経済は「トヨタ頼み」の綱一本でぶら下がっている状態ですが、その綱がするすると細くなりやがて消えていく未来を、私たちはどれほど想像できているでしょうか。

■「問題を先送りする才能」──それはもはや呪いかもしれない

ここまで読んで「でも日本は大丈夫」と思うなら、それが一番危ないサインです。私たち日本人は、問題を先送りする天才です。戦後からずっと、矛盾も不合理も、「まあ、そのうち何とかなる」で乗り切ってきました。だから今さら「変えよう」と言われても、思考停止状態の日本人には、正直めんどうですし、できれば誰かが勝手に変えてくれるのを待ちたい……。でも、そろそろ気づかねばなりません。

“悪慣れ”とは、実は「麻痺」のことです。感覚が鈍ったままでは、目の前の崖にも気づけません。

「このままでも何とかなるさ」と笑っていたら、ある日突然、足元の大地ごと消えている──。そんなコントのオチみたいな未来が、静かに近づいています。

 どうか、その笑い声が悲鳴に変わる前に。