もう私は地球の為にダサイ(痛い)ICE車など絶対に買わない!
日本人の得意技「見ないふり」とAI-BEVの未来・・日本以外の世界は加速度的に急速に進化して行っている。
電気自動車の進化は、もはや「未来」ではなく「現在」の話です。10年前まで「電池が高い」「充電が遅い」「走らない」「高すぎる」と四重苦であったEVは、今やその全部を克服し、内燃機関車をすべての項目で上回ってしまいました。上回るどころかICE車より安くて高性能で安全で維持費がかからない!
日本のメーカーの様に何故に今更、劣るエンジン開発を必死にやりつづけるのか理解不能!
とくに中国の新興メーカーの進歩は目を見張るものがあり、日本や欧州の老舗メーカーは後ろ姿すら見えないほど引き離されています。
ところが我が国の自動車メーカーの経営陣は、この現実を見ても「BEVなど売れる訳が無い」と信じて疑わない。いや、信じているというより「信じているフリ」をしているのかもしれません。日本社会全体に広がる「問題先送りの悪習」が、経営判断にまで染み込んでいるようです。
全部負けのリストと「気付かないフリ」
日本のICE車もBEVも、中国製に比べて、@動力性能・A価格・B操安性・C安全性・D乗り心地・E装備品・FAI自動運転・G環境性能・H空力性能・I耐久性・J室内空間・Kユーザーインターフェース・Lデザイン性・M維持費・N充電利便性・O保証――ことごとくICE車は負けています。もう「全部負けオールスター」です。
日本人が得意のはずのハードのクオリティーでも最新の中国車の内装等を見ると30年余の時代格差を感じてしまう程に中国メーカーの先進性はとてつもなくスタイリッシュで凄い状況に迄進歩している。
それでも「いや、日本車には魂がある!」と精神論にすがるのは、昭和のド根性部活動の延長でしょうか。現実を見ないで「気合いで勝てる」と思い込むのは、高度成長期ならまだ通じたでしょう。しかし今は、理系の学生が減り続け、エンジニアが中国企業に引き抜かれ、AIの開発競争に完全に乗り遅れている国です。魂を叫ぶ前に、ソフトウェアを書ける人材を集める方が先決です。
500km/hの現実と「ガラパゴス」な夢
2025年9月、中国BYDの高級ブランド「仰望(YANGWANG)」が開発した「U9 Xtreme」が、最高速496.22km/hを記録しました。電気自動車が、長年内燃機関の聖域だった「500km/hの壁」に迫った瞬間です。しかもサーキット性能も兼ね備え、ニュルブルクリンク北コースを6分59秒で走破。これは世界の自動車ファンが震える記録です。
その心臓部には1200V超高電圧プラットフォームと、航空機並みの強度素材を使った4基の高性能モーター。出力は3000馬力を超え、パワーウェイトレシオは1,217PS/t。冷却効率133%向上、30C放電可能な新型ブレードバッテリー、カーボンセラミックブレーキ、専用開発のセミスリックタイヤ。まるでSFのような技術が、すでに市販車に搭載されているのです。
その一方、日本では「水素エンジンで夢を!」と声高に叫びてもう11年余で全く進化しないベクトルが80度ズレた夢を追いつつ、実際は実証実験レベルを超えないまま。ガラパゴスの中で「いつか花が咲く」と信じ続ける光景は、見ていて痛ましいほどです。
庶民の現実と「高嶺の花」
驚くべきはスーパーカーだけではありません。中国では一般庶民向けのBEVでも、すでに「1馬力あたり1万円以下」で手に入ります。日本の軽自動車より安くて高性能なEVが、街中に当たり前のように走っています。値段がそれなりの500万円クラスのプレミアムカーなどフル装備で1馬力当たり0.6万円に迄低下しています。
一方、日本の庶民はどうでしょう。1馬力当たり2〜3万円のICE車でガソリン代がじわじわ上がり、税金も高止まり、車検制度も重荷のまま。補助金に頼らないと新しい日本製のBEVに手が届かない。しかも、そのBEVは中国製より性能が低く補助金入れても値段が高く低性能なのだから、消費者としては踏んだり蹴ったりです。
3年後には「ガソリン車の新車に乗る人間=痛すぎる人間」と云う様な評価になると思いますよ!値段も維持費も高くて低性能で不便で危険で環境に最悪なクルマ・・そんなの買う人間は確実に”痛すぎる人間”ですね!
日本人の悪慣れと社会の崩壊リスク
問題なのは、この「全部負け」の事実を、政府も企業もメディアも、そして国民も「見ないふり」を続けていることです。
・原発事故も「想定外」と言って先送り
・少子高齢化も「将来の課題」と言って先送り
・財政赤字も「将来世代にツケ」と言って先送り
・インフラ老朽化も「まだ使える」と言って先送り
そうして気がつけば、1000年に一度の大地震と地球沸騰化の災害リスクが同時に迫り、社会全体が崩壊寸前になっている。それでも「なんとかなる」と思い込むのが、日本人の国民性。悪慣れとは恐ろしいものです。
この先どうなる? ― 未来を見ない国の行き着く先
BYDの「U9 Xtreme」が速度500km/hに迫る時代、日本はまだ「走りの楽しさ」そんな事日本で合法的に出来る所は有料のサーキットダケ、という抽象的な全く意味の無い言葉にしがみつき、現実を見ない。世界のEVが圧倒的な進化を遂げているのに、「日本車は安全神話がある」と言い続ける。実態は中国車より進化しない日本車は遥かに危険なクルマとなってしまって居る。
しかし、神話は現実には勝てません。
問題を直視せず、先送りを続ける国は、やがて自分自身が「過去の遺物」になるでしょう。悪を許容し、無駄を受け入れ、不合理に慣れ切った社会の末路は、国全体が「置いてきぼりの化石」になることです。
笑い話のようですが、この笑いは苦笑でしかない。気付いたときにはすでに取り返しがつかない――そんな未来が、静かに、しかし確実に近づいているのです。
もし、この文章を読み、少しでも不快になったり腹が立ったとしたら・・貴方も確実に時代遅れの人です。真実から目をそらしてはなりません!確証バイアスや洗脳から・・考える力・・を取り戻しましょう。