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日本人の近代史・・日本人は上に行けば行く程無能になる!

「売れないアメ車」と「見えない自由市場」──従属国家・日本の悲しき衰退の物語

私が若い頃、アメ車はまさに憧れの象徴だった。ダッジ・チャレンジャー、フォード・マスタング、ポンティアック・ファイヤーバード、シボレー・カマロ、そしてコルベット・スティングレー。V8・OHVの大排気量が奏でる、あの「ボボボボ」「バババァウゥン」という荒々しい音に胸を躍らせたものだ。だが、2025年の日本でアメ車を見かけると、珍しい野生動物を目撃したかのように「おお、まだ生き残っていたか」と声をかけたくなるがぁ〜〜〜悲しい事がある。

もっと悪いのは・・これらの米車に乗る人間は・・反知性主義者に見えてしまう日本の空気感である。

注意:私個人としては米車でも古いのはノスタルジーで嫌いでは無いが、環境の事を考えれば??????となる。安っぽすぎるドアの閉まる音などは・・・・ふぅ〜・・と感じる。

米車は、なぜ売れないのか。単に「魅力がないから」では済まされない。確かにでかい、燃費悪い、左ハンドル(確実に危険)、修理が面倒、何時になるか判らない、おまけに高い(売れないからテスラ以外はアメリカの2倍の価格)。

これだけ聞けば「売れるはずがない」と思うが、同じように高くて維持費もかかるドイツ車は売れている!正確には外国車はドイツ車しか売れて居ない!。つまり問題は“車そのもの”ではなく、日本の制度と空気感という見えない壁だ。

日本の税制は排気量や重量に比例して課税する。4〜5リッターのアメ車は、それだけで年間数万円の「ぜいたく税」扱いだ。燃費や重さの問題ではなく、「大きい車は来るな」と制度が突き放している。そして金融も不親切。アメリカでは低所得者でもローンが組めるのに、日本では審査が厳しく「あなた、買う資格あります?」と門前払いされる。部品供給も遅く、修理費も高額。要するに、日本市場はアメ車に「土俵すら与えていない」のだ。

それでも日本政府やメディアは「売れないのは魅力不足」「メーカーの努力不足」と片づける。玄関にドアをつけずに「客が来ない」と怒っているようなものである。だがアメリカ側の傲慢さも深刻だ。80年前の戦勝国気分のまま、「なぜ俺たちの車が売れない?」と上から目線で迫る。結局、日本市場は「攻略対象」でしかなく、消費者には「押し売り感」しか残らない。

問題は車だけではない。私たちはアメリカ人さえ食べないアメリカの遺伝子組み換え食品を世界で最も多く食べている民族になっている。なぜか? アメリカの圧力と、それに唯々諾々と従う日本の官僚のおかげだ。アメリカの圧力に負けアメリカでも日本でも猛毒故に禁止されている防カビ剤の使用基準まで曲解して合法化するのだから、日本人はアメリカの“遺伝子組み換え人体実験のモルモット”である。健康よりも「米国様のご機嫌取り」が優先される。

これは現状でも名実ともにアメリカの属国化している沖縄ダケの問題では無い、日本中が属国化を未だにしている。それを許しているまともな交渉さえしない(出来ない)低脳の自滅民党の政治屋が居る。

車の輸出でも同じ構造が繰り返される。2024年の日本の対米貿易黒字は8兆6,417億円、その内自動車は対米自動車輸出は約6.0兆円・・・たった6兆円しかも利益殆ど無しの自動車産業を守ると称して、とてつもない不平等(大損)取引を平気でする自滅民党のアホずら連中!それを唯々諾々とさせるバカ官僚!!!

トヨタの社員一人あたり年間26台(工場労働者ダケなら70台/人の生産数)の車を作り、133万台を米国に輸出している。しかし、その見返りに得られる利益はわずか。むしろ15%に関税を抑える(減らすでは無い)ために80兆円規模の金をくれてやる譲歩をしている。

投資先を全部トランプが決めると云う事の意味を理解して欲しい、トランプ支持者のラストベルトの負け組企業の延命とその負け組労働者に行く事など火を見るより明らかである。リターンなど無い!!!

再度申し上げる!!!アメリカ輸出の133万台製造の為の工場労働者約19000人、下請け全部を入れても労働者20万人分の力を、本来なら食料自給率を高める農業やアグリテックに回せるのに、日本は自らアメリカの属国の道を歩み続ける。同じ敗戦国のドイツもイタリアもすでに何十年前に自立しているのに・・日本だけ属国!

結局、アメ車が売れないのは「魅力不足」ではなく「制度の不在」だ。そして、その制度を変えないのは、アメリカに従うことを習性にしてしまった日本人の精神構造にある。自由市場? 笑わせてはいけない。そこにあるのは「自由を選べない市場」だ。

答えは3つ
@アメリカには日本から日本車を輸出しない!約133万台の輸出先は別の国々を開拓する。
Aアメリカとの貿易を同等に均衡させる⇒貿易での損得を同等とする。
B自動車産業(時代の役目は終了)を縮小してその分を日本の老朽化したインフラ更新やAIアグリテックの産業へシフトする。

重要だから再再度もうしあげる!!!私はアメリカへの自動車輸出などやめて、トヨタは年間1人の工場で働く正社員で約”70台/人”の車を製造している。トヨタの全社員当たりでは”約26台/1人”である。この数値が日本の自動車産業が如何に非効率(オールドエコノミー)かが良く判る数値でもある。

アメリカ輸出の133万台分のトヨタの労働者19000人(正社員のみ)(下請け迄全部入れて推定約20万人)を安全な食料生産にシフトし、農業改革をアグリテックのAI型近代産業に改めた方が遥かに賢い選択だと思うのですが・老朽化したインフラ更新事業への労働力移動も可能である・アメリカの言うままにアメリカにくれてやる80兆円も有れば十分過ぎてお釣りが山ほど出る。

アメリカ市場ではあの金儲けがド上手いトヨタでも殆ど利益を上げられていない現実をみても、関税を15%に抑える事と引き換えにアメリカに唯々諾々と80兆円をくれてやるよりははるかにマシである。アメリカ市場全体で日本車は利益が極少と云う事からしたら・・もう時代はアメリカ国内での日本車の自動車製造さえフェードアウトしても全く問題ない!

「経済=お金の循環」の基本のキがある。自動車でなくても老朽化しまくった日本のインフラ更新事業を加速させて日本国内にアメリカにくれてやるハズの80兆円を投資して・・日本の中のお金をぐるぐる回しまくる方が遥かに効率と実利と近未来の大災害の被害の大減少が可能になり良いと思うのですが・もちろん日本のアグリテック投資でも同様の事が可能です。・貴方はどう思いますか?

だが実際の日本は逆方向を走っている。トランプの強欲にオロオロしまくり、まともな交渉さえせずに、題を先送りし、悪慣れに慣れ切り、「まあ仕方ない」と呟きながら80兆円を差し出しアメリカに従う。

気がつけば、未来の子供たちに付け回した借金は▼1400兆円を超え、国内インフラは更新できずにボロボロ、しかも地震対策等の都市計画の改善も進まず、大地震が連発すれば、▼2000〜3000兆円なんて被害が出る事も予測されている。健康も経済も社会制度も、静かに蝕まれている。それでも「親分に怒られたら困る」と震えるばかり。

日本人よ、本当にこのままで良いのか。売れないアメ車の話は、実は「見えない自由」と「見えすぎる従属」の物語なのだ。強欲ジャイアンに選ばせてもらえない市場で「自由」を信じることほど、滑稽で危険なことはない。

貴方はどう感じ、どう思いますか?

それにしても日本の東大卒の高級官僚も世襲政治屋も”相当頭悪い”事ダケは証明される犯罪的事件である。