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・”恥”・と云う概念の存在が正しい教育の証

国連でアメリカと云う国家を代表して、温暖化は「ウソ」と断定!温暖化を唱える者は詐欺師だと公言――世界が地獄へ向かう冗談のような現実

アメリカがまたもや選んだのは、国連と云う場の国家の代表としての演説で世界の人々に対して「地球温暖化はウソだ」と言い切る男である。

そして「俺は凄いぞ、凄いぞ、凄いぞ、凄い男だぞ!!!私がノーベル平和賞を7回、受け取るべきだ」と2025年7月にイスラエルのネタニヤフ首相と会談で発言されたとの報道も有り、過去にも自分で世界に向けて!!!調べる限り6度も公言している。

科学者たちが何十年もかけて集めた観測データ、二酸化炭素濃度の上昇、海面の上昇、極端気象の頻発!それらすべてを一言で片づける。アメリカのリーダーは根拠を全く示さず「フェイクだ」と。

便利な言葉だ。証拠を突きつけられても「ウソだ」と言えば思考停止できる。「落選した時もフェイクを連呼し議事堂を襲わせた過去がある」ダイエットをしても太るのは「フェイク」だし、銀行口座がゼロになるのも「フェイク」だと言い張れば、少なくとも精神的にはハッピーだ。問題は、地球温暖化という「現実」が、我々の精神的ハッピーを待ってくれないことだ。

パリ協定もいかさまだ。米国は私の指示で原油や「クリーンで美しい石炭」の生産量を引き上げる。豊富で安価なエネルギーを必要とする国に提供する用意がある。とも公言!

こんな途方もない世界を破壊に導く反知性主義者をリーダーに選んだアメリカ人と云う人々は・”恥”・と云う概念はこの男と同様に無いのだろう。

ここで少し真面目な数字を出してみよう。産業革命以降、大気中の二酸化炭素濃度は280ppmから420ppmにまで上昇した。わずか140年あまりで約1.5倍。北極の氷床は1970年代に比べて夏場の面積が約半分に縮小し、グリーンランドの氷は毎年約2500億トンが失われている。2023年、世界の平均気温は観測史上最高を記録し、産業革命前よりも約1.5℃上昇。国連IPCCは「このままでは21世紀末までに3℃上昇もあり得る」と警告している。

だが、アメリカのリーダーはこう言う。「気温が下がったから『温暖化』ではなく『気候変動』に名前を変えた。だから詐欺だ!」。なるほど、雨が降ったら「今日は雨だから温暖化はウソ」、雪が降ったら「寒いじゃないか、やっぱりウソ」。こうして地球は「詐欺師の惑星」扱いである。これでは科学の敗北というより、論理の自殺だ。

皮肉なことに、地球温暖化を「信じない」人々が増えると、その分だけ温暖化は加速する。車のアクセルを踏みながら「スピードなんて存在しない」「排気ガス!そんなの知らん」と叫ぶのと同じだ。CO₂排出量は2023年に約370億トン。

人類は毎年、恐竜時代から何百万年もかけて蓄えられた化石燃料を、たった1年で燃やしている。しかもその煙突の下で「化石エネルギーは豊富で安い」と胸を張る。まるで自宅の床下に火をつけて「暖房いらずだ!」と喜んでいるようなものである。

日本の夏も笑えない。2025年には東京で猛暑日(35℃以上)が過去最多25日間を記録した。2025年8月5日に群馬県伊勢崎市で記録された41.8℃と観測史上最高気温も記録し、今年41℃以上は6回観測、その内5回は去年以来の過去最高値を観測した。そして40℃以上になったのが延べ30地点に及んだ。今年は明らかに異常であり異様である。

ヨーロッパでは山火事が都市を包み、カナダでは2024年、1年で約 5.1〜5.3 百万ヘクタール(5,100,000〜5,300,000 ha)を超える森林が焼けた。異常気象による経済損失は世界全体で年間3,000億ドル(約45兆円)規模に達する。これでも「温暖化はウソ」と言えるのは、ある意味で才能(狂気)だ。現実を無視する力――それを「反知性主義」と呼ぶのだろう。

しかし、ここには一つのブラックジョークがある。人類は「知性」を発展させて電気や自動車やAIを生み出したが、その知性を否定する「反知性」が大統領や首相を生み出していることだ。科学を否定する人々が科学技術(SNSや選挙システム)を駆使して台頭する――なんと見事な自己矛盾だろう。AIが気候予測をしても、「そのAIは嘘をついている」と一蹴される未来が目に浮かぶ。

世界は分岐点にある。IPCCの試算では、今世紀半ばまでにCO₂排出を実質ゼロに抑えなければ、臨界点を越えて制御不能に陥る可能性が高い。だが政治は票を求め、耳障りのいい言葉を繰り返す。「石炭はクリーン」「原油は美しい」。医療村と葬儀屋に取っては美しいのは確かだ――大気中に舞う黒いスモッグとして、肺の中に沈む微粒子としてガンを多発する!。

こうして世界は「沈みゆくタイタニック号」となった。科学者たちは氷山の位置を正確に計算し、警告を発する。だが船長は言う。「氷山なんて存在しない。見えるのはフェイクニュースだ」。そして乗客たちはスマホで「#氷山なんて無い」を拡散し、安心してシャンパンを飲む。エンジンは全開、船はまっすぐ氷山へ!まもなく衝突する可能性が高い!。

このブラックジョークの結末はまだ書かれていない。だが一つだけ確かなことがある。我々が「温暖化はウソだ」と言い張れば言い張るほど、地球は無言で答えを返してくる。「そうかい、じゃあ君たちの未来を蒸し焼きにして証明してあげよう」と。

こんな途方もない世界を破壊に導く反知性主義者をリーダーに選んだアメリカ人と云う人々は・”恥”・と云う概念はこの男と同様に無いのだろう。そしてそんなアメリカに唯々諾々とアメリカでは殆ど儲からない日本の自動車産業とやらを守るために約80兆円をほぼ無条件でくれてやる日本の政治屋も・・同質の人間なんだろう。また、その政治屋を選ぶ日本人もまた、”同じ穴のむじな”なのだろう。

人生には理解不能な悲しき事!が山ほどある!!!その多くはアホリーダーの出現とその愚行が理由である。!アメリカも民主主義の選挙でヒトラーが生まれたように、明らかに権威主義国の仲間入りである。

じゃぁ〜俺は、私は、どう生きるんだ?・・・その答えは私のブログの中にも、弊社サイトの中にも真なる学びとして山ほど存在している。是非参考にしてね!