標準分布極線のズレから見える確実な未来!
私は物事を見る時に、判断する時に、原理原則をとても大事にしています。原理原則から導き出される第一原理思考も多用します。そして如何なるモノに裏表があり、第一原理思考の負の部分も熟知して判断します。
そして集団を見る時、判別する時には「標準分布曲線」を何時も頭に於いて対象物をの価値を判断する様にしています。
注:標準分布(正規分布)曲線⇒https://avilen.co.jp/personal/knowledge-article/normal-distribution/
多くの事象は多くの組織はマクロでみると、何もしなければ、この分布曲線通りの事が圧倒的に多いのです。
山の一番高い所=平均値・・となります。右半分はプラスがマイナスより勝り、左半分はプラスよりマイナスが勝ります。最高値を100点とすれば平均値は50点・・この50点が一番沢山の存在を占める事になります。左半分は自然界では時間と共に淘汰される運命にある存在でも有ります。
50点が一番安く、右に行けば行くほど「価値が高い=値段が高い」と云う原理原則も存在します。
基本的に大量販売が目的の大企業は50点企業、50点製品を主目的に作る事を目指す企業組織と云えるでしょう。この50点の大量販売が利幅は少なくともトータルでは一番儲かる企業となります。
◆ 同じ呼称、同じ見かけ、同じ特質でも・・色々な性能を持つ商品も有ります。以下は鉄の種類ですが
A. 炭素含有量による分類(鋼と鋳鉄)
@ 純鉄(ピュアアイアン)炭素含有量:ほぼゼロ(0.02%以下)特徴:柔らかく、電磁特性が良好(電磁鋼板などに使用)科学的には、不純物をゼロに近づけるほど錆びにくくなる。
A 鋼(こう、Steel)炭素含有量:0.02〜2.1%特徴:加工しやすく、強度・靭性のバランスがよい用途:建築材料、自動車、機械部品など
⬜ 炭素鋼(カーボンスチール)合金元素をほとんど含まない普通鋼と高炭素鋼に分かれる(SS材など)
🔶 最大量生産される鉄の種類:普通鋼(Mild Steel, Carbon Steel)・・鉄全体の90%以上
分類位置:上記A鋼 → ⬜炭素鋼 の一種 炭素含有量:0.1〜0.25%前後
特徴:加工しやすく、コストが安い 鉄の基本形として建材・車体・船舶・機械・缶詰などに広く使われる代表的な規格:JISの「SS400」など
⬜ 合金鋼(アロイスチール)クロム、ニッケル、モリブデンなどを添加特殊鋼(例:ステンレス鋼、高速度鋼など)
B 鋳鉄(ちゅうてつ、Cast Iron)鉄全体の約5〜7%
炭素含有量:2.1%以上特徴:硬くてもろいが、成形しやすく耐摩耗性に優れる用途:エンジン部品、マンホール、工作機械など
B. 合金成分による分類(特殊鋼の一例)鉄全体の約2〜3%
C ステンレス鋼(SUS)主成分:鉄+クロム(12%以上)+ニッケルなど特徴:さびにくい、美しい光沢、耐熱性あり用途:台所用品、建築外装、化学プラントなど
D 高速度鋼(ハイス HSS)特徴:切削工具に使われる、熱に強い成分:モリブデン、タングステンなど
E 電磁鋼板(けい素鋼)成分:鉄+けい素特徴:磁気特性が良い用途:変圧器やモーターのコア材
C. 製造法や構造による分類
F 熱間圧延鋼(Hot-Rolled Steel)高温で加工されるため、成形しやすいが表面が粗い
G 冷間圧延鋼(Cold-Rolled Steel)常温で圧延され、精度や表面仕上げが良好
H 鍛造鉄(Wrought Iron)昔の日本刀などに近い、鍛えて強度を増す鉄(現在はあまり流通しない)
一番需要の高い90%以上を占める普通鋼が一番安いと云う事も判ります。
◆次なる表は自動車メーカー別の製造台数ランキング順と平均販売単価である。右端、価格ランキング
【1位】トヨタ自動車 約10.8百万台 平均価格:約25,000〜30,000ドル 【価格ランク:14位】
【2位】フォルクスワーゲンG 約10.1百万台 平均価格:約41,000ドル 【価格ランク:7位】
【3位】現代・起亜(現代G) 約7.2百万台 平均価格:約28,000ドル 【価格ランク:12位】
【4位】ゼネラルモーターズ 約6.0百万台 平均価格:約40,000ドル 【価格ランク:8位】
【5位】ステランティス 約6.3百万台 平均価格:約35,000ドル(推定) 【価格ランク:9位】
【6位】BYD(比亜迪) 約4.3百万台 平均価格:約25,000〜30,000ドル 【価格ランク:13位】
【7位】SAIC(上汽集団) 約4.0百万台 平均価格:約20,000〜30,000ドル 【価格ランク:15位】
【8位】フォード 約3.9百万台 平均価格:約43,000ドル 【価格ランク:6位】
【9位】ホンダ 約3.8百万台 平均価格:約29,000ドル 【価格ランク:11位】
【10位】日産自動車 約3.4百万台 平均価格:約28,000ドル 【価格ランク:12位】
【11位】吉利(Geely) 約3.3百万台 平均価格:約20,000〜30,000ドル【価格ランク:15位】
【12位】スズキ 約3.0百万台 平均価格:約15,000〜20,000ドル【価格ランク:18位】
【13位】Chery(奇瑞汽車) 約2.7百万台 平均価格:約15,000ドル(推定)【価格ランク:19位】
【14位】BMWグループ 約2.5百万台 平均価格:約55,000ドル 【価格ランク:4位】
【15位】メルセデス・ベンツ 約2.4百万台 平均価格:約59,000ドル 【価格ランク:3位】
【16位】ルノーグループ 約2.3百万台 平均価格:約30,000〜40,000ドル【価格ランク:10位】
【17位】テスラ 約1.8百万台 平均価格:約45,000ドル 【価格ランク:5位】
【18位】ポルシェ 約0.31百万台 平均価格:約105,000ドル 【価格ランク:2位】
【19位】フェラーリ 約14,000台 平均価格:約195,000ドル 【価格ランク:1位】
【20位】シャオミ(Xiaomi) 約0.3百万台 平均価格:約30,000ドル 【価格ランク:10位】
注:シャオミの20位は生産開始約1年で設備が整わないダケ!
大量の生産される車の単価は安く、少量生産される車の単価は高いと云う事が判別可能です。また、日本車は・・安い・・ダケの価値で売れている事も判別可能ですね、日本車より安い車は中国車しかないのが現状です。日本以外の歴史の有る欧州企業などは・・価値・・に拘り標準分布曲線の右側中央当たりの顧客にターゲティングしている様ですね!
如何なるモノにも人間にも生物にも・・・この標準分布曲線から見える偏差があり、全く同一のモノは元素以外に有りません。元素さえ不純物を含んでしか活用出来ない場合も多々あります。
◆この標準分布(正規分布)はリーダーが優秀なら山は右に移行し、その逆でリーダーがダメなら左に行こうする事も当然の事であり、現在の日本は、先進国で唯一、大きく左に分布の山が移行している可哀そうな国であります。・・原理原則的には、時間と共に消滅する運命と云えるでしょう。