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日本車はアメリカで殆ど利益が出ないのに・・不思議

■「感情を持ったクルマ」と「思考停止した日本社会」──日本の未来が心配ですね!

AIが“心を持ち始めた”というのに、人間の側が思考停止していたらどうなるのか…。そんな不安が、最近ヒリヒリと増しています。中国製のBEVにAIエージェントが搭載されました。とくに我が日本、自動車産業を筆頭に「変化は悪」と刷り込まれた”空気感”が、ここに来ていよいよ命取りになりつつあるのではないでしょうか。

中国のBYD等の欧州やグローバルサウスの現地工場がいよいよ生産開始して、中国製のBEVやPHEVが爆増しそうです。アメリカ以外の日本車の海外マーケットを確実に侵食します。

日本の大企業は、未だに”マルチプッツンうぇ〜〜〜〜”なんて叫び続けています。

いま中国の自動車メーカーが見せている進化は、もはや“進化”というより“変身”の域です。吉利(ジーリー)、BYD、ファーウェイ、シャオミ──スマホ屋まで車をつくる時代に、日本企業は「HVで勝負」「2035年までガソリンOK」とのんびり構えておりますが、それ、もう化石の香りがしませんか?

ジーリーは、ただの自動運転の移動手段ではなく「話せるクルマ」を本気で作り始めています。AIがドライバーの気分に合わせて声のトーンを変え、感情を読み取りながら会話する最新AIエージェントが搭載されたSUV「Galaxy M9」。…昭和生まれの私は、「クルマと会話して何になる?」とツッコミかけたものの、「人間の秘書よりよっぽど賢く素早く気が利きそう」と気づいてしまいました。

さらに驚くのは、その裏側の基盤です。23.5EFLOPS(これはとんでもない演算能力)を誇るデータセンターを持ち、10兆トークンものデータをAIに学習させているそうです。「車載OSで心が通じ合う未来」なんて、まるでジブリの世界ですが、あちらは夢を、こちらは今現在のリアル!現実を動かしています。

注:23.5 EFLOPS は 約2,350万 TOPS に相当します。
(現実的な比較):
NVIDIAの最新AIチップ(例:H200⇒価格は1枚で約30,000〜40,000USD・450万円〜600万円程度・契約数量により差) では、1枚あたり最大1,000 TOPS(INT8)程度。つまり、23.5 EFLOPSのAI演算能力は、AIチップ約2万枚分以上にもなります。テスラもこの数倍のデーターセンターが稼働中!

これは国レベルの大規模AI開発基盤に匹敵する超巨大な演算資源であり、自動車企業がこれを保有しているという事実自体が、時代の変化を象徴しています。そしてテスラや中国メーカーのAI-BEVの車載ECUの性能は間もなく3000〜7000TOPSも搭載予定とされている。

一方で、われら日本の自動車メーカーのECUはたったの100TOPS程度、丸投げで中国企業の助けを借りても250TOPS程度⇒現状中国最先端車の1/9程度。過去の歴史では日本の技術も、世界を驚かせた実績もある。でも最近のキーワードは「様子見」「慎重に」「無理せず」「前例がない」。もはや“技術立国”ではなく“言い訳立国”と化してしまったかのようです。

■さらにAIと同様に重要な電池分野(エネルギーの有効活用)でも、情け容赦ない現実が待っています。中国の世界ダントツ1位(日本のパナソニックの10倍)のCATLは、欧米がEV補助金を打ち切っても攻めに攻めて、巨額投資をしまくっても、なんと半年で6000億円の純利益。生産能力も世界最大、工場投資も数千億単位で当たり前!さらに投資を拡大して世界の電気自動車の電池を全てCATL1社で賄える現状の約2.5倍のレベルを目指しています。

なのに、日本勢はどうか? パナソニックは米国3工場目の計画を凍結、LGエナジー等の他社も撤退や縮小が相次いでいます。まるで「冬はコタツで春を待つ」戦法ですが、CATLは「逆風の時こそ踏ん張りどころ」と時代の先(地球沸騰化時代の過酷の需用爆増)を見据えています。

日本人には「悪慣れする力」があります。理不尽でも「仕方ない」とあきらめ、前任者の失敗も見て見ぬふり。だから責任を取らない人が増え、改革も痛みも避け続けてきました。でもそのぬるま湯の先にあるのは、ゆでガエルを通り過ぎ燻製ガエルの運命ではないでしょうか。

かつて私たちは、世界の最先端に立ち、「メイド・イン・ジャパン」を誇りにしてきました。けれど今、AIは中国発、電池は中国製、自動運転も中国が先行。テスラに追いつくのではなく、テスラを追い越す勢いがアジアの隣国にあります。

さらにテスラは蓄電池の提携先をLGエナジー、半導体をサムスンと云う韓国メーカーとの提携を強めています。ここでも苦しい創業期に協業したパナソニックは見捨てられジャパンパッシングは進む様ですね!何故に、日本のパナソニックは見捨てられるか!技術力とコスパ力が無い!ただ、それだけの事です。

中国製や韓国製を「安かろう悪かろう」で済ませられる時代は、とっくに終わっているのです。日本人は何時迄昭和の価値観に拘泥するのでしょうかね!「高かろう悪かろう」は日本の称号になるのも時間の問題の様です。

AI時代、しかもヒューマノイドが普通に街を歩く、工場で働く、家で家事をするような近未来が確実なのに、意思決定が遅く、責任をとらず、仲間内でしか相談しない古すぎる日本の社会システムでは、命さえ守れないかもしれません。車だけでなく、政治も教育もメディアも、もはや“旧モデル”がガタガタ音を立てて、かろうじて走っているように見えます。

私たちは、未来に文句を言う前に、自分たちの“現在地”を正しく見直す必要があるのかもしれません。言葉の壁も、データの壁も越えて、問い直しましょう。「このままで本当にいいのか」と。

──感情を持ったAIと、責任を持たない人間(日本人)。この対比こそが、日本社会の“危うさ”を突きつけているようで、眠れぬ夜が増えてしまうのです。