原理原則⇒類は友を呼ぶ!!!共に衰退する国・日米
壊す快感と、再建を語れない国 ―「AI最遅」と「米国投資最速」の不条理国家ニッポン
気がつけば、日本という国は「変われない病」にかかってしまったようです。いや、正確に言えば、「変わったつもり病」。壊すのは早い。声を上げるのも早い。でも、壊した後のことは誰も考えていない。気がつけば、古すぎる用済みの非効率な村社会を温存し、問題先送り!借金爆増継続にすっかり慣れてしまった私たちは、「最も遅く、最も従順に、最も壊れやすい」国を築いてしまったのかもしれません。
たとえば今の株高。なんだか景気がいいように見えますが、それって実は「トランプの手品」みたいなもの。箱の中には本物の景気は入っていません。中身は空、でも拍手喝采。経済の実態とかけ離れた株高に、人々は「まあ不景気よりマシか」と安心してしまう。まるで火のついた自宅で、「でもWi-Fiはまだ繋がってるし」と言ってるようなものです。
さらに笑えないのが、日本に対するアメリカの「関税の脅し」。15%の関税、なぜか「日本も譲歩したが粘り強く交渉した成果」と発表。でもその実、トヨタ等の自動車業界でさえ1.6兆円の損失軽減にとどまり、日本全体ではどれだけ損しているのか誰も検証していない。
EUもトランプ関税15%で決着した様である。その他にも莫大な金額をアメリカに投入する条件付きである。
しかも日本側は80兆円・GDP比13%(原資は日本の年金積立金・推定)の投資(という名の献上)を予定!欧州は89兆円・GDP比3%!日本の1/4以下・のアメリカ投資、欧州は約110兆円のアメリカのエネルギーを輸入する条件、これらのお金がアメリカが主導でアメリカに投資される⇒日本や欧州のお金なのにアメリカが使う?これって平等な国家?。日本はその利益の9割がアメリカ国内に回る。まるで「ATMにしか使えない盟友」です。
しかもその投資、いわゆる「指定型投資」。自由に選んでるフリをして、結局はアメリカのトランプ政権の人気取りや選挙対策に貢いでる。この構図、かつての「宗主国と属国」関係にどこか似ていませんか? トランプの再選を支援するために、私たちの年金原資が使われるかもしれないという現実。泣いていいですか?
今の急場をしのげば自由主義国等を含め多くの国のアメリカ離れは確実に進む可能性が高い!!!
そうして、すっかり感覚が麻痺した私たち。関税27.5%よりはマシだから15%でも「まぁ良かった」と思ってしまう。「不透明よりマシ」が判断基準。思考停止、ここに極まれりです。でもこれが交渉力の敗北でなくて何でしょう?
多くの経済学者が断言している関税は自国(アメリカ)のオールドエコノミーの復活には効果なし!物価高や金利高で、このアホ関税でアメリカが困れば、また、トランプは多くの国に無理難題を要求するだろう。人間は感情の動物!急場をしのげば自由主義国等を含め多くの国のアメリカ離れは確実に進む可能性が高い!!!
トランプ政権の間にアメリカは急速に衰退して世界から孤立化をして行くのだろう。中国のAI爆速進歩や製造業の超高度化が進みテック技術もアメリカから中国製に多くの国が変更して使うようになる。中国を始めとする権威主義国の優位となる世界となりそうである。
孤立化しオールドエコノミーを強化したアメリカに問題が多発(人財や企業の流出)して、アメリカの完全支配下に有る、のび太の日本はジャイアンアメリカに無理難題を次々に押し付けられ、こき使われる事に成りそうである。3年ひと昔どころか1年ひと昔の今の時代、トランプ政権残り3年半は長すぎる。
アメリカと同様に日本の「壊す快感」政治は、21世紀の入り口、小泉政権から始まりました。「自民党をぶっ壊す」と言いながら、ぶっ壊されたのは地方経済と社会のセーフティネット。郵政民営化もJPをブラック企業にしただけ。日本人の労働者4割を人から資材(非正規労働者は人事部では無く資材部の管轄)にしたダケ。続く安倍政権は「敵を設定して叩く政治」で人気を集めましたが、叩かれるのはいつも構造改革ではなく、誰かの顔。
その延長線上に現れたのが、ポピュリズムの「日本を壊すための政党」です。理念や設計図のある革命ならまだしも、日本の一部の政党はただ「作ったこと」に価値を置き、「中身はあとで」が許される雰囲気。まるで「設計図なしでタワマン建設にGOサインが出る」ような危うさです。
そして今、国会の議論は劣化し、政党は浮かんでは消え、ネットでは怒号と陰謀論が飛び交う。制度は破壊されても再設計されず、壊すことが目的化し、再建は議論すらされない。「混乱はチャンス」と叫ぶ政治家が人気を得てしまう国になってしまいました。
AIの世界でも同じです。世界が生成AI、ロボティクス、医療AIで大競争をしている中、日本は「倫理ガイドライン」ばかり増やして、実装は世界最遅。AI導入において「安全性」はもちろん大事。でも「変化を許さぬ空気」に支配されて、「遅いこと」が正義になってしまったら、それは「技術後進国」への転落宣言です。
このままではいけない。株価が上がっている今こそ、実は「売り時」。見せかけの安心が続くうちに、冷静になって考える時間があるからです。そして、ただ壊すのではなく、壊した後に何をどうつくるのか? という真剣な議論を始めなければならない。
そうでなければ、やがてやって来る「現実」という大暴落が、日本という国の背骨を折る日も、そう遠くはないかもしれません。