「うちはまだHVがあるから」⇒それって28年も前の技術なんですけど
テスラが工場から無人自走で30分かけて顧客の元に新車をデリバリーしました。AI-自動運転のフェーズは確実に爆速進化をする2025〜2026年となります。コストがトコトン削られる今の今です。
5分で520q走行可、9分でBEV満充電可能な今、さらに未来へ──それでも「うちはまだHVがあるから」と言いますか?
かつて、「電気自動車はまだ未来の話」と語る人たちがいました。でも今、その未来は、もう隣の国で「すでに普通」になっています。なのに私たちは、30分充電で200km走れると聞いて「おお、進化した」と安心している始末。ごめんなさい、それ中国では5分で400〜520kmが“当たり前”になっているんです。
中国の電池最大手CATLが開発した「神行(ShenXing)」バッテリーは、5分の充電で520kmの走行が可能。BYDは5分で400km。東京から名古屋、下手すると大阪まで、コーヒー一杯淹れている間に走れる時代に入りました。一方、日本車の多くは「30分充電で200km」と胸を張る。でもそれ、今では“黒電話”並の技術かもしれません。
テスラですら、15分で275kmのスーパーチャージャーV3を誇っていたのに、中国市場ではV4(500kW)にアップグレード。そしてBYDはさらにその上を行き、1000kW対応の「デュアルポート充電」を展開。左右から500kWずつ、計9分で満タン、航続566km。充電ケーブルが2本? しかもスマホで操作? なんですかその未来、マンガですか?
現在の蓄電池の寿命は平気で30〜40万q以上の耐久性を持つ。無料保証の多くは8年、15万q、中国BYD等は2万円前後の課金で中国、国内業界最長10年30万kmを保証「パワーバッテリーSoH延長保証プログラム」・・https://byd.co.jp/e-life/news/2025_0415_1.html
その他にも電動車本体が持つ迄なんて永久保証するメーカーも出現した。
さらに驚くのは、NIOが展開する“交換式”バッテリーステーション。中国全土に3000カ所以上。クルマごと入庫すれば、ロボットが3分以内に古いバッテリーを引き抜き、新品を装着。しかもこのサービス、アプリで事前予約が可能。カップ麺ができる前に出発です。
バッテリーはサブスク制。車体と分離されて売られているので、バッテリー劣化による下取り価格の心配もなし。しかも交換されるバッテリーは性能が年々進化中。「買った時より性能が上がっている中古車」──そんな奇妙な現象が、現実になっています。
ところが我らが日本。「BEVの開発は慎重に」と言っていた間に、世界は大胆に進みました。トヨタを含む日本メーカーの多くは、「水素があるから」「HVでつなぐから」と唱えながら、気づけばバッテリーもAIチップも、充電器ですら海外勢に頼る状態。そもそも日本の急速充電規格「CHAdeMO」は世界標準だったはずが、いまや日本でしか見かけない“孤立島”。
日本国内の充電スタンドの8割以上が、最大出力90kW以下。中国で“過去の遺物”扱いされている出力に、私たちは今もせっせと並んでいます。これはもう、「昭和のノスタルジー」とか「職人の心意気」では説明がつかないレベル。
極めつけは、国際競争力の象徴ともいえる外国からの直接投資額。2023年、日本は世界190カ国中で北朝鮮とほぼ同レベルの“ほぼ最下位”。世界の投資家が「日本は未来の市場じゃない」と見ている現実を、なぜか私たちだけが知らないふり。
必要なのは、バッテリーの改良より前に、「認識のアップデート」。HVが「未来の中継ぎ」として評価されていた時代は終わりました。水素も、充電インフラの整備が進まなければ夢物語。いま私たちに必要なのは、「過去の成功体験」に縋ることではなく、「いま何が足りていないか」に目を向ける勇気です。
音がいいとか、鼓動があるとか、そんなセンチメンタルではもう走れない時代に入っています。世界は静かに、しかし確実に次のフェーズへ加速度を付けて進んでいるのです。
さあ、問いましょう。
中国では5分で未来にたどり着ける時代に、30分で1/2の性能で安心している場合ですか?
昭和のロマンより、令和の現実。音より中身、気持ちよさより性能。地球沸騰化=コスト増=日本人は貧しくなる!!!そろそろ目を覚まさないと、未来の地図に、日本が書かれていないかもしれません。