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「種を植えない農家」

『平成令和ガラパゴス日記 〜AI時代の浦島太郎より〜』

気づけばスマホ片手に「OK Google、今日は日本の未来どうなるの?」と聞いてみたくなる毎日。でも、答えが返ってくる前に、ため息が出るのが日本の現実。

まずはIT・AIの話。世界を驚かせるような製品?…残念ながら、ここ日本からはあまり聞こえてきません。そういえば、昔「iモード」なんて先進的な携帯サービスがありましたよね。あの頃は「こっちが世界の最先端や!」と自信満々。でも世界から見れば「ああ、それ日本だけの文化ね」とガラパゴス認定。まるで盆栽を世界戦略にしようとしてるような話です。

実は、iPhoneが出る前、日本の家電メーカーの社員が似たようなスマートフォンのアイデアを社内で出していたそうです。でも、例のアレですよ。伝統芸「社内調整」と「縦割り組織の摩擦」で握りつぶされた。こんなとてつもない富を生むアイディア潰しが日本の大組織では普通に行われ続けています。

これが伝統文化としてユネスコ無形文化遺産に登録されないのが不思議なくらい。結果、日本は「スマホの覇者」になれず、「ガラケーの思い出語り部」になりました。

それからというもの、日本は産業ごとに“ご臨終ラッシュ”。半導体、家電、IT…どれも「栄光の過去」と「無反省の現在」がセットです。「なぜ失敗したか?」と問うと、「さあ?」という顔。もはやこれは“衰退の方程式”です。原因不明じゃなくて、原因無視。

さて、2024年。世界がAIに盛り上がる中、日本のデジタル収支は堂々の6兆円赤字!今後もAI進化と共に指数関数的にドンドン増え続ける。これ、GAFAM+OTNに払ってる“情報使用料”みたいなもの。つまり、スマホを使うたび、日本人はアメリカの家計を少しずつ潤わせているということ。「えっ、私たち…GAFA+OTNのサブスク入ってたの?」と驚く声が聞こえてきそう。

じゃあ、日本は今!何で稼いでいるの?というと、やっぱり車。1985年も2024年も、輸出の約2割は車。これはもはや産業のタイムカプセル。時が止まってるのか、それとも進化を拒んでるのか…。世界が電動化、自動運転、AI車に舵を切る中、日本は「ハイブリッドで勝負!」と叫び続ける。でも、それって例えるなら「黒電話にBluetoothつけて最強だ!」と叫んでるようなものかもしれません。

今後輸出の約2割の車は年間約1割前後は減少して行く運命の様ですね・・10年で0?・最後に残った自動車1本足が危うい雲行きです、時代の進化に背を向けてソフト化・AI自動運転化・AI-SDV化を怠り年率10%程度前後で中国のBYDやシャオミやファーウェー等々のニューエコノミーメーカーに日本車のマーケットを奪われ行く!・せめて5割減で止まって欲しいですよね!

さらに恐ろしい事はAIの進化により日本車の事故時の危険性(安かろう悪かろう)が明確になる可能性も色濃い!原理原則⇒貧すれば鈍す⇒当たり前の事!・・貧した日本人に真に良いモノなど出来るハズが無い⇒日本人のごまかし(HVは最高の嘘)が明確になる時代へ向かう。

ジェンダーの話もしましょう。1985年に男女雇用機会均等法ができたけど、女性の活躍はまだ「これから」。ジェンダーギャップ指数では日本は146か国中118位。後ろにはサウジアラビアとタリバン政権くらいしかいません。「日本は先進国だ!」と胸を張る声もありますが、世界からは「どの辺が?」と問われているのが現実。

さらに、未来を切り拓く鍵となる「起業」。日本の起業率は3.1%。アメリカの約1/4。

対内直接投資残高の世界ランキングと国際比較(2021年時点)↓

国名 対内直接投資残高(対GDP比) 世界順位(201カ国中)
ルクセンブルク 1460% 1位
オランダ 275% 2位
韓国 約13.8% 約50位
中国 約19.5% 約40位
北朝鮮 5.9% 197位
日本 5.2% 198位・・・・最近ほんの少しだけ上位になったダケ⇒依然世界最低レベル

おまけに海外からの日本への投資もGDP比で5.9%。なんと北朝鮮以下の世界196位。このあたり、経済の専門家も苦笑いするレベル。もはや「鎖国2.0」と呼んだほうがしっくりくるかもしれません。

日本を一言で表現すれば・・・「種を植えない農家」・・・と云う事になります。実りなど有るハズが有りませんね!!!

そして今、世界はAI、環境、エネルギー効率最大化といった“新しい常識”へまっしぐら。その中心にあるのが蓄電池。でも、その技術でも日本は周回遅れ。いや、ピットに戻ったまま再出発できてないチームみたいな状況。世界のEV企業はソフトウェアで車を進化させ、日本のメーカーは「うちは職人技でドアの閉まる音が違います」とアピール中。うん、確かに音はいい。でも、未来は耳ではなくAIが決める時代かもしれません。

それでも、私たちはこの国に住んでいます。失敗に慣れ、変化を恐れ、それでも毎日なんとなく頑張っている人たちがいる国。それが今の日本。でも、だからこそ笑いながら、ちょっと自虐しながら、前を向いてもいいんじゃないでしょうか?

時代に取り残された感覚?それはたしかにある。でも、「それでも自分たちは変われる」と思えるかどうかが未来の分かれ道。浦島太郎にならないように、AIに玉手箱を開けられる前に、自分で未来を開けてみましょう。