昨日の脳トレの答え!超簡単にひっかかる思考停止の民
米の流通構造と利益配分の基本構造(通常時)
以下は概算の分配構成(※銘柄米・精米5kg、2023年以前の店頭価格2,000円を例に)
流通段階 内容 2000円価格の内概算取り分 説明
生産者農家(玄米で出荷) 約30%(600円) 肥料・燃料費高騰後は実質赤字気味
集荷者農協、ライスセンター 約10%(200円) 貯蔵・集荷・乾燥調製などの手数料
流通業者中買人、問屋 約10〜15%(200〜300円) 集荷量・品質管理・精米コスト含む
精米業者玄米を白米に加工 約5〜10%(100〜200円) 歩留まりにより利益変動
卸業者広域流通量販店へ供給 約10〜15%(200〜300円) 在庫リスクと物流コストを反映
小売(量販店)スーパー等 約20〜30%(400〜600円) 店舗維持・広告費・人件費を反映
これが流通以降の分が約2倍になったのが現在である。今年からは農家の取り分も2倍?になる気配である。
【日本の村社会の非効率と利益独占】
2024年の米価高騰――誰が一番儲けたのか?流通構造と利益配分から読み解く
■ 米の流通構造と利益配分(通常時)・・・@〜E工程を経て消費者の元へ届く
※例:精米5kg、店頭価格2,000円の場合の概算分配⇒価格に占める@〜Eの割合は下記
@生産者(農家)・・平均年齢71歳
・取り分:約30%(600円)・農業従事者の時間給は最低賃金以下・小規模は赤字
・玄米で出荷。近年は肥料・燃料費高騰で利益は圧迫され気味。
A集荷者(農協やライスセンター)・農業者の寄生虫化している現実がある。
・取り分:約10%(200円)
・乾燥・調製・保管・出荷の手数料が中心。
B流通業者(中買い人、問屋)・・・AとBは運命共同体の同じ村人
・取り分:約10〜15%(200〜300円)
・大口で仕入れ、流通調整や価格交渉を担う。市場の動向に最も敏感。
C精米業者
・取り分:約5〜10%(100〜200円)
・歩留まりや加工設備コストに左右される。
D卸売業者
・取り分:約10〜15%(200〜300円)
・広域流通を担い、物流コストや在庫リスクも負う。
E小売店(スーパー等)
・取り分:約20〜30%(400〜600円)・・仕入れて売るダケで半年分の労働並みの取り分
・店舗維持、人件費、広告費などを反映。値下げ圧力も強い。
■ 2024年の1年で2倍強の米価高騰で「誰が一番得をしたのか?」
生産者(農家)・・平均年齢71歳⇒果たして日本の米作りに持続性が有るのか?大疑問
・米価上昇は歓迎されるが、肥料・燃料などのコスト増で純利益は限定的。
・先に安く売ってしまった農家は儲けそこなった例も。
→「勝者」ではあるが「最大の勝者」ではない。
農協・集荷者
・収益は手数料制であり、価格高騰の影響は限定的。
・在庫を抱えていた一部は価格差益を得た可能性あり。
→利益は増えたが、爆発的ではない。
中買い業者・問屋
・2023年末〜2024年春に安く買い占めた業者が高値で販売。
・先見の明と資金力で価格差益を獲得。
→2024年の「最大の勝者」。相場変動リスクを取りに行った層。
卸・量販店
・大手スーパーなどは消費者の反発を恐れ薄利で対応。
・中小やネット販売業者の中には高マージンで販売して儲けた例もあり。
→明暗分かれた層。
小売店
・値上げにより販売数量が減少。客離れや買い控えが発生。
・高価格帯のブランド米を扱う店舗は多少の恩恵も。
→全体としては苦戦。恩恵は限定的。
■ 結論:一番儲けたのは誰か?
→ 「中買い業者・問屋」
・価格が上がる前に大量に買い入れ、相場上昇とともに高値で販売。
・キャピタルゲイン型の利益構造で、最も米価騒動の恩恵を受けた。
■ なぜこの構造が生まれるのか?(日本の特殊事情)⇒本質は日本人の強欲ど性悪にある。
・米市場は自由競争ではなく、農協・行政・関係団体による規制が根強い。
・価格が実需ではなく「空気」や「将来不安」で上下しやすい。
・情報と決断のスピードがある業者が最も儲けやすい構造になっている。
・消費者の「買い溜め」「ブランド米志向」「メディア不安煽動」も背景にある。
◆何度も申し上げる、世の中には2通りの人間しか居ない。1,仕掛ける人間。2、仕掛けられる人間
・そして今回の米騒動も仕掛けた人間が馬鹿儲けして、仕掛けられた人間が大損したダケの話である。値上がり差額2000円÷5s×50s×1億2300万人=2兆4600億円(年間概算値)の大半が仕掛けた人間の利益となったダケの事である。