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米が4300円/5s・・そんな事で大騒ぎしている場合では無い

「無策ニッポン、金利という名の静かな地雷原を歩く」
静かなる崩壊は、ド派手な爆音ではなく、パチッという音とともに始まるのかもしれません。

先日、日本政府が40年債を売り出しました。つまり、「40年間、利息を払うからお金を貸してね」という国のお願いです。しかしその結果は――しょっぱいものでした。買い手の食いつきは鈍く、利回りは過去最高の3.1%台に跳ね上がり、「いやあ、いくらなんでも出しすぎでしょ」という声が市場を漂いました。あれ、金利が上がるってそんなにヤバいこと?と思ったあなた、ぜひ最後まで読んでください。なぜなら、日本という国はいま、地面のあちこちに金利という地雷を埋め込んでしまった状態で、しかもその上をよろよろと歩き始めてしまったのです。

さて、話を整理しましょう。

いま世界では、超長期の国債――つまり30年とか40年ものの借金――の金利がじわじわ上がっています。アメリカの30年債は5.1%、イギリスは5.5%、先進国で一番財政が健全なドイツでさえ3.1%。日本も例外ではありません。問題は、「金利上昇」そのものより、金利上昇を受け止める国の体力がもはや限界に近いという点です。

日本は今、世界でも類を見ない「借金高齢国家」です。少子高齢化が進むなか、現役世代がどんどん減る一方で、社会保障費は毎年2兆円ずつ増えていく。しかも、インフラの老朽化対策は「先送り」が国家戦略と化し、道路・橋・下水・防波堤などはガタがきている。追い打ちをかけるように南海トラフ地震や首都直下型地震といった災害のリスクも現実味を帯びてきました。

そんな中で金利が上がるというのは、火の車の家計に「ローン金利上げますね」という手紙が届くようなもの。笑ってしまうほど地獄絵図です。

では、なぜ金利が上がると困るのでしょうか?

@ 国の借金の利息が急増するから
A 民間企業が設備投資しづらくなり、経済が冷え込むから
B 銀行や保険会社の保有する国債が値下がりし、金融不安が広がるから
C そして、住宅ローン金利が上がり、若者のマイホーム夢が「現実」に破裂するから

このままでは、「少子高齢化・借金・金利上昇」という三位一体のトリプルアクセルで、日本は世界に先駆けて「静かなる国家破産」を演じかねません。当然、日本国、日本人への信頼はガタ落ちとなる事は確実、そうなれば金利高、円安、物価高、産業の空洞化(働く場所が無くなる)失業率爆増、社会保障費爆増・・

それらは無い所、無い人からは取り様が有りません、有る人、持っている人から月収の2割3割増に負担させる訳です、米が月額2000円増で大騒ぎしている場合でしょうかね!!!

そして驚くべきことに、その兆候が既に世界を揺らしているのです。

5月28日、まさに日本の40年債の入札が不調だった日に、米国債の金利まで連動して動きました。「日本が世界の金利上昇の震源地になるなんて」と、海外の債券トレーダーたちも驚きを隠しません。ふだんは米国債しか見ない投資家たちが「日本国債の動向に注目せざるをえない」などと言い出す始末。とうとう我が国は、世界の経済不安の輸出国になったのです。観光立国どころじゃありません。

では、政府はどうしているのか? ここでもまた、日本的お家芸「先送り」と「バラマキ選挙」です。

消費税減税をめぐる声が聞こえる一方で、国債は増え続けるばかり。金利上昇という警報音を無視して、火に油を注ぐかのように「減税だ!給付だ!未来より今が大事!」と声高に叫ぶ議員たち。まるで、今夜の飲み会の会費を、孫の名義でキャッシングするような狂気です。

日本の財政赤字は、すでにGDP比で260%を超えています。次のサイト2ページの左側の日本国の借金額は、一般政府(1,436)兆円となっています。この借金に金利が上がるのです・・電卓たたいてごらんなさい。
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf

これは、子供が「お小遣い前借りして100年分のガチャ引いたよ」って言ってるような状態。そして、その請求書が「金利上昇」というかたちでじわじわ返ってくる。しかも、そのツケを払う子どもは、もうこの国にはあまりいない。

この危機は、音を立てずに迫ってきます。今はまだ、金利3%? それがどうした?という空気が世間に漂っています。でも、国債の利払い費が年間10兆円を超えたあたりから、空気は一変するでしょう。「社会保障が維持できません」「公共インフラは修理できません」「学校と病院の数を減らします」――そんなニュースが、あたりまえのようにテレビから流れる未来が待っているのです。

結局、我々は問い直す必要があります。「この国の大人たちは、未来に対して誠実だったか?」と。

「財政再建」や「次世代のための改革」など、口ではいくらでも言える。でも、本当に大事なのは、逃げずに向き合う勇気ではないでしょうか。

世界が金利で揺れている今、日本だけが「ぬるま湯で溺死」しないように。もうそろそろ、「気づかなかった」では済まされないステージに入っているのですね。

家畜の餌並みの「小泉米」で大騒ぎしている様な場合では無いのですね!貴方にも判りますよね!!!