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今は”半年ひと昔”である

イーロンマスクの言動不一致!が深刻化している。大ウソつき、大ぼら吹き、でも2〜6年遅れでウソが現実となった今までがあるが・・この言葉の軽さ!、順法精神の希薄!や大言壮語!朝令暮改が平気!の魂がトランプ氏と共鳴したのだろう。

この魂(狂気)の共鳴が・・イーロンロケットを誤って逆噴射させたのが・・今の今の状態である。

この先BYDやAIディープシーク等々の技術力の急速進歩は確実にテスラの背中をキャッチアップする様になった。テスラよりドンドン魅力的な商品が充実し始めた。少なくとも中国市場でのテスラの販売減は確実な雲行きである。

蓄電池技術では、もうテスラの遥か先にCATLもBYDも行っている。ビークルの動力性能は勿論の事、サスペンション性能や車内の快適性はBYDやNIO等の方が遥かに勝る。唯一テスラが勝るのがBEVの走行時の電費性能はBYDよりテスラは2割程度低電費である。この1点のみである。

まさに時代は3年ひと昔、から1年ひと昔となり今は”半年ひと昔”である。

A. テスラの逆風と株価の下落
@ テスラの株価は2024年に一時500ドルに迫るも、2025年4月には約250ドルと半分に4月25日には284.95ドルと乱高下。 世界的なテスラ車ボイコット運動も株価低迷の一因に。

B. 販売台数の減少と予想下回る結果
@ 2025年Q1は33万6681台で、前期比32%減、前年同期比13%減。

C. イーロン・マスク氏への反感の広がり
@ マスク氏はかつて環境分野でリベラル派から高く評価されていた。
A しかし突然の真逆思想のトランプ支持と選挙資金の提供により、支持層が離反。
B 2025年3月の調査では、マスク氏に「好感を持つ」35%、「反感を持つ」53%。
C EV購入者の多くを占めるリベラル層との距離が拡大。私もその1人である、今の状態ではテスラ車は欲しいとは思わない。

D. 消費者の離反とロイヤルティの低下
@ カリフォルニア州ではModel 3が前年比で36%減。
A 米国で最も売れたEVはCybertruck(4万1051台)しかし当初100万台の予約が有ると公言していたが今は在庫の山で1万ドルの値引きをしても全く売れない。欠陥の多発も心配である。ホンダのPROLOGUEも3万3017台と急伸。
B EUでは2025年最初の2カ月でテスラの販売台数が49%減。一方でEU全体のEV販売は28%増。

E. マスク氏以外にもある「凋落」の要因
@ 中国メーカー(BYD、シャオミ、ファーウェー連合など)が台頭し、低価格EV市場を席巻中。

F. 政治的リスクと経営のゆらぎ
@ トランプ政権内でのマスク氏の立場が不安定に。政権離脱の可能性も報道。そもそも論としてマスク氏とトランプ氏の価値観は真逆!

G. テスラの今後の鍵となる選択肢
@ 「Model 2」「Model Q」と噂される小型・低価格EVの発売は先送りになった模様である。
A 既存モデルのモデルYを使った自動運転タクシーのテキサス導入計画(2025年6月予定)にも注目されるが規模は30台程度である。

B 2026年に発売すると公言したハンドルもペダルも無い2人乗りのサイバーキャブが本当にこんなに短期間で実現するかも・・根拠は闇の中・・限定地域の工場内等では試験走行はしているが未だに一般道路での多くの台数による試験走行はしていない様である。

H. 今後の:テスラの行方は
@ 「テスラ=マスク」というイメージは未だに根強く、マスク氏の影響力は今なお大きい。
PER⇒127.78倍(04/25)  PBR⇒12.57倍(04/25) この数字は明らかに”マスク教の信者”がテスラ株を買い上げている普通の経営者ではあり得ない異常な数値である。

ちなみにアルファベット(グーグル)はPER19.62倍(04/25) PBR 6.16倍(04/25)である。

A テスラには残された時間はあまり無いように思う!かつてのスティーブジョブズと同様にイーロン・マスク氏の全能感による狂気が心配である。

B ちなみに日本メーカーの多くは論外状態で、土俵にすら中国の現地メーカーの力を借りないと上がれない状態である。300万円前後の価格帯のBEVで中国のBYD等と同じ性能にすると日本メーカーは合弁提携先の開発力やサプライヤーを使っても約2〜3割程高額になる・・さてどうなる2026年!