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家を創る仕事はお客様の人生に最も影響力の大きな仕事

私は「家をつくる」仕事をしています。ただ家を建てるのではなく、そこに住む人が長きに渡り本当に心地よく暮らせる空間(生息環境+人間関係円満環境)を提供するために、もう45年以上、途方もない時間とコストをかけて日本人の暮らしや日本人の心を深く研究してきました。

日々のブログでは、日本人の課題や弱点についても正直に書いています。そのせいで、読んでいて不快に感じる方や、怒りを覚える方もいらっしゃるかもしれません。本当に申し訳なく思っています。

でも、それでも伝えたいのは「真実を見つめること」の大切さです。見たくない現実から目を背けていては、心からの満足や幸せな人生にはつながりません。だからこそ、私が長年の研究や経験から見えてきた「日本人が抱える心のクセ」について、お伝えしているのです。

たとえば、内閣府が2020年に行った調査があります。日本、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの4か国で、60歳以上の人に「友人がいるか」を尋ねたものです。その結果、日本の男性では約55%、女性でも約35%が「友人がいない」と答えました。一方、他の3か国では男女ともに「友人がいない」と答えた人は約15%ほど。日本だけが1割2割の差では無く数倍も突出して高いのです。

これは、表面的な付き合いはあっても、本当に心が通じ合う人間関係を築くのが難しいという現実を物語っています。その背景には、「共感力」や「利他心」、そして「EQ(心の知能指数)」の弱さがあります。この3つの力は、人とのつながりや幸福感に深く関係しています。

実際、2024年の「世界幸福度ランキング」で日本は51位。先進国の中でもかなり下位です。調査項目は下記の6つ

世界幸福度ランキングの6つの評価指標
@GDP(1人あたり国内総生産)物質的な豊かさや経済的な安定度を示す指標。

A社会的支援(Social support)困ったときに頼れる人がいるかどうかの社会的つながりの強さ。

B健康寿命(Healthy life expectancy)健康で長く生きられるかどうか。

C人生の選択の自由(Freedom to make life choices)人生において自由に選択できていると感じているか。

D寛容さ(Generosity)寄付など、他者への思いやりや利他性の程度。

E汚職の少なさ(Perceptions of corruption)政府やビジネスに対する信頼、汚職の少なさの認識。

しかも6つの調査項目の中のB健康寿命の長さを除けば、残り5の項目ダケのランキングでは90位〜100位台にまで下がってしまうという指摘もあります。

なぜ、こうなってしまうのでしょうか? その根底には、選別教育の中で育まれた「勝ち負け思考」や、「学ぶ事は苦しい事」「自己肯定感の低さ」があります。上に立てば傲慢(上級国民)に、落ちこぼれれば自己否定(下級国民)に分断されます。どちらにせよ、人と人との温かなつながりを持つことが難しくなってしまっているのです。

でも、私たちは変われます。

大切なのは、まずは快適環境(人は7割を家の中で生きる)に自分の身を置く事です。そして心は「足るを知り、利他の心を持ち、日々努力すること」。この足るを知る心が無い人の多くは経済的に行き詰まり心を壊す事がとても多いです。小さなことからでも、思いやりや感謝の心を育てていくことで、やがては「まぁまぁ幸せだったな」と思える人生に近づいていけると、私は信じています。

今の日本の間違った学びが日本人を確実に不幸にしています。常識を疑い「真なる学び」が不可欠と感じています。是非弊社のサイトを何度も何度も深堀して真なる学びのエッセンスを感じ取って欲しいと思います。