ニッサン”リーフの呪い”
世の中のトレンドであった電気自動車が中国と東南アジア以外では大減速である。テスラの株も今朝は大暴落・・ここ数日で約2割弱も下げている。自動運運転化もとても難しくて多くのメーカーが撤退や時期先延ばしをしている。
このブレイクスルーが出来た企業が・・今後世界で一人勝ちをする事になるだろう。
現状BEVの3年後の残価率は、リーフが約36%と激減しているのに対し、カローラスポーツ ハイブリッドは約70%と2倍近く高いリセールバリューを維持している。トヨタ製HV大人気時代である。
外車でも3年後の残価率ではBEVのベンツEQAは約55%と、GLA(ICE車)の63%からわずかに下回るものの大きな差はまだ少ない。しかし5年後となるとその差は2倍以上と広がり、7年後となるとEQA 0.25%、GLA34.38%の残価率はICE車が価値を認められ大差が付く。
電気自動車大人気のテスラ車のバッテリー寿命。アメリカ人の年間平均運転マイル数(約13,474マイル(約21,684キロ)に基づくと、テスラ車のバッテリーの寿命は30万0,000〜50万0,000マイル(約80万q)、つまり約21〜36年と考えられている・・日本人の場合はアメリカの約3倍60年〜90年相当にもなる。
日本人の年間走行距離平均は2023年6,791km!アメリカ人の年間走行距離の約1/3以下でBEVの経年劣化リスクは極少なのに日本は世界で一番BEVが売れていない国(1%超・アメリカの1/7、欧州の1/15、中国の1/25)である。下記で示す”リーフの呪い”がかけられたママである。
実録!現車でのテスラ車は25万7千キロ走っても、バッテリー劣化は10%以下!しかしバッテリー=劣化の不安が払拭不可能(ICE車メーカーの洗脳宣伝?)でリセールバリュウ―はICE車と比して2〜3割程度低い。テスラなどは販売後の数パーセントのバッテリー劣化を回復させる有料のOTA航続距離アップオプションなども用意をした(新車のバッテリー使用を最初は制限(90%程度)して、その後制限率を上げて新車時の航続距離を回復させる)
1年経過テスラ モデル3 RWDスタンダードレンジプラス新車約583万円、1年後約340万円、リセール約58%、テスラ モデル3 AWDパフォーマンスの3年後のリセールバリューは約46%その他のテスラ車は下記
1年経過モデルX100D約42%・・・・・・・・・定価高騰故の低位
3年経過モデルX パフォーマンス4WD約59%・・販売時の価格が低い
5年経過モデルX P100D 4WD約34%
7年経過モデルX 90D約40%
欧州のクルマの約半分がリース販売(リセールが悪いとリール料金が高くなる⇒選ばれない)、アメリカでも大手レンタカー会社HERTZ(ハーツ)がテスラのリセールバリューの低さを嫌いテスラ車をレンタカーから排除
この現実と実際のリセールバリュウ―の差を生み出している主原因はかつてのニッサンリーフの急速なバッテリー劣化に嫌気がさしたリーフオーナーの伝聞(3〜5年で走行距離が半分)が約10年余に渡り世界に浸透してしまった結果なのだろう。
2010〜2017年先代の日産 リーフC08モード航続距離は24Kwhが200km、30Kwhが228kmと売り出されたが、現在中古車価格激安(2011〜2014年モデルで約10〜15万円程度)、バッテリー寿命の不安。実際、初期型リーフだと10年余後の今だと満充電しても表示される航続距離で100km前後。60kmくらい走ったら、早くも「充電してください」と警告されてしまう。かといってバッテリー交換しようとしたら60万円コース。
中古車価格が安いということは、下取り価格も安い。かくして初期型リーフを買った人は、航続距離短くなった状態で我慢して近距離を乗り続けるか、車体は十分使えるのにも関わらず捨てたも同然の価格(1万円程度以下)で下取りに出すかの二択になった。
ICE車の2024年5月の平均リセールバリュー(車齢3年のICE車)は、BMWが61%、フォルクスワーゲンが57%、日産が56%、トヨタは61%、ホンダは65%。
しかし、2024年7月現在!中国の爆速技術発展で蓄電池寿命はリーフ時代の10倍以上(100万q)となった。車体やモーターの寿命より蓄電池寿命が同等又はそれ以上(中国メーカーダケ)となっている。蓄電池寿命の大幅改善の周知化とOTAアップデートの普及で今後BEVの経年によるリセールバリューの激落ちは徐々に回復する可能性大である。
「2024年版グローバル自動車業界見通し」を発表⇒2030年には世界の新車市場が1億台に達し、そのうちなんと3分の1をBEVを主流とした中国ブランドが占めると予測。
(1)新車販売台数は、中国が伸び米国と欧州の勢いは鈍化。
(2)価格競争激化で従来メーカーのの利益は減速傾向。
(3)新エネルギー車(NEV)2030年までに世界市場の半分、内燃機関車(ICE)は40%以下。
(4)世界的保護主義の台頭で、製造業の自国回避が加速化する。
中国車ブランドはEV大手のBYDを筆頭に世界で躍進をする。2024年の世界市場における中国車の割合が21%の見込みなのに対し、2030年には中国車の割合が33%を占めると予測(私個人としては中国車占有率はもっと伸びる可能性大)
トヨタの2030年にBEVの世界販売で年間350万台を目指す」トヨタマルチパスウェイ(全方位)戦略への持論を強調(私個人としては日本車のBEVは性能が低すぎて、こんなに売れない可能性大)。
★日本人、変化嫌いの、DNA・・マルチパスウェイ、叫びて亡ぶ リーダー選びが世界一不得手