第一原理思考・・で日本の最後の希望、自動車業界の未来を俯瞰して見よう!
第一原理思考・・で日本の最後の希望、自動車業界の未来を俯瞰して見よう!遅かれ早かれ地球沸騰化時代では、「グリーエネルギー+BEV化」⇒+MaaS化しか交通モビリティーの未来には解が無い。
「グリーエネルギー製造の水素等+ICE化」は大気汚染とエネルギー効率の高度化が解決不可能なので解にはならない!・・不動産屋のオヤジでも解る事が何故に大企業や政府には、山ほど居る東大卒に理解出来ないか?⇒サンクコストの呪縛と確証バイアスと忖度心の組織的自己保身故である。
83年前の戦争「ほぼ全ての上層部が理解して居た国力1/10以下の日本は確実に負ける」に突っ込んでいった真理と同じ!⇒「日本人の負のDNA」そのものである。
現在BEV製造している企業は山ほどあるが・・BEV製造で黒字化・・出来ているのはテスラとBYDのみ
今までの日本の自動車は、簡単に言えば「安くて壊れないの経済的」でのみ売れて来た。これからのビークルの価値を決めるのはハードからソフトへ確実に移行中・・「ソフト価値」・・で決まる。以下3つの主要因
★自動運転技術・・テスラの自動運転はブレインテックを活用した人工知能型である。他車は全て違う。最大の違いは自動運転を実用化するべき各種センサーの多さの差である。多い=コスト高、カメラのみの機器極少のテスラは現在このハードコストがオールドエコノミーメーカーの1/10以下である。そしてSDVのOTA割合が100%になる。テスラはECUが現在3個⇒1個へ・・他車は現在ECUは100〜150個(1億5000万行を超えるソースコード)、自動運転のOTAなどバグ(誤作動の死亡事故)が怖くて出来ない。
★地球沸騰化時代には「グリーンエネルギー+BEV」は避けては通れない解である。蓄電池価格が重要である。
★ハードの製造供給コスト問題・・工数をどれだけ減らすか、販売経費をどれだけ減らすか!である。これも直販テスラの1社勝ちである。テスラは現在発売予定のテスラモデル2(2.5万ドル予定)の製造コストをギガプレス等や製造方式を大チェンジ(工場その物全体が1つのロボット)して従来コストの1/2にするべく奮闘中である。テスラに追従可能なメーカーは蓄電池が自前製造のBYDのみだろう。
今迄の「BEV=高い」主因はリチウムイオン電池材料である炭酸リチウム、さらには三元正極の材料価格であるが、今は・コバルト・ニッケル・マンガンの(高価格金属)価格がほぼ2022年を境に大下落
世界におけるBEV/PHVの販売量は、2022年は1020万台(対前年比60%増、内訳BEV710万台、PHV310万台)。2023年は1360万台(対前年比31%増、内訳はBEV950万台、PHV410万台)BEV低迷と云われて居る2024年も2023年を上回ると推定(2023年の世界自動車総販売は8,980万台)BEV比率10.57%。
2022年以降EV(蓄電池)素材価格が急落する理由⇒蓄電池価格も大幅下落が確実に起きる
●世界的に供給量が増大
新たに世界中でリチウムの供給国の増大。炭酸リチウムの価格は、2022年のピーク時の約60万元/tから、2024年2月末時点でその1/6まで低下した。さらに、2024年の予測では、炭酸リチウムの供給量が約41万tに対し、需要は19万t余りに過ぎず、約20万tの供給過剰が見込まれている。
●技術進歩による高価格材料から激安材料への方向転換
三元系(NMC)から(LMFP)へ、電池の素材であるニッケル、マンガン、コバルトも、ほぼ2022年をピーク最大手のBYDでも三元系電池(NMC)を不採用。
またテスラは、LFP電池にマンガンを加えたリン酸マンガン鉄リチウム(LMFP)電池、LFP電池よりエネルギー密度を高めた電池が登場しており、三元系電池(NMC)の需要が減少。
●全く新しい代替え材料の蓄電池へ移行
リチウムイオン電池から新たなナトリウム電池が出現、大型のナトリウムイオン電池工場を建設開始、炭酸リチウムウエイト減少、価格の低迷。
すでにBYDでは、「ガソリン車よりも安い電気自動車」をキャッチフレーズに低価格化実現。中国では、BYD 2024年モデルにて「秦PLUS EV」が10万9800元(約225万円)から、PHV「秦PLUS DM-i」は7万9800元(約165万円)からである。これら激安BEVが日本の主要マーケットのアジアやグローバルサウスや欧州へ流れ込む!
残念ながら中国製のBEVのコスパと品質はテスラさえ凌駕して居て価格競争力はブッチギリ世界一が現在の現実である。欧州メーカーの高性能BEV価格の1/2〜1/3で同等の性能と品質を実現出来ている。
日本ではBEVはまだ販売台数が少なく価格が高い、そして肝心の性能が主要な世界で最も低い、中国メーカーを中心に一気に高性能+低価格戦略が始まった。このような流れについていけないと、すでに大遅れのEVシフト競争でも完全に取り残されてる。これから不可避のICE車のフェードアウトと共に日本の自動車業界もフェードアウトする運命となる。
★夕暮れの、日の沈みたる、速さとは・・あれよあれよと、群青の空