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国営放送の忖度MAX

2023年3月4日、5日に放送された「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」では、南海トラフ巨大地震の想定される被害と防災対策をドラマ・前編・後編とドキュメンタリーの2部(合計3番組)構成で描いていた。和歌山県南方沖を震源地とするマグニチュード8.9の巨大地震が発生し、大阪・梅田に津波が襲うシーンや救助や物資の支援が届かない地方の避難所の様子はリアルで、さらに巨大地震の後、時間差でプレート境界が半分ずつ動く「半割れ」が起こるリスクなども啓蒙。

しかし、一番大事な事を報道してはいなかった。映像はリアルっぽく作っていたけど、人間の震災時の行動や行政の対応や医療機関の対応や・・その後の日本社会の状況に付いてはかなりデタラメで有ったと思う。内容がハッピーエンドで意味がない。災害がハッピーエンドに成る事などあり得ない。

1,2013年時の被害想定より3割も被害想定が低くなっている理由?全く無し⇒役人の忖度低減
2,産業の回復がリアリティーが無い⇒産業の空洞化が全くスルー⇒最低10〜20年は立ち上がれない
3,病院などの機能不全がスルー・・トリアージもスルー
4,インフラの回復時期が殆どデタラメ・・・最低でも電気1〜2か月、水道2〜3か月、ガス3〜6カ月
5,あらゆる面で深掘りが全く無く・・・希望的観測の報道に終始⇒確実に政府に忖度をしている。
6,コンビナート火災や多発するであろう火災も全くスルー⇒避難所さえない状態もスルー
7,原発リスクもスルー・・活断層の上の伊方原発や太平洋に面した浜岡原発・・運転していなくても核燃料は中にそのまま存在しているのだから・・事故を起こせば福島原発と同じ事は起きえる。

8,大阪の家が無事なのに避難所に向かうと云う表現も全くダメ・家が無事で火災が迫っていなければ在宅非難が基本のキ・・避難所には7%程度の人しか入れない。

9,そして非難の際には、助かる為には・・見捨てる・・と云う事の一番大事な事を伝えてない。

10,そして大問題は東日本大震災はもう完全に終わって問題無し状態であるがごときのスルーである。まだ、全然その脅威は収束はしていない。この事例を出さずに何の意味が有るのか???何の災害啓発番組であるのか???また、東日本大震災は事前の政府の被害想定をはるかに超えた事もスルー、ハザードマップを信じた余りに被害が極大に拡大した事もスルー

東日本大震災の翌日、2011年3月12日には東京電力福島第一原発1号機原子炉建屋で水素爆発が起きている。死者・行方不明者のほとんどは津波の被害者だが、福島原発事故によって県民を中心に故郷や財産、そして漁業や畜産農家などは風評被害で職を失うなどいまだに苦しんでいる人が大勢いる。

想定震源域にある愛媛県西宇和郡伊方町には再稼働中の「伊方原子力発電所3号機」がある。防災ハザードマップ上の南海トラフ地震の被害想定は最大震度6強、最大津波高21mだ。また、南海トラフ地震の後、「半割れ」が起これば愛知や静岡、三重で震度7の東南海地震が想定される。現在は稼働していないが、静岡県御前崎市の予想震源域に「浜岡原発」があるが核燃料はそのまま⇒冷却が出来なくなれば爆発、ドラマやドキュメンタリーでは「原発」リスクに言及無し⇒現政権の原発稼働に忖度。

11,そして・・・一番大事な・・・首都直下地震や各地の活断層型地震が同時期に多発する可能性にも全くのスルーであり、その複合被害の状況に付いても全くスルーである。

★デタラメの、国を襲うは、確実な・・・地獄の街を、リアル地獄に!   生き延びる覚悟!不可欠