今の今!危機のド真ん中!
半導体製造は大きく1,ファブレス 2,ファウンドリ 3,OSATの3の分業となっている。
1,設計だけを行う半導体メーカーをファブレス。代表的なファブレスとして、スマートフォン向け半導体設計で世界で9割のシェアのアーム、iPhoneを販売している米アップル。アップルはiPhone用プロセッサを設計し、前工程と後工程を台湾のTSMCに生産委託。
2,前工程では、直径8〜12インチのシリコンウエハ上に、半導体チップを同時に1000個程度つくり込む。ファブレスから生産委託を受け、前工程だけを行っている半導体メーカーをファウンドリと呼んでいる。代表的なファウンドリがTSMC
3,後工程では、シリコンウエハを薄化(グラインディング)し、個片化(ダイシング)し、樹脂などでパッケージングし、各種のテストを行う。後工程を専門に行っている半導体メーカーを、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly & Test)と呼んでいる
現代は、半導体なしには、仕事もできず、文化的な生活も不可能⇒人類の文明を半導体無しに維持することは不可能
トヨタ自動車など国内企業8社が共同出資し、「Rapidus」(ラピダス)を新設。「10年、20年近く後れの日本の最後のチャンスだ」⇒ラピダス社長談
回路幅別半導体の製造シェア⇒回路幅が小さい程高性能であり省電力
台湾 米国 中国 韓国 欧州 日本 その他
1,10ナノ以下 92% 0% 0% 8% 0% 0%
2,10〜22ナノ 28% 43% 3% 5% 13% 0%
3,28〜45ナノ 47% 7% 18% 8% 4% 5%
4,45ナノ超 31% 10% 25% 10% 7% 13%
1.5〜3ナノの次世代半導体は、自動運転や人工知能(AI)などの分野で不可欠とされ、回路幅を微細化するほど性能が高い。現在、3ナノメートル(ナノは10億分の1)まで量産化が進んでおり、台湾、韓国、米国が先行。日本が製造しているのは40ナノにとどまる。上記3,4,は自動車用の汎用品
1988年の日本メーカーの売上高世界シェアは5割。しかし、日米半導体協定の影響や米韓など海外勢の台頭でシェアを奪われ、2019年には1割まで低下⇒日本は政府主導でエルピーダメモリ―などを創るが大失敗の倒産
さらに深刻なのは半導体の製造がドライエッチング装置用の冷媒不足で2026年に止まるかもしれないリスクが発現⇒そうなれば「2027年までに2nmのロジック半導体を量産する」と言っている日本のラピダスも、その目標は実現不可能⇒そもそも世界最先端の技術を持つTMSCの経営者に日本人はあまり好かれては居ないと推定される⇒技術供与の可能性は極めて低い
半導体の製造工程のドライエッチング装置用の冷媒で世界シェア80%を独占している米3M社が2025年末までに、その製造から撤退する予定、原因はドライエッチング装置用の冷媒は非常に安定な有機フッ化物であるPFASが公害問題を引き起こしている可能性が大⇒賠償を考えると製造リスクが大きすぎると判断
ドライエッチング装置のチラー用冷媒は循環使用、しかし少しずつリークするため、リークした量を補充⇒ドライエッチング装置の稼働のために、補充用のチラー用冷媒を安定的に調達する必要
業界団体も、政治家も、表では「半導体は戦略物資」だの、「半導体のサプライチェーの強靭化が重要」だの、「半導体は産業のコメならぬ産業の頭脳であり心臓」と云う割合には、日本半導体産業の冷媒不足の危機的事態に関心が薄い。
このままでは3年後の2025年末には、3M社はPFASの製造から撤退⇒半導体メーカー各社は存亡をかけて、代替冷媒を準備しなくてはならない⇒別の化学メーカーに公害の起きない新たな冷媒を開発させ、各方面に許認可を申請し、その上で予算を確保して化学プラントを建設する事が不可避⇒その為には3年間というのはあまりにも短い。
もう、半導体は完全に勝負あり、勝負が付いているのに悪あがきする日本人、とにかく日本人はリスクを取らずに問題を先送りにし続けて、明らかに負けが目の前に厳然と存在するのに、悪あがきをして傷をさらに深めてニッチモサッチモ行かなくなるまでバカを貫き通す愚、賢い負け方が出来ないアホーである。
どんなものにもキーテクノロジーやキーマンを始めとする要となるモノが存在する。そこが多くの場合ボトルネックとなり全体が上手く稼働しない事が多い。金出して買えばよいと云うのは平時の価値であり、波乱時や緊急時やアクシデントが起これば・・・この金出して買う・・と云う価値観は全く意味を持たない。
自動車からビークルへ・・・その移行期でも日本は成功体験に酔いしれたり、屁理屈を重ねて時(時代の流れ)を見誤った!!!バッテリーの殆どを中国企業に握られてしまい、半導体も外部依存でオールド商品さえその生産が思うように出来ない状態が延々と続いている。さらに、日本製のBEVは1〜2割も値上げなのに・・テスラは真逆の1割値下げ・・・この差は何で起きるかを日本人はよくよく考えなければ、この先の未来など無い。
中国の爆速成長のBYDなどは電池は100%内製、テスラも内製率がやたら高い企業である。充電インフラは自動車会社のやる事では無いなんて大見え切っているどこやらのボンボン氏とはやることが真逆、多くの高成長BEVメーカーは充電インフラも自社で利便性の良いところにガンガン設置を始めている。とりあえずデーラーの片隅なんて姑息な考えは少ない。
商売の基本、カスタマーファーストが実践出来ているが・・日本の大企業は俺様経営、客なんて搾取する対象にしか見て居ない。
同じ日本人として・・実に、実に、実に、悲しすぎる真実である。ふー、真実とは不快で不都合と云う原理原則がそのまま当てはまる。
衰退の、今の今さえ、拒絶して・・・大言壮語、反復の過去 反省無き民の日本人かな