問題認識力の欠落⇒間違った立脚点⇒衰退の連鎖
日本の衰退の本質的な大問題・・・それはあらゆる産業やあらゆる組織が多重下請け構造になって居る事・・もちろん大手の住宅メーカーで現場で仕事をする人は・・・４〜５重構造の末端の職人、私が実際に単価を聞いたら、「それで本当に出来るの？」と云うほど驚くほど安かった！
私自身が私の買うもので多重中抜きされたらイヤですから、私がお客様に提供する家は中抜きが一番少なくて（大企業しか扱わない商品も不可欠）一番バリューの高くなるような原価構成が出来る組織にしています。故に大企業にはなり得ません。
ピンハネが分かりやすい例がエアコンの取り付け費、私たちが直接施工職人が社員のエアコン工事屋さんに１台の取り付けを御願いすると１台当たり25000円〜35000円程度（人件費・部品代・技術代・工数を考えれば適正価格）、しかし、大手量販店の多重構造の末端で働く職人さんには・・取付現場の条件の良し悪し等の有無を言わせず１台当たり7000円程度・・その代わり１日当たり５〜１０台程度の発注がある。
安いは一つの価値ではあるが、現場条件の悪い場合は特に安ければそれなりの手抜き仕事になる。
インターネットプロバイダーの仕事も・・全部多重構造の末端の末端の職人が来るからトラブル多発である。我が家もとてつもない被害が出た。３度も失敗をし元請けの大メーカーにクレームを入れたら我が家がどれだけ困って居てもクレームさえマニュアル通り（２か月後の開通）にしかしない。イヤならやめろ（解約）ととても高飛車！
日本の劣化の根本は・・・金、金、金、金さえ儲かれば良い・・・と云う日本の大企業の企業哲学なのである。保険と一緒の考え方である一定の”事故率の顧客は容赦なく切り捨てる”という金儲けに不可欠の思考！この切り捨て原因の失敗は自社関連の組織がしても顧客を切り捨てる恐ろしさ！
マスゴミの多重構造もそれは、それは、恐ろしい程のピンハネ、実際に動いている人間は殆ど若年の派遣（テレ朝も経営者お気に入りのCPが権力を振りかざし派遣女性へのセクハラ問題を起こしている）
「報道も情報番組、スポーツ、バラエティーも全て、制作会社から派遣されるプロデューサー、ディレクターやＡＤらに制作を発注するシステム。
大手制作会社には、さらに孫請けの制作会社に発注し、人件費や制作費を中抜きして番組が制作されている。孫請け制作会社は、推定８割中抜きされた少ない制作費(推定２０％程度）では、おカネをかけて厳格なコロナ防止策を徹底できない。『３密は徹底的に避けよう！』と言えない雰囲気が充満」
この構図って、バカリンピッ苦の構図と全く同じ！！！ピンハネ、さらにピンハネ、さらにさらにピンハネ、さらにさらにさらにピンハネ・・・末端死ぬ程苦労（又は開き直り）ビジネスモデルである。
クオリティーから判断すれば日本の大企業の内製率は世界最低の内製率だと推定される。
末端は与えられた不可能に近い予算で・・・だまてん・・でやっちぇえと改ざんに次ぐ改ざんをする羽目に陥るのだろう。大企業の担当者も自分のオーダーの無理を承知しているので・・唯々諾々と改ざんに改ざんを上乗せする結果・・・日本の大企業の不祥事が連続発覚する事になる。
日本のあらゆる組織がピンハネ多重構造ビジネスモデルである。
日本の政府の政治手法も全く同じであり、実際の政策立案など末端の経験値の殆ど無い利口バカ小僧がネット検索して書いているのであろう・・それが何重もの上にそのまま上がり日本の政策となり・・・大問題を何時も起こして、政治家が失敗を認めずシラを切り続けている。
バカリンピッ苦の初めの頃の世界に恥をさらしたエンブレム盗用事件も・・全く同じ構図である。日本にはデザイナーと云う職種の人が存在しない事を証明してしまった。
そしてこの問題の本質には誰一人踏み込まない、やり直せば文句は無いだろう！！！でなぜか住ませてしまう日本人と云う体質・・組織として誰一人責任を取って居ない。
富士山の溶岩の流れ来る所に大規模な新たな街を作る決断をした人間が、日本で一番と云われている大企業の社長であるが・・・日本は全くの無風である。多くの人が確実に死ぬのに・・無風
全てファクトである。・・・これでも貴方は日本人は優秀だと思いますか？？？
これでも日本人はおもてなし精神の豊富なやさしい人種だと思いますか？？？
私は人間と呼称するには、とてつもなく大問題があり不適格な生き物と恐怖を感じています。
日本人と云う生きもの本質は・・・「今だけ、俺だけ、金だけ」・・・この３点が99.999％の生き物⇒これがファクトです。