日本の総面積の56.6倍の駐車場が世界には存在している
自立走行（自動運転）車の未来 ”商品”となるのか、それとも”サービス”となるのか？
オールドエコノミーの自動車企業は利益最大化の目的で2030年頃までに自律走行車を一般向けに直接販売することを目指している。これは、自家用車の超低稼働率問題の無視。一般的な所有者が車を利用する時間は全体の3％～5％ほどのみで、残りの97～95％は車庫か道路に駐車したままとなり膨大なスペースを無駄にしている。
今世界では約１５億台の自動車が走行して居る。実際に稼働しているのは多く見積もっても７５００万台・・駐車中の14億2500万台の占有スペースは出入りの通路まで含めると駐車場に車を1台停めるために必要な基本的な面積は15平米ですから・・1,4億25,00万0,000×15㎡÷3.3=6,4億77,24万2,727坪の土地が車の駐車以外に活用されていない事になります。
日本の国土面積が約1億1,433万坪ですから・・・日本の総面積の56.6倍の駐車場が世界には存在している事になります。
坪当たりの賃料を1ヶ月3000円/坪（ド田舎の貸店舗並）19,兆431,8億18,18万1,818円×１２か月233,兆181,8億18,18万1,816円が年間の損失となります。これに駐車場の工事代やら維持費を入れたらどんだけ無駄かが良く理解できます。
国土交通省によると、全国で年間に発生する渋滞損失は約38.1億時間。 1人あたり年間30時間の時間損失となり、経済損失は12兆円/7831万台
渋滞の経済損失は世界では142500万台÷7831万台×１２兆円≒218兆円
土地占有損失+渋滞損失を合計すると451兆円/年の損失と云う事に成ります。世界の全てのGDPが84,兆537,6億90,00万0,000＄×110円=9298兆円/年
車を所有からサービスとするだけで世界のGDPの約５％451兆円が年間節約できると云う事になる。もちろん、車の稼働率が１０倍になれば車も1/10で済む訳であるから・・個人も節約が可能になる。その反面、オールドエコノミーの収益は1/10になると云う事である。
車が走って居るとされる３％=年間走行約7,000キロ（田舎の多い人で５％）しかし走行のその５割は信号待ちや渋滞で止まって居るという事実である。
人々が自律走行車を購入するのであれば、サービスと対比した場合の価格メリットが出る必要がある。自動運転車に使われているセンサーや技術のコストは今後も下がり続けなければならない。
LiDAR（ライダー）センサーは、2015年には約7万5000ドル（約820万円）の「回るKFCバケット」注：（ケンタッキーフライドチキンでチキンを何ピースも注文すると、大きなバケツ型のバーレル容器）と呼ばれていたが、現在はサイズがソフトドリンク缶以下となり、価格も100ドル（約1万1000円）へと大幅に低下
ドローンのジャイロセンサーも6,000万円がたったの1000円になったような事が起きる。
渋滞を減らし路上の車を減らし、都市を歩行者や公共交通機関、マイクロモビリティの場所とすることで、生活の質を向上させる為には自律走行車を現在の個人所有型モデルではなく、サービスとして考え1台の稼働率を上げる事が必須。
1台の稼働率が３％から３０％に上がれば車は1/10で済む⇒渋滞も解消⇒目的地に早く着く
生産台数が少なくて済めばＣＯ２の排出量も激減する。
さらにコネクティドのビッグデーターで信号待ちをゼロにするルートをモビリティーが自動で選ぶ様になればさらに時間短縮が可能となりモビリティーの価値は上がる。
オールドエコノミーは車と云う物体に拘り価値を見つけて居るこれは目的と手段を取り違えたとても愚かすぎる経営である。車は安全で快適で経済的な移動が目的の物体である。
渋滞を解消しない経営なんてそもそもアホーの経営者のやる事である。交通事故死を減らし、この負の影響をどれだけ軽減するかと云う事もとても大きな経営課題なのに・・死者を弔うために拝むお寺を自前で造って喜んでいる程度の経営哲学のチープさでもある。
アップルカーが発売されたら瞬時に価値を失うオールドエコノミー
無駄を解消する事はビジネスの基本のキ・・・アップルはそこにいち早く気付いた企業
貴方はどう思いますか？？？・・・そもそも車なんて移動する手段が本来の価値
バリエーションは今の1/100で全くOK・・価格も1/5に当然なる。パソコンにウインドウズだけ、スマホにアンドロイドとアップル２つだけ・・ソフトECUも汎用化は確実、３つも有れば他に必要なし、それより電池革命、素材革命でドローンにAIが組み込まれれば・・・さらにビークルの必要はなくなる。
モータリゼーションなんて言って居ると・・・身を亡ぼすよ！！！・・・リスク高すぎ！！！
オワコンに、サラバ出来ぬは、恐ろしき・・・苦難引き寄せ、人生終わる