マイケルサンデル氏
貴方は好きな学者さんって居ますか?学ぶ事が好きになると好きな学者さんって出来るモノですよ。
私の好きな学者の一人にマイケルサンデル氏(ハーバード大教授)が居ます。彼が新著「実力も運のうち、能力主義は正義か?」の中で現代社会の分析をしています。その中の概略をご紹介します。
「大学などの高等教育が選別主義であり、すでに現代社会は階級社会となっていて成功者も競争社会の中で親(成功者)からの期待の重圧などで傷つき、精神的な不安を抱えて居る事が多い。日本も同じで過当な競争で敗者と勝者を分け、置き去りにされた人が怒りに苦しむだけで無く、成功者でさえ傷つくのが能力主義の代償である」
そしてマイケルサンデル氏は・・・すでに不平等は蔓延しており
多様な労働の尊厳を正しく取り戻す必要があると説いています。
まさしく私が何時も申し上げている様な・・・原理原則・・・原点への回帰が重要なのです。
世のなかは多様な人々の存在により機能しています。大自然も多様な生き物により成立して居ますし、人体でも多様な臓器により健康は維持されています。
人間社会も、その仕事も多様な仕事の価値を正しく判断できる教育が不可欠なのです。
”便利”と言われる事に今は過大な報酬が支払われています。しかし、不可欠な事には殆ど報酬が支払われてはいません。便利を得る事により失う価値は誰も見向きもしません。
道元禅師の教えの中にある(私の座右の銘)・・”覚知にまじわるは、証則にあらず”
注釈:「常日頃意識しているモノは実はそんなに大事なモノでは無く、日々意識しない、いて当たり前の人や、あって当たり前のモノや事こそ本当に大事なモノなのですよと云う教えです」
例えば・・空気や水、日々暮らせる仕事や家・・生きている今の今・・常日頃意識の外ではあるが無く成れば大変な事になる。
仕事も全く同じである。実は一番大事な仕事は・・・農業・漁業なのである。しかし、日本では一番不人気で一番報酬の少ない仕事である。
無くなったら人が生きて行く事が不可能な仕事こそ一番大事にリスペクトされなければ、原理原則には合致して居ない。しかし、今は全くそのような状態では無いので・・・
マイケルサンデル氏は・・・自分の勤務するハーバード大さえ批判的に書籍の中では記述をしている。
何故に・・そんな全員が傷つき苦しい社会になってしまったか???
これはキリストの教えにも背く・・・人はパンのみに生きるにあらず!!!現代人はどうやらパンだけを追い求め過ぎた様である。そしてその間違った教育や行動により人として一番大事なモノを見失ってしまった。
パンとは5欲(財欲・色欲・飲食欲・名誉欲(承認欲求)・睡眠欲の五つの欲望)そのモノである。人はパンが無ければ生きては行けないが・・・足るを知れば必要以上に求める意味は無い。
残念ながら日本人は間違った事を反省もせずに50年もやり続けて来た。その限界点が間もなく確実に来る。バブルの崩壊した30年前に気付くチャンスが有ったが放置されてしまった。13年前、10年前のリーマンショックや東日本大震災の時に気付くチャンスが有ったが、これも放置されてしまった。
そもそも論で言えば・・・75年前の焼け野原で気付くべきであった、実は焼け野原からの20年間は日本人は助け合い感謝し合い共助が機能していたのに・・・豊かになるにつれて忘れて元に戻ってしまった。
日本人が失ったモノそれは・・・”感謝”・・・である。
特にこの間違った行動を世界で一番やり続けている民族が日本人と言えるであろう。
原理原則は・・・不変でり、普遍である・・故に日本はさらに衰退し混沌が確実に訪れる。
今からその時に向けて気付いた人は準備を始めるべきである(ノアの方舟)断捨離すべきは
バカリンピッ苦に代表するプロスポーツ、芸能界、エンターテイメント、ファッション、自動車、SNS、親友5人以外の全ての人間関係、くだらないマウンティングに要する全てのモノ・・これらは全て断捨離
そして日本人を卒業して地球人になる事である。全てのフィールドは世界全部、世界の中から豊潤で原理原則に叶う豊かな台地に種を植える事(投資)である。地球語の英語は不可欠である。世界の経済は英語で動いている。
もう一つ自分の脳みその中をキチンとアップグレードする為の真なる学びへの投資である。そして世界では当たり前のEQやHQやLQを育てるべきである。
貴君の健闘と行動のアップグレードを祈る。