賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ!
日本国民必読の書・・・なぜ必敗の戦争を始めたか・・・陸軍エリート将校反省会議・・・編・解説 半藤一利
この書籍はノンフィクションそのもの・・・当時の天皇や総理、東条英機、軍人の多くの言もなまななしく出てくる過去に起きた事実なのである。だらだらと戦争犯罪人(戦争を決断した当事者)に等しい人の言の羅列が延々と続くが故にかなりの読みにくい本でもあります。そして本のタイトルには”反省会議”とありますが・・・反省らしい言葉は出てきますが、読み終わった私の感想からすればこいつら殆ど反省などしていません。そんな反省などと云う感情は一ミリも伝わっては来ませんでした。
日本人ほど反省と云う言葉と縁遠い民族は居ない!!!人間の真なる進歩とは反省した分だけしか進歩しないのに悲しい事である。故に日本人はハツカネズミの様にぐるぐる、ぐるぐる・・・同じところを回り続け、そして定期的に大不幸の引き金を自ら引く民族の歴史を持っている。
そんなこと・・・知らん・・・現代に関係ない!という貴男の、貴女の声が聞こえてきそうです。しかし、確実にこの定期的な大不幸のサイクルは貴男の、貴女の人生にかなりの確率(99.9%)で起きそうです。あらゆる日本国の現代のあらゆる客観的データーがそれをエビデンスを持って裏付けて居ます。
それは78年前に、この恐ろしいほどの愚をやったエリート将校の言と、今の政治屋やエリート官僚の言がウリ二つである。全く同じなのである。
出来れば貴方にもこの読みにくすぎる本でありますが是非読んでもらいたい・・
賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ!!!この原理原則を知る意味でもお勧めします。しかし、私の様に活字の虫でも苦労した本ですから・・挫折者続出を懸念して本質の一部を下記に記します。
当時の戦争経済研究班の総意として参謀総長杉山元大将に具申した報告文に以下にあります。
「石油が全面禁輸で対英米戦となった場合、経済戦力の比は二十対一程度と判断されます。開戦後、最長にして二年間は備蓄戦力によって抗戦は何とか可能ですが、それ以後は、我が経済戦力はもはや耐える事は出来ません」
この報告を聞いた参謀総長杉山元大将は以下の様に述べています。
「よく、わかった。調査及び推論は完璧なものと私は思う。しかし、結論は国策に相反する。故に、この報告書はただちに焼却せよ」
国の軍の幹部も総理も・・・日本の国力が長期戦には耐えられない事、絶対に勝てない事を十分理解していた!!!それなのに戦争を始めた!
ひるがえって・・・上記を現代の日本に置き換えると・・・
国の軍も幹部も総理も・・・日本の天文学的な借金は長期的に増え続けてもはや耐えられない事、絶対に借金など返せない事を十分理解している!!!しかし、延々と借金を続ける選択をしている。それなのに莫大な金のかかる事ばかりを始めた!
原理原則は・・・絶対に不変であり普遍なのです。
現在のあなたは間違いなく原理原則に反しています。78年前の日本国民と全くおなじです。!!!
大反省をして学ぶ事を第一優先順位に早急にすべきです。それ以外に貴方の家族が助かる道はあり得ません。
グローバル化とは本当に恐ろしい事です。本当に優秀な人は国と云う概念が無くなるのです。クズだけが貧民窟としての近未来の日本に縛り付けられてしまうのです。悲しすぎる未来です。悲しすぎる日本国の歴史反復です。
真実とは不快なモノですね・・・ふー