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今どきの若者の嗜好・・・思考?・・・指向

某お客様が弊社と他社を比較して・・・よりデザインを優先させたいと希望され・・・某デザインHMで建設をされました。たまたま、その建築物の前を通りかかり・・・私は絶句しました。それは・・・

洗濯干し場が無い・・・しょうがないので勝手口の庇の下、幅約1mの所に家族の洗濯物が干してありました。当然、ベランダなどと云うものははなから付いて居ません。お布団も干すことは全く考えられてはいません。そして最悪は・・・南側の窓が・・・本当にちっちゃいのです。西側にはそれなりの窓は付いて居るのですが西側の空き地には当然・・・近々、家が建つでしょう。そうすると・・・1年中日のささない薄暗がりの家となります。

せっかく弊社が苦労をして南道路の土地をお世話して差し上げたのに・・・南道路の土地の意味が全くない設計がされていました。ふー

そして屋根も最悪・・・雨が降ればバタバタと大きな雨音がする・・・勾配が殆ど無い鉄板屋根です。そして窓もデザインを優先させ当然シャッターなどついて居ませんので・・・防犯上、自然災害上も最悪です。

そんな家でも・・・満足できる若者の・・・人間そのものの多様性・・・不思議すぎる光景を見てしまいました。そしてそのすぐそばには・・・これまた今どきの激安賃貸ハウスが建っていました。その激安ハウスとほぼ同じデザインです。ふー・・・何のための注文住宅なのか???意味不明です。

隣地には弊社の建設した家が建っています。・・・その存在感の差たるや・・・歴然です。10年たったら・・・掘っ立て小屋と威風堂々住宅の差となっているでしょう。

デザインは・・・時の洗礼を100%受けるのです。今はやりのデザインは100%陳腐化するのです。

腰の曲がった80歳のオヤジが・・・パープルやグリーンのワイドパンツとプルオーバーシャツで・・・そこらをうろうろしていたら・・・ふろうしゃに間違われてしまいます。それと同じことが・・・家でも起き得ます。

特に60年以上住まい続ける家は・・・時の洗礼に耐えうるデザインを選択しないと・・・住んで居る住人まで軽いパーな人間と思われてしまいます。

時の経過とともにその存在感をますます増すデザインと・・・陳腐化するデザインを見分ける為に・・・歴史を検証しましょう。100年前の建物でも・・・今現在!存在感や美しさを強く放つデザインも現実に在るのです。

やっぱ・・・学ばない人は・・・人間そのものも時の風化を受けてしまうようです。私も学び続けて40年・・・それでも毎日、毎日、学び続けて居ます。生きる事は学ぶ事です。

ただ、飯を食い、くそをして、テレビを見て、ねっとをのぞくだけを生きているとは言いません。

生きるとは・・・100%の弾ける様な笑顔と・・・涙がとどめなく出てしまう感動と・・・祈る様な感謝が無ければ生きているとは言いません。この人間しか持っていない感謝、感動が毎日、毎日、無い・・・ただ、物調ずらで不満ばかりの、ただ呼吸をしているだけの人は・・・ただの・・・死に待ち人・・・です。

劣化国家日本では・・・70歳オーバーの死に待ち人はちまたに山ほどゴロゴロしていますが・・・最近、特に30代の死に待ち人も・・・何と多い事かと憂いています。