« さすがの私も・・・疲れたかも? | メイン | 多くのお客様と・・・真剣なお打合せ・・・完了 »

プリンシプルを無視し始めたエリート層

大雨が降っています、川が氾濫しそうです。しかし、この雨・・・実はこれからは普通に何時でも降る可能性が濃厚な大雨です。大雨の上の呼称も必要です。小雨、雨、大雨、激雨、猛雨、極雨・・・なんてね・・・

気象学的にはすでに5段階の呼び方があるようですが・・・ながったらしくて普通は使い勝手が超悪いですね・・・

大自然の激変の理由は・・・もう論ずるまでもありませんが地球の温暖化です。その温暖化は人間の必要以上の五欲の制御が効かない愚かさ故です。もう昔には戻れないなんて・・・誰が決めたのでしょうか???

私のそれなりの長い人生を振り返った時・・・モノと自分自身の幸せ度の比較をすれば・・・昔のモノを買った瞬間や使った時のの方が今よりはるかに充実していて幸せ度、満足度が高い様な気がします。

例えば・・・我が家に始めてきた小さな300CC16馬力程度の自家用車(トラックは戦後すぐからあった)のドライブは・・・とてもチープで小さな車でしたが・・・家族全員の笑顔にあふれる幸せな思い出がとても沢山、たくさん、有ります。昔の車は1時間走ると20分くらエンジンを冷やすために休憩するような車でした。最高速度も50キロくらいしか出なかった思い出があります。

私は思うのです。便利って必要以上には必要ない様な気がします。例えば車のパワーウインドウ・・・今どきパワーウインドウがついて居ないのはトヨタのランクル70のごく一部くらいなモノです。

私は軽四を始めとするほぼすべての車について居るパワーウインドなんてまった必要ないと思っています。手回しで十分だし、手回しの方が便利な時さえ多いと考えています。

今の車を見たとき・・・私はこの車を手放すまでに一度も使う事は無いだろうと思えるほどの・・・色々な装備がついて居ます。あまりにも無駄なものが山ほどついてそれにお金の支払いを求められる不思議な感覚

価値の変遷と云う大事な事をキチンと取捨選択をしないとどんどん、どんどん、ヘビーになり身動き取れなくなります。これはあらゆる人間の営みに共通する大切な事と思います。軽さが一番と私は何時も思っています。

例えば昔の家の屋根は台風等の強風で飛ばされないように屋根もその下地もとても重い材料で葺きあげました。しかし、今・・・技術革新で軽くても強風で飛ばないような材料や工法が当たり前の世となりました、それよりも上部を軽くすることで耐震性を上げる事がより重要と見なされる時代の変遷があります。

家も・・・昔々はお風呂さえほとんどの家には無かったのですから・・・お風呂が有るだけで豪邸でした。しかし今・・・どの家にもお風呂は有ります。昔は豪華な大理石や大判の外国製タイルでお風呂を作りました、しかし今・・・お風呂はお掃除のしやすさや保温性が重要とされるような家事労働軽減がより価値を持つ時代です。

価値の変遷・・・これは人間の持つスキルや人間そのものの存在価値にまで及んでいます。

昔は命を長らえる事にこそその一番の価値がありました、時代と共に必要以上を持つことが豊かとされる不思議な人間だけの価値が一番と云う時代を今、私たちは生きています。

家族も・・・構成する一人一人の価値より・・・一族としての価値、ご先祖様を始めとする・・・家・・・の価値が優先されてきましたが・・・今・・・個人、個人のそれぞれの自己満足の価値が最優先される時代となりました。

社会の価値も・・・部族として生き残る事に価値があり・・・一人一人の幸せの価値より全体としての価値の集合体が優先されてきました。

正義なんて・・・時の為政者が決めます。不変のものでは無いのです。正義を実現するために法と云うものを人間は考えだしました。つまり・・・法・・・なんてあんまり当てにならない一時しのぎと云う事になります。

じゃあ・・・現代社会の一番大切にされる価値・・・・個人、個人、一人一人の幸せ・・・と云う価値

その現代の価値が成り立つ条件とは・・・

1、基礎の部分・・・国家の存立・・・今日本はほとんどの人が気にも留めない・・ふー
2、骨組みの部分・・・生命活動を持続できる経済の持続性を導く優秀なリーダーの存在
3、屋根外壁の部分・・・大自然の脅威や暴漢等より家族を守る安全な防御機能
4、内装、仕上げの部分・・・より個性の尊重される・・・個人としての幸せ

しかし・・・今・・・日本はこの一番大事な1と2の条件が殆ど壊れつつあります、その事を平民や愚民は全く気にしていません。今、2のリーダーの使命感が大きく大きく変わりつつあるのです。

国家の存立で一番大事なのは・・・・・平民愚民に仕事を与え生命活動を維持できる事を可能とする一部のリーダーの存在です。これが今グローバル化の名のもと・・・どんどん、どんどん、よりリーダー個人の富と名誉の為に国外に流失をし始めています。

この魅力なき無思考国家には・・・お荷物であるカスしか残らないという・・・残念過ぎる未来が来るような気がします。

アイディンティティ−(人間存立の基礎)無き人間に・・・幸せなどあり得ないのですが・・・利口バカしか増殖させない現代教育のつけが・・・じわじわと真綿で首を絞める様に・・・私たちの近未来を蝕む・・・ふー

多様性なんて糞くらえ一強多弱・・・それがグローバル化の行きつく終着駅の様な気がします。

このような・・・一個人にとってはどうしようもない近未来の価値の変遷に対応できるのは・・・・過去に学び、過去の価値を見出し・・・時を輝かせる・・・真の人間回帰・・・しか無いのかも知れません。

人間と云う生き物は・・・どうも・・・あらゆるものに中毒症状を起こしてしまう生き物の様です。例えば有名どころでは麻薬、やたばこ・・・そして塩・・・それから幸せさえ中毒を起こしてしまうのです。もっと、もっと、もっと・・・際限なくもっと・・・です。

メタボや極デブも・・・激やせ人間も・・・満腹感と云う幸せ感に違いはありません。ただ、デブは胃袋が大きくて、痩せは胃袋が小さい・・・いっぱいになれば・・・満腹感は同じです。なぜにデブになるか???それは今日の満腹感には中毒、マヒが起きさらなる次の苦しいほどの満腹感を求めるからに他なりません。

これは私の経験から導き出された・・・原理原則です。体重84キロ当時の食事の幸せ感より今の60キロの時の食事の幸せ感の方がより良いと・・・学んだ今は思います。味の濃さも中毒になりますから・・・味がドンドン濃くなる・・・そして・・・病気になる

物事・・・中庸をもって旨とすべし

真の人間回帰・・・それが出来る人が人として心地よく感じる必要なモノが必要なだけある空間、一人一人が満足できる心の入れ物・・・それが・・・

感動住宅・・・私の目指す家創りです。