« どう生きるか? | メイン | わけがわからない・・・理解不能 »

デザイン・・・そして・・・もの・・・から・・・こと・・・へ

ものからことへ・・・と少し前からいわれていまして・・・最近、この”ものからこと”・・・が主原因とする世界同時低成長、もしくは不況・・・という事にほとんどの人が気付いていません。

貧しかった過去は・・・貧しかった若かりし頃は・・・目的が”もの”・・・正確には他人の持たないものの所有による差別化・・・でした。

世間的に高額な車の所有が今よりはるかにステイタスだった時代、私が初めて買った分不相応な車は・・・間違いなく走っている時間より車を磨いている時間の方が何倍も長かったと確定的に断言できます。

素敵な車を、ぴかぴかのまぶしい状態で所有することに・・・意味のほとんどがありました。笑い話の様ですが愚かな事実です。当時は車の外観は元よりボンネットの中から車の下回りまで洗車したりワックスがけをしていました。ひどい車オタクになると・・・車のエンジンは一度全部バラバラにしてすべての部品をメッキしているなんて恐ろしいオタクも居ました。ボンネットを開けると全部が金ぴかでまぶしいなんて人もいました。

人間はとにかく差別可的な自己実現、自己主張ができる目的が在り、その目的を求めてひたすら能動的に努力をすることに生きる喜びを感じる生き物の様です。・・・存在欲この欲が満たされることが人間という生き物には最高の快楽、快感となるようです。

たとえ5欲が満たされても・・・五欲の末に実現するべき存在欲が実現しない場合には・・・際限ない五欲の探求・・・際限ない物欲に走り続けるようです。

私の知り合いで最高に多くの車を自己所有している人は・・・一人で12台(車検をとり保険を付け走る車)を持っています。ふうつより少しだけ裕福な人ですが・・・とてつもなく大金持ちではありません。維持費を考えたら恐ろしい無駄なんですが・・・このとてつもなく多くの費用をかけてもこの所有者は車を眺めるのが幸せな時間なんですね・・・

今・・・普通の人は一人1台の所有ですが・・・その車の稼働率は5%前後と言われています。95%は車は走る道具ではなく・・・置物・・・なんですね(笑)職住接近歩いて3分、歩いて行ける所に生活のインフラの全てが在る、そんな便利なところに住まわせていただいている我が家では推定1%程度の稼働率と思います。

専業主婦の我が家の奥さんも・・・ネットスーパーで食品を買うことにチャレンジするとのことです。購入料金にかかわらず宅配料無料のチラシをみて決意した様です。そして・・・我が家の奥さんの購入希望第一優先商品は・・・床の雑巾がけロボットだそうです。最新のお掃除ロボットは今年買ったのに・・・さらに欲しくて、欲しくて・・・と・・・の事です。

普通に働けば・・・生命を維持するための食品は先進国ではすべての人に全く問題のない時代です。ありがたいことです。人類の長い歴史は、この生命維持の食料獲得競争の歴史その割合は99.999999999%でもあります。人は学び研究し科学技術を進歩させてきました・・・そして空気中から化学肥料の元となる窒素を取り出す技術を得て・・・単位面積当たり6倍の収穫量を得ることが出来るようになりました。

このことが人類が人口爆発(ここ100年で人類はイナゴのように爆発増殖)しても食料獲得を主原因とする戦争がなくなりました。今の戦争はイデオロギーの違いによる戦争のみになりました。

ここ20年で・・・科学技術はこれまた爆発的に進化し、地球空間にはものがあふれ、人類は人間さえ科学的に作り出す技術を得る様な時代です。そして今・・・人間しか持たない高度な思考(人工知能AI)さえ技術で生み出そうとしています。

産業の基幹たる"もの"・・・と人間の"心の満足"との関係を大きく変質させようとしています。

それが・・・"もの"から"こと"・・・の時代

そして・・・ことからくる有限の時の質の良否

そして・・・足るを知る・・・自己満足の山(行きつく先)の多様化と適正化・・・

簡単に言えばもう・・・地球にはものはほとんど必要としない、パンパンの袋の中にさらにモノを入れようとする愚

簡単に言えば・・・バイキングランチで・・・食べ過ぎてもう動けない状態

それでも食わせようとする為政者・・・愚かの極みですね

食べ過ぎてもう動けない状態には・・・実は真の心の満足(上質な時)などないことに人々は気付き始めたのです。

AI時代・・・人間の半分が産業の担い手としていらなくなる時代

あなたは・・・普通の人間が経済的価値を持たない時代に向かう覚悟と行動はできていますか???