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大企業は如何なる時も善?

大企業は如何なる時も善

東●ゴムに「第2の耐震偽装事件」の声

東●ゴム工業(本社・大●市)の免震ゴム性能偽装問題を受け、
国土交通省は20日、免震ゴムを製造する他の26社に対し、
同様の問題がないかの調査を指示した、と発表した。国交大
臣認定の不正取得や認定基準に満たない不良品の有無などを
4月20日までに文書で回答するよう求めている。
(朝日新聞デジタル)

わらっちゃう通達です。泥棒の疑いの有る被疑者自信に泥棒
をしたかどうか自分で自分の事を調査して報告しろ???

あんたあほぉ〜〜〜???

大企業は如何なる時も善、絶対に悪い事はしないと云う価値感
のもと国や県は大臣認定をしています。大企業は或る手続きで
自分の作る製品の認定を取ってしまえば・・・後は国の白紙委
任状をもらったと同じく、この性能のラベルを社内検査だけで
もらえる不思議

私達、中小工務店は莫大な認定費は払えないので一棟、一棟、
全て第三者機関に検査をしてこのお墨付きを頂いて居ます。

長期優良住宅でも性能保証住宅でもあらゆる認定は全て一棟
一棟検査に次ぐ検査をして合格の判断がされます。

行政の簡素化の名の下に国は認定制度を作り上げていますが
大手は基本的に丸投げですから、大手の言葉を信じるしか方法
が無いのが現実です。

しかし・・・大手の偽装や手違い?と云う性能不足は例を上げたら
きりが無いほど発覚をしています。

車メーカーではリコールが乱発されていますが、住宅メーカーで
リコールを自ら出した例は私の知る限り有りません、全てが内部
告発により耐震性の不足であったり、防火性能の不足であったり
その偽装が発覚をしています。

私が心配するのは、昨今の省エネ、省エネが連呼され建物創りの
歴史やワザや伝統、経験があまりにも無視されて、その見かけの
高性能がそれこそ型式認定と云う形で大手メーカーに一任されて
居る現実に大いなる未来の不幸の臭いを感じないでは居られません。

どこやらの国立大学の先生が机上で考えた歴史に裏打ちされていない
仕様が、同類のお役人により推奨仕様として決められていく。そして
時の検証や日本の高温多湿の風土を考える事無く作られ続けていく

建築基準表が出来てからの耐震性基準の過去の歴史を調べていて
本当に不思議に思います。震度7の地震が起きているのに一番最初
の基準は震度5強でOKの基準が決められたのです。現場の解らない
御用学者と国民の事を考えない自分に責任が及ばない事だけでOK
を出す役人によって・・・政治家などは殆どド素人集団ですから役人の
云うままが現在も行われている様な気がします。

法律的な保証はたった10年です。60年保たなければならない住宅が
主要構造部がたった10年の法的保証しか無いのです。もちろん、10年
ごとのメーカーに指定する定期メインテナンス工事をすれば保証の
延長は有りますが・・・この法外な定期メインテナンス費を払う必要
なぞキチンと作り正しく住めば全く発生はしないのです。

私は・・・日本の気候風土を無視し今の性能だけを追い求めていけば
住人が、高性能住宅には制限の多い高性能な住まい方を少し軽んじる
だけで、腐朽菌に内部を犯された第二のアスベスト事件が発生する
可能性が高いと危惧をしています。

お役所や行政が鳴り物入りで推奨した建材、アスベストの使用推奨
アスベスト事件、多くの方が肺がん、中皮腫等になりお亡くなりになり
ました。誰もこのアスベストを推奨した人は責任を取っていません。

時の経過、歴史の検証

私はこの事をとても大切に大切に思う設計士です。