意図的老朽化(計画的陳腐化(Planned obsolescence))
或る電気屋さんが、おばあさんに頼まれて節電の為に最新のLED照明器具を取り付けに行きました。そして古い白熱灯(まだ使えるモノ)を取り替えようと手をさしのべて電球の球にさわり電球を廻すとシュワシュワシュワと電球がつぶれたそうです。
おばあさんは・・・この白熱電球はかれこれ40年前のモノだとの事です。家を新築してから一度も取り替えたことが無いとの事で、殆ど毎日点灯させ40年の長きにわたりこの電球は光り続けた事になります。電気屋さんもビックリだそうです。
実は・・・この白熱電球=短寿命・・・と云うのは間違いです。
先頃NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー「シリーズ 消費社会はどこへ」と云う番組で電機業界の陰謀についてやっていました。
エジソンが1880年に世界で初めて白熱電球を発売した当初は、電球の寿命は1200時間ありました。
それから数十年の間もテクノロジーの進歩によって電球の寿命はどんどん伸びて、1900年代初頭には寿命は2000時間も超えていたと言われます
1925年頃、アメリカの白熱電灯の寿命は2500時間に達しようとしていたが、寿命が長いと電球の需要がなくなり成長を維持(市場が飽和して売上が無くなる)できなくなるという考え方から、メーカー各社が集まり上限稼働時間を1000時間と設定し、それに違反すると罰金を徴収するというシステムが作られた(ポイボス・カルテルの1000時間寿命委員会)。そのため大手メーカー各社は共通の利益目標の為に談合し、それぞれ悪くするための創意工夫を重ね、耐用時間を短くするためのイノベーション(意図的な老朽化)に邁進したという。そしてこのような習慣は、他の電器業界にも踏襲されて今でも有名所ではエプソンやキャノンのプリンター、もっとも新しい所ではアップルのiPodの電池の寿命=製品の寿命(電池交換出来ない製品)等々、大企業の常識となっているようです。エプソンの場合はわざわざ或る一定枚数プリンとすると壊れていないのにプリントを止めるプログラムが組み込まれていたとか!!!
そして修理に持ち込むと・・・この事実を告げずに・・・買い換えを促すセールスをする。又は意図的に高額な修理代の見積をする・・例えばタイマーをリセットするだけなのに・・・何万円なんてね?
何故か?最近の冷蔵庫、エアコン、家電製品は・・・不思議と10年を目処に壊れる?昔は20年も30年も寿命が有った様な気がします。車も最近のモノはチャンと10万キロで壊れるように出来ているようです。
これをしかける大企業はあなたたちが大好きな”ブランド企業”です。
買い換えが頻繁に出来る低額のモノなら意図的老朽化も新しいモノが使えるメリットが有るのでそれなりに良い面も有るかも知れませんが・・・・これが一生の内の最大の買い物”住宅”となると・・・空恐ろしい寒気がします。
現代住宅の住宅寿命は日本だけが西欧諸国の三分の1しか無いのが現実です。しかし、昔の住宅は平気で50年以上100年程度の寿命が有りました。なぜ?こんなに現代の日本は何千万円もする高額商品が寿命が短いか???
住宅も”意図的老朽化???”
某大手企業の30年保証、50年保証も・・・本質を良く見ると???のテクニックが練り込まれています。
(ブログでは言えません、是非実例をお話ししますのでご来店を下さい。ここで書き込むと又、内容証明の警告文や大手企業の顧問弁護士から訴訟をちらつかせた恫喝が有るかも?知れません)
特に最近、エネルギー問題を機に省エネ住宅の大キャンペーンです。高性能、高性能、高性能、大手企業の耳にタコが出来るセールストークです。そして日本の住宅は西欧特にドイツと比べると断熱性、気密性は10年以上遅れていると云ううたい文句、そして我が社(大企業)の住宅はドイツと同等の性能が有りますよ!!!
私に云わせればアホーです。ドイツはド寒い国です。日本は亜熱帯・・・超高温多湿です。日本でドイツと同じ住宅造って何も考えずに住んでいたら間違いなく・・・短期間で腐ります。
高性能住宅はその高性能が故のリスクを熟知して住まい方を日々の生活がどんなに不便でも高性能住宅に合わせる必要が有るのです。
そんな事、どの大企業もお客様に教えて居るという事を私は聞いたことも見たことも有りません。本質は意図的な老朽化が仕込まれているのに・・・”貴方の住まい方が悪いので短寿命になった”・・・
そんな言い訳が見ず知らずの何度も、何度も転勤等で代わった貴方の家のアフター担当者から聞こえてくるようです。
大企業・・・・・とても恐ろしい!金のためならなんでもかんでも有り???
(でもこの日本国民は大企業と云うだけで信用してしまうのだから?不思議?・??実に不思議)
某、国立大学の構造力学が専門の某教授が・・・世界的大手企業に設計を依頼されたとの事です。
”先生!10年で2割だけ壊れるように設計をして下さい”との依頼です。この設計がとても難しいとこぼしていました。10年で全く壊れないか?10年で全部壊れる設計は簡単だが!2割だけ壊れてくれと云う依頼は設計が本当に難しいと・・・云っていました。
注:弊社社員が直接この教授から企業名も、この意図的老朽化の依頼の話しも直接聞きました!
もちろん、弊社の哲学はこのような意図的老朽化とは対極に有る、”良いモノをお値打ちに末永く”ですからこのような意図的老朽化など考える事はしません。私達の業界は談合等々は大得意の業界ですから・・・信用なりません(笑)
この意図的老朽化を見破る知恵を是非、弊社に学びに来て欲しいと思います。
キッチンセミナー”エコ、スマートハウス”の講義でこのからくりをお話しをしています。もちろん、個人的なご来店希望をお聞かせ願えれば、ご希望されるテーマでレクチャーすることも可能です。
学ぶ事無しに”幸せに生きる”事が出来ない時代なのかも知れません。