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システムハウス?

システムと付くと・・・私達の建設業界ではシステムキッチンを思い起こします。しかし、日本のシステムキッチンは名前だけのシステムです。もともとは色々なメーカーが独自にキッチンのパーツ、パーツを研究製造してもお客様が自由に色々なメーカーのそれぞれの特徴を個別にチョイスしてもキチンと1つのキッチンとして組み上がる・・・そんな規格で諸外国、特にヨーロッパでは企画されたモノと聞き及びます。日本では、レンジや食洗機が色々なメーカーで選べる可能性が有るだけで殆どはメーカーの指定したモデルキッチンと成っていまいます。私もヨーロッパのキッチンを住宅に採用したことは数件程度ですが・・・日本では輸入商社や取扱店で規格を日本と同じようにパッケージ化しているので殆ど日本の選択肢と変わらないのが現実です。

その他、外国製の設備パーツ、特に機械モノや水栓などは修理に本当に困ります。パッキン1つで良いところを部品が無いからと言って総替えになることもたびたび経験しました。少々デザイン面では満足が行かなくても日本製が将来に於いてお財布には優しい選択となるようです。

さて、本題、システムハウスを真剣に考える時?昨今の住宅メーカーの住宅は私達の時代の”建築物”では無いのかも知れません。車と同じような1つの工業品?そんな気がします。

プレハブ系の大手ハウスメーカーの孫請けさんが嘆いていました。この会社には上棟式が無いそうです。もちろん、”たてまえ”と云う概念も全く無く、言葉として・・・”組み付け”・・・が有るだけだそうです。この職人さんが嘆いていました、なんだか?工事していても気が入らない????と・・・自分たち職人が長年培ってきた経験や技能や”感”は全く必要が無いとの事です。

必要なのは電動ドライバーとレンチとそれをネジやナットに持って行く力だけ

はっきり言って”誰でも出来る”との事でした。

時代の流れに逆らって成功した人が誰一人居ないのと同じように・・・新しいモノを否定するだけではダメでシステムハウス?の良い部分だけを逆利用しようとする発想が今時の家造りには求められて居るのかも知れません。

例えば・・・成人家族全員がキャンピングカー的なワンボックスの車(家の部屋)に乗り、それが敷地に集合すると”システムハウス”に早変わりする。お父さんのワンボックスにはリビング、お母さんのワンボックスにはキッチン、お姉ちゃんのワンボックスには子供部屋、弟のワンボックスには玄関・・・てな具合で・・・みんなが寄り添いワンボックスがドッキングするのは終末だけ

仕事も生活も全部を殆ど自分専用のワンボックスで行い、人間関係の必要な時だけそれぞれがドッキング?そんな時代が来るかも知れませんね・・・マジ東南アジアのボートピープルの様なモービルピープルが日本でも貧困層の間で始まっています。

近未来車は自動運転と成るでしょうから電池技術やソーラー発電技術、断熱技術、水処理技術、通信技術等々技術革新が今以上に進めば宇宙空間の宇宙船の様に案外モービルハウスも古来の癒しの家の知恵と合体出来れば快適かも知れませんね?

太古の時代の遊牧民の様に・・・自然と人間の巣の合体、目の前に広がる大自然そのものが家

ドラえもんの”どこでもドア”の様に・・・まきさんの”どこでもハウス”・・・そんな家が有っても良いかも知れませんね?(笑)