抜き打ち検査・・・・ビシリ!
昨日・・・・3階建て複合構造のHさんの現場に・・・抜き打ちの検査に行ってきました。
時折、私は現場に検査に行きます。(笑)
ずいぶんむかしでは、色々な問題点が有りました。あるときは65坪の大きな家の屋根瓦をふきあがった直後に私の検査ではNGとなり大規模なやりかえを命じたこともあります。
一見、見ると何の問題も無いように見えます。しかし、しかし、私の眼力ではNGでした。
瓦職人に仕事を中止させ、瓦屋さんの社長を呼びつけました。
やりかえを命じると・・・・この社長、この程度の問題でやりかえはひどいと私に食い下がりました。現場の外で怒鳴り合いです。
驚いたお施主さん・・・屋根のどこが悪いのか解りません。?????
お施主さん:社長、どこが問題かねぇ〜???綺麗に葺けて居ると思うけど・・・???
屋根瓦屋の社長に屋根の問題点を詳しく説明を致しました。そして後は屋根のプロの貴方が判断するようにとお願いをしました。
この時、私は万が一この屋根屋さんがプロの意地にかけてやりかえを心から真剣に思わないのなら弊社のクオリティーには役不足の会社と判断しようと思って居ました。
この屋根やさんにイヤイヤやり換えに応じさせても問題は解決しません。次に同じ過ちを犯す可能性が有るからです。そしてこの屋根やさん、弊社より大会社なんです。(笑)
私はこの屋根やさんの・・・こころ・・・を問題にしているのです。
お客様に取っては一生の大事業・・・その事が理解できているか???そこが問題です。
屋根屋さんの社長さん、しばらく考え込んだ後に・・・吹っ切れた様に・・・
”やりかえます。”・・・と笑顔でお返事を下さいました。
一時は目先の損得で迷われたかもしれませんが?そこは弊社がお仕事をお願いして居る、さすがプロです。プロとしてのプライドが笑顔に現れて居ました。
**********************
随分前置きが長くなりましたが・・・
Hさんの現場良くできていました。(笑)
仕事をして居た大工さん、笑顔で話しかけて来ました。
ここは、こうしてよりよくして於いたからね、ここは、図面の仕様より一段上のグレードにして於いたからね
ここは、この方法が一番良いと思うからこうして於いたからね・・・・ここは図面には無いけどこのように補強して於いたからね・・・
と・・・・次々に大工さん自身の頭で考えよりよい方法を選択して居ました。もちろん、その選択は私が見ても間違いでは有りませんでした。
現場は生き物なんです。細かなところは図面では表し切りません。その場の即断が必要な場合が有ります。現場監督も365日朝から晩まで付きっきりと云う訳には現実は行きません。
現場担当の大工さん、現場を愛しています。その思いがヒシヒシと私に伝わって来ました。
それは私がド厳しい事を一番知っている職人さん達です。私は厳しさを職人さん自身の心の中に求め続けます。そして私もその思いを持ち続けて頂ける職人さんにとても感謝しています。