« EVシフト最強のがん対策になる・・しかし”EVシフト大減速!” | メイン | 日本の住宅ローン危機への警告 »

EV大減速報道で大喜びの日本人の未来とは?

2026年3月5日のBYD・Dayでは、BYDが発表した第2世代「ブレードバッテリー(Blade Battery 2.0)」と、それに付随する異次元の充電インフラ戦略について発表しました。

中国企業の凄い所は・・発表!同時発売です。日本の様に2年先、3年先の実現予定などと云う発表は詐欺に当たると云う文化が色濃く有ります。

1. 第2世代ブレードバッテリーの衝撃的な性能

超高速充電: SOC 10%から70%までをわずか5分、80%までを6分、ほぼ満充電に近い97%までを9分以内で完了させることができます 。これはプレコンディショニングなどの事前にバッテリーを充電最適温度に温める事無く実現しています。

低温環境に強い: -20℃や-30℃といった極寒の環境下でも24時間放置しての、予熱なしでSOC 97%まで12分以内で充電可能です 。

即投入: この新バッテリーは発表と同時に、Sealion 06 EVやDenza Z9 GTなど6車種に搭載され、即日発売されました。

日本製の日本国内の電気自動車の充電スピードはSOC 10%から70%までを概ね30分、80%までを40分、ほぼ満充電に近い97%までを60分程度と成って居ます。中国国内でのBEVの5倍前後の時間を充電に要する不便極まり無い状態となってしまって居ます。

BYDの第2世代ブレードバッテリー(Blade Battery 2.0)の重量エネルギー密度は、セル単体で190 Wh/kg 〜 210 Wh/kgに達しています。

第1世代の初期モデルが140 Wh/kg、その後の改良版でも150 Wh/kg程度であったため、前世代と比較して約30%〜40%の向上を実現しています。

主な蓄電性能の特徴と詳細は以下の通りです。

密度の向上: 1kgあたり最大210 Wh/kgという数値は、安価で安全なLFP(リン酸鉄リチウム)系バッテリーとしては極めて高く、高価な三元系(NMC)バッテリーの中ニッケル層に匹敵する性能です。

新化学組成(LMFP)の採用: 従来のLFPにマンガンを加えたLMFP(リン酸鉄マンガンリチウム)を採用したことで、電圧プラットフォームを3.2Vから約3.8Vへと引き上げ、エネルギー密度の向上に貢献しています。

車両への影響: この密度向上により、同じバッテリー重量でも航続距離を30%〜40%の向上と、大幅に伸ばすことが可能となり、中国のCLTC基準で航続距離1,000kmを超えるモデル(Denza Z9 GTやYangwang U7など)も登場しています。

安全性を維持したまま、課題であったエネルギー密度を劇的に改善したことが、第2世代ブレードバッテリーの大きな技術的ポイントとなっています。

2. さらに世界最強クラスの「フラッシュ超急速充電器」も既に設置を開始しました。

異次元の出力: シングルガンで最大1500kW、デュアルガン方式ではシステム全体で2100kWという、テスラのV4チャージャーの3倍以上の出力を誇ります。

ユーザー体験の向上: ケーブルを吊り下げる方式を採用し、重いケーブルの取り回しを改善。また、プラグ&チャージにより決済の手間も省かれています。

大規模設置計画: 2026年末までに中国全土に2万基を設置する計画です。

日本での多くの急送充電装置の充電速度は未だに50kWが主流で、毎年の様に90kWへ移行、その次の年には150kWへ移行なんて愚かすぎる先読みが出来ない状態です。最新の民間充電プロバイダーがやっとの事で極少の200kW〜250kwなんて充電性能機をぽつ、ぽつ、と設置し始めた状態です。

以前から申し上げている様に日本の自動車メーカーの技術もやる気も中国メーカーとの遅れの差は開くばかりです。この日本のとてつもない劣後は時代感が読めない愚かすぎる日本のリーダー層の存在が原因です。

日本の自動車産業の技術レベルは中国車には全く勝てないレベルに迄劣化している以下の現実がある。

日本のICE車もBEVも、中国製に比べて、@動力性能・A価格・B操安性・C安全性(極大負け)・D乗り心地・E装備品・FAI自動運転・G環境性能・H空力性能・I耐久性・J室内空間・Kユーザーインターフェース・Lデザイン性・M電費・航続距離・維持費・N充電利便性・O保証(10年・30万q)Pブランド価値 Q成長性 R開発力 S開発スピード(日本メーカーの3倍以上速い)・・・

ことごとく日本車は、圧倒的な差で負けています。もう「全部負けオールスター」です。項目を挙げれば挙げるほど、日本車は全部の項目で負け続けています。しかも、その差は加速度的に広がりつつ有ります。

この”明確な負けの事実”を日本人が認め、今のリーダー全てを総取り換えして優秀なリーダーを世界中から招請しない限り、日本メーカーの進歩は無い(生き残りは無い!)

3. BYDの真の強み:垂直統合モデル

低コスト・短期間での設置: 充電器だけでなく、蓄電池や太陽光パネルまで自社で内製化しています。これにより、既存の電力網を大規模に拡張することなく、蓄電池を併設することで迅速に超急速充電スポットを設置できます。

ビジネスモデルの変革: ユーザー4人が共同で設置場所を提案できるシステムや、設置・運営の効率化により、充電インフラの「民主化」を目指しています。

4. 日本の未来は暗い!

これまで弱点とされていた電気自動車の「冬場の充電性能」や「充電速度」を完全に克服し、ガソリン車の給油にと、ほぼ同じ時間で充電が完了する体験を実現しています。私が日々ガソリンスタンドで給油をする時間は給油から会計まで済ます迄の時間は概ね15分前後を要しています。

BEVは圧倒的にシンプルで壊れにくく耐久性もICE車の2倍もあり、維持費も激安である。価格も既に中国ではICE車とほぼ同じレベル迄下がって居る。日本でもBYD車は日本のガソリン車とほぼ同じ値段で発売されている。

この技術革新は、中国市場に投入される日本メーカー(日産やトヨタなど)の新型EVにとって、非常に強力な脅威となると分析されています。

動画も見てくださいね!

https://youtu.be/SXNM4HF6lvo