AI自動運転時代は確実に到来する⇒揺れないクルマの価値は爆増
揺れないクルマと、遅れ続ける日本社会
最近のクルマは、どうやら人間よりも先に「悟り」を開き始めたらしい。約1年前に既に中国NIOのフラッグシップEV「ET9」は、揺れない。物理的に、ほとんど揺れない。シャンパンタワー5段をボンネット上にを積んだまま段差を越え、屋根の上でボールを転がしても倒れない。
人間なら膝を打ち、腰をさすり、文句の一つも言う場面で、クルマは涼しい顔をして姿勢を保つ。既に1/1000秒以下で道路を常時スキャンし、最適解を演算し、4輪を最適に制御をし、延々と最適化する時代である。超高性能ECUと高性能AI頭脳の時代である。
制御反応時間の1/1000秒以下は今後、超高性能ECUと高性能AI頭脳の性能向上と共に1/5000S⇒1/10000S⇒1/100000Sと成りそうだ!
この「揺れなさ」は根性論ではない。SkyRideと呼ばれるフルアクティブサスペンションが、各ホイールを1ミリ秒単位で制御し、路面の不条理をすべて引き受けてくれるからだ。
Q1ジャーナルの車両制御研究では、「高精度姿勢制御は自動運転時の安全性と快適性を同時に向上させる」と何度も示されている。要するに、人間が我慢してきた“揺れ”は、もはや技術的には不要なのだ。
多くのニューエコノミーメーカーは自動運転レベル4以上の室内空間、移動空間、移動時間の価値を上げるために”揺れない平安=好きな事が可能になる空間”の技術をドンドン磨き込んで居る。
一方で、日本社会はどうだろう。こちらは相変わらず、揺れる。将来像が揺れ、責任の所在が揺れ、議論は先送りで揺れ続ける。しかも不思議なことに、その揺れにすっかり慣れてしまった。これを学術的に言えば「正常性バイアス」、日本語に訳せば「まあ、今まで大丈夫だったし病」である。
クルマはもう人間を待っていない!自動運転の研究分野では、すでに2026年のレベル3は「通過点」、レベル4は2027年の「現実解」、レベル5は2029〜2030年の「技術的に視野に入った段階」と位置づけられている。
Q1論文では、ハンドルやペダルを前提としない設計思想が、人間の誤操作を根本から排除しうることが示されている。つまり「人が介入できないほうが安全」な局面が、すでに現実になりつつある。
ドイツ企業のZFがCESで発表した「AIロードセンス」は、その象徴だ。カメラ、LiDAR、シャシーセンサーを統合し、25メートル先の路面を2cm精度で予測する。雪か、泥か、砂利かをAIが判断し、ドライバーが考える前にクルマが最適解を選ぶ。人間が「今どのモードだっけ?」と悩んでいる間に、クルマはもう答えを出している。
ここでブラックジョークを一つ。もはやクルマのほうが空気を読むのが上手い。日本社会では「空気を読め」が美徳だが、クルマは読んだ空気を数値化し、最適制御に変換する。人間は読んだつもりで黙り込み、問題を温存する。
日本以外では技術は進み、議論にさえ参加できない技術皆無で議論だけが置き去りになる国
海外では、サスペンション、ブレーキ、ステアリングをソフトウェアで統合する「シャシー・バイ・ワイヤ」が当たり前の議論になっているこれは単なる快適装備ではない。自動運転社会のインフラそのものだ。
ところが日本では、新技術の話題が驚くほど表に出てこない。「安全性の検証が必要」「国民的合意が…」という便利な呪文が唱えられ、その間に世界は次の段階へ進む。Q2レベルの社会技術研究では、「技術の遅れそのものより、意思決定の遅れが最大のリスクになる」と警告されている。
それでも日本人は言う。「クルマ屋しか出来ないクルマを作る」「ドライバビリティーが重要だ!」「急がなくてもいい」「日本には日本のやり方がある」「日本車は凄い!凄い!・・・」と延々と熱く語る。
この言葉ほど、危険で、心地よく、そして無責任なものはない。なぜならAIは、日本の“様子見文化”を待ってくれないからだ。
揺れないクルマと、揺れ続ける覚悟のなさ!NIOやZFの技術が示しているのは、未来の快適さではない。
未来の覚悟の有無だ。
揺れないサスペンションとは、「不条理な外乱を人に押し付けない」という思想そのものだ。一方、日本社会はどうか。不条理を「仕方ない」で済ませ、誰もハンドルを握らず、ペダルも踏まず、ただ揺れに身を任せている。
既にテスラのFSD14.2(自動運転レベル2+++⇒限りなくレベル4に近い)では人間の運転の1/10以下の事故率と成って居る。実用化されたロボタクシー Waymo Driver でも事故率は1/10以下である。
アメリカでは現在無人のロボタクシーが数千台規模しか実用化されていないが、中国ではBaidu、WeRide、Pony.ai等々の無人ロボタクシーが数万台実用化済みである。方や日本ではWaymoやテスラの有人の試験運行が30台程度で始まったばかりである。日本企業は皆無どころか目途さえ全く無い状態
日本政府は無人ロボタクシー営業運用が始まっても従来のガソリン車の有人タクシーを無くさず併用すると宣言をしている・・とてつもないアホー共である。つまり、無人ロボタクシーの運賃を従来のタクシーと同じにする宣言をした事になる。トコトン、自滅民党支持のタクシー村の生き残りを画策している。
令和の米騒動・米暴騰問題の・・農林村・・・非効率温存と全く同じ非効率過ぎる決定である。その決定をする”右翼おばさん政権”の支持率が8割・・ふぅ〜〜〜
自動運転レベル5の世界では、「人が運転できること」自体がリスクになる。そのとき、日本はこう言うのだろうか。「やっぱり人の判断が大事だと思うんですよね」と。
その瞬間、日本は世界で最も高価で、最も非効率で、最も自己満足的な“手動国家”になる。
揺れないクルマは、既に完成していて、日本以外では当たり前の普及もうそこまで来ている。揺れているのは、私たちの覚悟だけだ。そしてこの国は、今日も進化を嫌い相変わらず安定している。悪い意味で。