« robocarとhumanoid時代の到来・クルマ屋はフェードアウト | メイン

AI-BEVの寿命がとうとう航続距離換算・500万q

人はノスタルジーに価値を置くようになるともう進歩はしない!そんなリーダーを選ぶとあらゆる組織も衰退は不可避である。君子豹変ス!サンクコストをバッサリ切れる人間しかリーダーに選んではダメ!

これからの時代に最も価値を持つものは、@AI⇒AGI⇒ASI Aグリーンエネルギー B蓄電池 C食料産業の4つ この4つとも日本は全くダメ、主要国最低!もっともアドバンテージが高いのが中国の様ですね!

なかでも特に重要な技術の1つが蓄電池・・!資源の全く無い日本にとっての安全保障上もとても大事なモノ!その中でも今は”ナトリュームイオン電池”が一番の注目!

簡単に言えば色々な機器の蓄電池(乾電池や自動車バッテリー等)を一生取り換えなくて済む電池がナトリュームイオン電池なのですよ!

今後発売されるAIロボタクシーやAIロボカーはソフト部分はOTAアップデートで何時も最新になり、蓄電池はほぼ永久(500万q)に使用可能となる事から、今のICE自動車より寿命は10〜20倍(130年〜260年)に伸びる事を可能とする。

BEVのインフラ化は確実に置きそうだ!・普通の人はタクシーにデザインなど求めない!ハード面でも各種センサーとECUを取り換え可能で設計すれば永遠に使える可能性も生まれて来る。

先のブログの【robocarとhumanoid時代の到来・クルマ屋はフェードアウト】は確実となりそうだね!困ったぞぉ〜〜〜これは2026年〜たった1年後から始まる大変化ですよ!まだ、マルチプッツンウェ〜〜を唱え続ける”日本人からしか儲けられない企業”はどうなちゃうのだろうね?、貴方はどう思いますか?

◆中国本土のCATL(公式発表)以下はCATLが2025年4月21日の公式発表で明示したNaxtra(ナクトラ)ナトリウムイオン電池に関する「性能・特性」の抜粋です乗用車向けナトリウムイオンNaxtra電池は、2025年12月から量産開始との発表(原文=CATL公式)。以下CATL公式発表の要約

A. 製品カテゴリと発表日
@ 発表:2025年4月21日に同社の Super Tech Day で公表。
A 製品ライン:Naxtra passenger EV Battery(乗用車向け)と Naxtra 24V(商用・重機向けスタート/ストップ用)。

B. 基本性能(主要数値)
@ エネルギー密度:175 Wh/kg(CATL が「世界のナトリウムイオンで最高」かつLFPと同等水準と表明)。
A 航続概念:Naxtra 搭載で1回充電での航続距離最大500 kmのレンジを想定する仕様を提示。
B サイクル寿命:10,000 回超を掲げている(長寿命を強調)。 航続距離換算・500万q

C. 低温・高温性能・可用性
@ 動作温度範囲:−40℃〜+70℃で動作可能と明記。
A 低温特性:−40℃でも残容量90%の可用電力を維持し、SOC(残量)10%の極低状態でも著しい出力劣化がないと説明。

D. 安全性に関する主張
@ 材料レベルで「燃焼を助長する要因を排除」したとし、従来の“受け身的防御”から「本質的(intrinsic)安全性」への突破を謳っている。
A (CATLは)ナトリウムの化学的安定性を強調し、車載や大規模貯蔵での安全性優位を示している。

E. 用途・展開の示唆
@ 乗用車向けの他、24Vの重機・商用車用スタート/ストップ電池を用意。
A 低温での利用、耐久性を活かしたグリッド・商用用途や小型・都市型EVへの適用を狙う設計思想。

F. その他(関連技術との組合せ)
@ CATL は「Freevoy Dual-Power」などのデュアル/マルチパワーアーキテクチャと組み合わせ、ナトリウム+他化学の複合構成を想定している(用途に応じて化学系を組み合わせる戦略)

G. 販売価格
@現時点(2025年)で最も信頼性がある範囲としては、「セルレベルで約 50〜100 USD/kWh」という見積もりが複数のソースで支持されています。

しかし、CATL や他の報道は、将来的には 10〜20 USD/kWh レベルまで低下する可能性を示唆しています。
蓄電池価格は100 USD/kWhを下回るとBEV価格はICE車価格を下回る事になります。今後、BEVの価格はICE車をドンドン下回る事になりそうですね!やがてICE車の半額程度迄数年以内には行く可能性も色濃いですよ!


◆一般知識◆⇒ナトリウムイオン電池とリチウムイオン電池:やさしい比較(2025年版)
A. 基本のちがい

@ リチウムイオン電池は「リチウム」を、ナトリウムイオン電池は「ナトリウム(塩の仲間)」を使います。
A ナトリウムは地殻の約2.6%を占め、リチウムの0.0017%より1529倍と圧倒的に豊富。
B つまり、リチウムを「貴重な金属」、ナトリウムを「どこにでもある塩」と考えると分かりやすいです。

B. 電気化学的性能

@ エネルギー密度は、リチウムイオンが優勢。
 ・LiFePO₄型リチウム:140〜210Wh/kg
 ・NMC型リチウム  :240〜350Wh/kg・・トヨタが必死の開発中の全個体電池が300Wh/kg程度
 ・ナトリウムイオン :70〜175Wh/kg
A サイクル寿命はナトリウムが健闘。
 ・LiFePO₄リチウム:3,000〜4,000回・現在最高性能は「耐用年数12年または走行距離100万q」
 ・NMCリチウム  :1,000〜2,000回・30万q走行後も8割以上の性能を維持
 ・ナトリウムイオン:4,000〜6,000〜10,000回・最大 航続距離換算・500万q
B 動作温度範囲はナトリウムが広く、−40℃〜+70℃でも安定。
C 充電速度もナトリウムがやや速く、寒冷地や高温環境でも性能を保ちやすい。

C. コスト構造

@ リチウムの原材料価格:1トンあたり約10,000〜11,000ドル。
 ナトリウムは600〜650ドルと約1/15以下。
A 現在の生産コストは、リチウム電池が80〜100ドル/kWh。
 ナトリウム電池はまだ同程度ですが、量産化で42ドル/kWhまで下がる見込み。
B ナトリウムは豊富で安定した供給が可能。
 リチウムは一部地域(南米・豪州・中国)に偏在し、価格変動リスクが高い。
C ナトリウム電池は危険物扱いされず、輸送コストも安いという隠れた利点があります。

D. 主な用途

@ リチウム電池:携帯・PC・EV(テスラなど)・産業機器など、高性能を求める分野で主流。
A ナトリウム電池:安価で安全なため、重さが問題にならない用途に有利。
 ・グリッドや家庭用の再エネ貯蔵(太陽光・風力の蓄電)
 ・データセンターや通信設備のバックアップ電源
 ・小型EVやシティカー(航続距離200km前後の車種で採用が進む)
B 中国では2024年にナトリウム電池搭載EV(Yiwei・JMEV)が量産開始。
C 今後は「リチウム+ナトリウム」のハイブリッド構成も増える見通し。

E. 安全性と環境影響

@ リチウム電池は可燃性の電解液を使うため、熱暴走や発火リスクあり。
 ナトリウム電池は化学的に安定しており、不燃性で安全。
A リチウム採掘では1トンあたり数万ガロンの水を使用。
 ナトリウム採掘はより簡単で環境負荷が低い。
B リチウム電池のリサイクルはコバルトなど有害物質を含むが、
 ナトリウム電池は塩・鉄・炭素系で毒性が少なく、再利用が容易。
C 現時点ではナトリウム電池のCO₂排出量がやや高いが、
 量産が進めばリチウムと同等かそれ以下になる見込み。

F. 戦略的な展望

@ いま世界市場を握るのはリチウム。CATL(中国)がシェア約35%で首位。
A しかし、ナトリウムは「第2の潮流」として台頭中。
B 「より安く、安全で、環境にやさしい」電池として、
 リチウムを補完し、電動化社会の裾野を広げる存在になりつつあります。

良いとこどりの未来が到来するかもね:
リチウムが「高性能で軽い主役」なら、ナトリウムは「庶民的で頼れる相棒」。
どちらも欠かせない存在であり、次のエネルギー時代は「競争」ではなく「共存」がキーワードです。

****************************
耳タコでお知らせしている!原理原則⇒時代に逆らい成功した人も組織も企業も国も歴史上存在しない。

今の日本の政治屋のゴタゴタを見て居れば日本に未来など有ろうハズも無いけどね・・ふぅ〜〜〜