”それをいっちゃあぁ〜お終ぇ〜よ!”!寒過ぎて・痛すぎて
「ガラパゴス温泉国家」からの脱出計画 ”〜唯一無二で飢え死にしないために〜”
世界が激しく変わっている今、日本の政治家や経済界のオジサマたちは、まるで「ガラパゴスの温泉宿」でぬくぬくと長風呂を楽しんでいるようです。何かと言えば「和の心」「おもてなし」「アニメはクールジャパン」などという昭和ノスタルジーに浸っては、現実を直視することを忘れている。気がつけば、国家戦略が「昔はよかった」になっていませんか?
世界GDP:105兆ドル前後(2024年推定)日本のGDPは約4兆ドル(世界シェアは3.8%)
いまの日本しか出来ないモノ“世界でも代替困難な分野”をかき集めると・・以下となります。
@ 半導体素材・製造装置の特定分野
A 高級和紙・伝統工芸品・刀剣・漆器など
B 寿司職人・日本料理・料亭文化
C 温泉旅館・おもてなし型観光業
D 精密工作機械・高機能ベアリング・刃物など
E その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・@〜E合計で世界GDPの約0.5〜0.6%程度
F 日本アニメ産業の独自性・・・たった0.02%程度。
上記全部合わせても日本独自の世界に向けての強みは全世界のGDPの0.62%!日本のGDPの世界シェアは3.8%・・その内0.62%(日本のGDPの16%)しか日本ダケでしか作れない価値と云う事になります。
しかし、これらを「日本は安泰」と語る材料にするには、数字が寂しすぎるのです。
日本のGDPは2024年推定で約4兆ドル、世界の中ではたった3.8%。その中で、上記のような「日本でしか作れない・提供できない価値」は、合計してもせいぜい全世界のGDPの0.62%にしかなりません。日本のGDPのうち、たった16%。残りの84%は“代替可能”、つまり「別に日本じゃなくてもいい」仕事で成り立っているわけです。
今までの日本製の84%は・・ただ、ただ、”安い”故に価値を持っているダケと云う事になります。この”安い”と云う価値は現在中国製の超高性能のAI-電気自動車が日本製の約半額で可能になっている現実からすれば永続性には赤信号が点き始めました。
「おもてなしで世界に勝つ!」と胸を張るその横で、BYDやシャオミのEVがトヨタを置き去りに疾走し、AIが広告デザインから論文執筆、さらには声優の声やアニメの動画まで生成し始めています。そう、あの“日本の誇り”であるアニメですら、いまやAIがストーリーを作り、絵を描き、声まであてる時代に入りつつあるのです。
でも、政治家の皆さんは「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」を選挙ポスターに添えれば若者票が取れるとでも思っているのか、現場のアニメーターが年収200万円以下で疲弊している現実には目を向けようとしない。アイドル化する声優たちと、ブラック化する制作会社。その裏で、生成AIはどんどん学習を進め、「週5で描く人間」より「秒5で描くAI」が支配的になる日はそう遠くありません。
「唯一無二がある」というのは、たしかに誇っていい。でも、それにあぐらをかいて、時代変化を無視して痛みを伴う変化の勇気と努力をサボった瞬間、それは“ただの遺物”に成り下がるのです。
たとえば、かつて世界を席巻した日本の家電。いま誰が日本製のスマホを使っていますか? いまや「価格」と「スピード」で勝る新興国の製品に押され、84%の日本製品は「日本でなくてもいい」現実にさらされています。
そんななか、国のリーダーたちが今もなお「ハイブリッドは日本のお家芸」などと15年前の履歴書で未来を語ろうとしているのだから、これはもう“廃村間近のガラパゴス温泉国家”と呼ぶしかありません。
もっと問題なのは、それを「戦略」と勘違いしている点です。日本が世界シェアの7〜9割を誇るフォトレジストやスパッタリングターゲット材料も、政治の成果ではなく、町工場や現場研究者たちの血と汗の結晶です。それに頼って「成長戦略」とは、子供用の三輪車でF1レースに挑むような話。せめて補助輪くらい外してから言ってください。
そして、「おもてなし」や「伝統文化」で勝負するなら、まずは国会答弁にホスピタリティと心からの真の議論を持ち込んでみてはいかがですか? 「おもてなし」は真心で示すものであって、今の日本人の様に金をもらったら示すモノではありません。「おもてなし」なんて言葉を言った時点で野暮なのです。
江戸時代の”粋”に生きた町人より劣ります・・・”それをいっちゃあぁ〜お終ぇ〜よ!”・・の無粋野郎ですね!今の日本人!
世界がいま最も評価するのは、「唯一無二」ではなく「変化できる力」。それは、どんな文化や技術よりも、未来に必要なスキルです。かつて日本がそうだったように、いまは中国やインド、東南アジアが世界を驚かせるサービスや技術をリープフロッグで次々と生み出している。もはや“ガラパゴスの孤島”で過去の勲章を磨いている余裕はないのです。
必要なのは、「日本にしかできないこと」を守るのではなく、「これから何を世界に提供できるか」を問い続ける姿勢です。アニメだって、AIとどう共創するかを真剣に考えないと、あっという間に“味のしない輸出品”になってしまう。
結論:「ガラパゴスを守るな、脱出せよ」
温泉につかるのは週末だけで十分です。国のリーダーたちは、せめてTシャツを着て、スタートアップの現場に修行にでも行ってみてください。パワポではなく、コードやプロトタイプで語れるようになってこそ、未来を開く扉が見えてくる。
いま必要なのは「過去の栄光」にすがることではなく、「未来の絶望」と向き合う勇気です。
でなければ、日本は“唯一無二の置いてけぼり国家”として、世界史にひっそり刻まれることになるでしょう。やれやれ。そろそろお気付き下さいよ!日本人の心そのものが”ド劣化”している野暮天だと云う事を・・!